今回のテーマは「責任は100%自分にある」です。
もしも自分に100%責任があるとしたら、
どう関わりますか?
例えば、ディズニーランドに行ったときに
掃除をしているキャスト(スタッフ)に道を尋ねると、
快く、丁寧に教えてくれます。
けっして
「ぼくの仕事は掃除をすることだから、
インフォメーションのスタッフに聞いてくれ」
とは言いません。
「お客さまが楽しめるかどうかの責任が
もし自分に100%の責任があるのだとしたら、
どんな行動をとるだろう?」
と考えているからこその行動です。
1. 相手のせいにしないスタンスから生まれる関わり方
「責任は100%自分にある」とは
「相手のせいにしない」ということでもあります。
相手が悪かったとしても、その責任が自分にあるとしたら、
どんな関わり方をすればいいでしょうか?
夫婦と子どもの3人家族がいるとしましょう。
お父さんの役割はお金を稼ぐこと、
お母さんの役割は家事をすることにしたとします。
ある日突然、相談なしにお父さんが会社をやめてきました。
さて、あなたがお母さんだとしたら、
あなたに何%の責任があるのでしょうか?
「わたしの仕事は家事だから、わたしの責任は0%よ」
と思う方もいるかもしれません。
でもお金を入れるという役割を果たせなくなったとき、
誰に何%の責任があるのでしょうか?
このマインドで言えば、
お母さんにも100%責任があると考えられるのです。
「役割は違うけれど、会社をやめた責任が私にもあるとしたら、
どんな関わり方をすればいいだろう?」
と考え、行動してみることが大切です。
2.自分ごととして関われるように、内側を整えよう
ただし、
自分が満たされていなかったり、
不安や恐怖を感じていたり、
イライラしたりしていたら
相手を変化させようと関わってしまいかねません。
相手のせいにするのは簡単です。
ですが、それは問題の解決を相手に任せた状態にすぎません。
自分が主体的に解決に関わるなら、自分ごとにしていきましょう。
相手のせいにして終わらせないために何を意識しますか?