目の前のことをしているだけでは、
本来進むべき道が見えなくなることがあります。
今自分がしていることが何につながっていくのか。
目標だと思っているものは、実は一つの通過点です。
それがわかれば、先の先のあるもの、
その価値に向けて進んでいくことができます。
遠くと近く、その両方を見られる目を持ちましょう。
1. 難しいことをシンプルに伝える
物事を「複雑に説明する」ことは簡単です。
思ったことや解説を、全部つけ加えればいいのですから。
伝えるほうはそれで安心しますが、受けとるほうは、複雑になればなるほど混乱します。
複雑なものをシンプルに解読しないと理解できないので、理解するのにとても時間がかかります。
逆に「難しいことをシンプルに伝える」のは、とても難しいものです。
シンプルにするとは、削ぎ落としていくことであり、勇気がないとできません。
2. 解説や条件は入れない
ぼくが最初の頃つくっていた質問もとても長かったのですが、
経験を積み重ねる毎にシンプルに短くなっていきました。
シンプルではない質問には、解説や条件が入るのです。
「もし、あなたが今の会社の社員ではなく、10年前に起業して、それが大成功して、いろんな苦難を乗り越えて、年収が2000万円になって、お金にゆとりができて、かつ家族も幸せで、子どもも好きな道を歩んでいたとしたら、あなたは何をしたいですか?」
これだと長すぎて、その意味を理解することに意識が向いて、肝心の質問の答えにたどり着きません。
実はこの質問で聞きたかったことは、これだけのことなのです。
「なんでも叶うとしたら、何をしたいですか?」
もし、質問が長くなるようならば「さらに短くするには何を削ぎ落とそうか?」と、考えてみましょう。
魔法の質問
何を削ぎ落としますか?
何を削ぎ落としますか?