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断捨離と軽井沢の夜

2025年11月13日

9月は、明らかに「過活動」。やることも、会う人も、動く場所も、とにかく多かった。
ようやく軽井沢の森に来たとき、やっと、心とからだが追いついてきた気がした。

この軽井沢での時間と、沖縄での断捨離や暮らしを振り返りながら、わたしたちが見つけた「人生に必要な5つのエッセンス」を、【問い】と一緒にまとめてみました。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.210 人生の断捨離の仕方
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 流れに乗ると、必要なものは向こうからやってくる

9月は予定が詰まっていて、頭も、心も、常にフル回転。

そんな状態から、軽井沢の森に入った瞬間、空気のやわらかさと一緒に、表情まで変わっていった。

レストランで次のお店を相談していたら、「フレンチは好きですか?」とシェフが突然現れて、ぴったりのお店を教えてくれる。

駐車場で「どうしよう、出られない」と慌てた直後に、隣の車の人がタイミングよく帰ってきて、スッと道が開いていく。

自分でなんとかしようと、頭でぐるぐるしているときには起きない流れが、ふっと力が抜けた瞬間にだけ、するすると動き出すことがある。

「流れに乗る」と決めた人のところへ、必要なタイミングで、必要な人や出来事がやってくる。

魔法の質問
・最近、「あ、流れに乗っているな」と感じた小さな出来事はありましたか?
・いま、頭でコントロールしようとして、余計に苦しくなっていることは何ですか?

2. 「どこにいるか」で、人生のリズムは変わる

軽井沢にいるときの時間の流れと、都会で過ごすときの時間の流れは、まったく違う。

同じ「1時間」でも、森の中では呼吸が深くなり、街の中では情報のスピードが早くなる。

沖縄でもそうだった。1週間、かなり動いていたはずなのに、自然の中にいるおかげで、最後までバランスを保って活動できた。

「場って、本当に大事だな」と、旅をするたびに思う。

でも、誰もがすぐに移住できるわけじゃない。だからこそ、いまいる場所の中で、自分を「どこに置くか」を選ぶことが、大きな鍵になる。

  • 見る動画を変える
  • 部屋の色合いやインテリアを少し変えてみる
  • 寝室だけでも、自分がほっとする「場」にしてみる

その小さな選択が、「自分の中心に戻れるかどうか」を左右していく。

場のエネルギーは、わたしたちの心とからだに、静かだけれど確実に影響している。

魔法の質問
あなたの「いまいる場」は、心とからだにどんな影響を与えていますか?

3. 断捨離は、人生の流れを変えるスイッチ

断捨離は「片づけ」ではなく、人生を動かす前の、大きなエネルギーシフトだと思っている。

なぜなら、古いエネルギーを完了させて、新しいものが入るスペースをつくる作業だから。

今の自分に合わなくなったものに触れるのは、意外なほど疲れる。今の自分に合わない場所や人に会うと、どっと疲れるのと、まったく同じ。

だからこそ、「何のために断捨離するのか」を決めてから始めることが大事になる。

沖縄でも、あることを「動かしたい」と意図して、合間に断捨離をした。「ここが動いたらいいな」と思っていたテーマがあって、そのためのスペースを空けるつもりで手を動かしたら、最終日に、その話が一気にうまく流れ始めた。

全部を一気に完璧にやらなくていい。「ここを動かしたい」と決めて、その周辺だけでもいい。ほんの一角を片づけるだけで、心にすっと余白が生まれることがある。

断捨離は、「何を捨てるか」ではなく、「どんな未来の流れを招き入れたいか」を決めるところから始まる。

魔法の質問
いま「ここが動いたらいいな」と感じている、人生のテーマは何ですか?

4. 「人生のスーツケース」に入れたいものだけで生きてみる

断捨離をするとき、わたしがいつも基準にしているのはただひとつ。

「今の自分と、ちょっと先の自分をイメージしたとき、その自分は、それをスーツケースに入れて旅に出るだろうか?」

これからの旅は、わたしのこれからの人生をつくっていく時間。そこに持っていくものは、未来のわたしを支えてくれるものだけでいい。

古いから捨てる、ではない。10年前のものでも、いまの自分と少し先の自分を気持ちよくしてくれるなら、スーツケースの中に居場所がある。

新しくても、無理やり押し込まない。「もったいないから」とか「いつか使うかも」でスーツケースに無理やり押し込むのは、どこかで旅の自由を奪ってしまう。

人生のスーツケースは、意外と小さい。だからこそ、「本当に持っていきたいもの」だけを選ぶ勇気が、これからの軽さと豊かさを決めていく。

「もったいない」ではなく、「その未来の自分、本当にそれを持っている?」で選んでみる。

魔法の質問
「本当はもう手放していい」と薄々感じているのに、持ち続けているものは何でしょう?

5. お風呂と舞茸鍋。からだがゆるむと、人生もゆるむ

軽井沢での暮らしで、あらためて「日本ってすごいな」と思ったことがある。

それは、お風呂にちゃんと浸かれること。湯船にゆっくり入る時間がある生活。「お風呂がない暮らし」から来ているからこそ、その違いがよくわかる。

湯気の立つお風呂に浸かって、からだの芯から温まると、心の緊張までほどけていく。

夜は、舞茸鍋。旬の食材を、シンプルに、おいしくいただく。大きなことをしなくても、心とからだをゆるめて整えるものが、この国にはいくつも用意されている。

流れに乗ることも、場を選ぶことも、断捨離も、未来のスーツケースも—— 結局は、「からだと心がちゃんとここにいる」状態を取り戻すための、いくつもの入り口なのかもしれない。

心を整える近道は、案外シンプル。湯に浸かり、食を味わい、「いまここ」のからだに戻ってくること。

魔法の質問
最近、「からだがちゃんとあたたまったな」と感じたのは、いつでしたか?

人生のエッセンスは、いつも「いま」の中にある

軽井沢の森で、沖縄の海で、そして、いつものリビングで。

わたしたちが出会ってきた「人生のエッセンス」は、特別な誰かだけが持っているものではなくて、誰の中にも、静かに息づいているものだと思う。

  • 流れに乗ること
  • 自分をどこに置くか選ぶこと
  • 意図をもって手放し、スペースを空けること
  • 未来の自分のスーツケースで選ぶこと
  • からだをあたため、日常の小さな豊かさを味わうこと

どれも「いまここ」で、少しだけ意識を向ければできることばかり。大きな変化を起こそうと力むより、今日の一日を、すこしだけ軽く・あたたかくする選択を重ねていく。

その積み重ねが、気づいたときには「流れに乗っている人生」になっているのかもしれません。

 

 

    

  

  

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Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 旅と暮らし, 手放し, 軽井沢, 断捨離, 流れに乗る

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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