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食文化

沖縄のハンバーガーが、いま面白い。重くないのに満たされる「日本人にしか作れない味」

2026年6月18日

「沖縄って、こんなにハンバーガー屋さんあったっけ?」
8ヶ月ぶりに帰ってきた沖縄で、ふたりして驚いたことのひとつが、これだった。

それも、昔ながらのファストフードじゃない。
1個2000円ほどの、素材にも発想にもこだわった、新しいスタイルのハンバーガー。

実際に食べてみたら、値段よりも驚いたのは「食べたあとの軽やかさ」だった。
ハンバーガーひとつから、日本の食文化と、体の声の話になった。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.237 沖縄で流行っているもの
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 生まれて初めて、爽やかな気持ちで食べたハンバーガー

この日わたしが食べたのは、レモンバジルチーズハンバーガー。
レモン風味のソースじゃない。皮ごと漬けたレモンが薄切りでたっぷり挟まっていて、ひと口ごとに鮮烈なレモンの香りが広がる。

ハンバーガーをこんなに爽やかな気持ちで食べたのは、生まれて初めてだった。

一緒に行った友達が選んだのは、アボカドバーガー。ただのアボカドにはせず、たくわんと、味噌とゴマのソースが合わせてある。今の季節にしか出会えない、シーズナルメニュー。そんな独創的なお店が、いま沖縄のあちこちに生まれている。

魔法の質問
最近、「生まれて初めて」の感覚に出会ったのはいつ?

2. 「安い食べ物」が「料理」に変わった瞬間

そういえば、と思い出話になった。
子どもの頃のハンバーガーは、「安くて、楽しみなもの」だった。

ミヒロくんの中でそれが「ちゃんとした料理」に変わったのは、初めてロサンゼルスに行ったとき。
オレンジカウンティのホテルのレストランで出てきたハンバーガーは、紛れもなく「お食事」で、その衝撃はいまも忘れられないらしい。

同じ食べ物でも、出会い方が変わると、まったく別のものになる。長年あたりまえだと思っていたイメージが、旅のひと皿でガラッと塗り替えられる。

そして今度は、日本のハンバーガーが、わたしたちのイメージを塗り替えようとしている。

魔法の質問
あなたの中で、イメージがガラッと変わった体験は何?

3. 重くないのに、満たされる。日本人にしか作れない味

海外で働く料理人さんから、こんな話を聞いたことがある。
「日本人は、世界でいちばん胃腸が弱い」
日本食が優しい味わいで、ほんのり甘みがあるのも、そう聞くと納得がいく。

海外のハンバーガーは、美味しいけれどソースが濃くて、お肉もがっつり。どうしてもヘビーになる。
でも、いま日本で生まれているハンバーガーは違う。

ボリュームも、ときめきもちゃんとあるのに、驚くほど軽い。
名古屋で食べた、アジフライにチェダーチーズと大葉を合わせたハンバーガーもそうだった。

アジフライのハンバーガーなんて、海外ではまず出会えない。
胃腸が弱いという「弱さ」があるからこそ生まれる、繊細さと調和。これは日本人にしか作れない味だと、ふたりで顔を見合わせた。

魔法の質問
あなたの「弱さ」から生まれた工夫は、何?

4. 苦いゴーヤが欲しくなるのは、体からのサイン

爽やかなハンバーガーの話をしていたら、もうひとつ、今回の沖縄で心に残っている味を思い出した。
ゴーヤチャンプルー。それも、しっかり苦いゴーヤの。

この季節は、苦いものが不思議と美味しい。

忙しい日が続くと、気が上がりやすくなって、エネルギーもたくさん使う。
そんなとき、苦みのある緑の野菜を食べると、すっと落ち着く。

「苦いものが食べたい」は、気候のせいだけじゃなくて、体が自分を整えようとしているサインなのかもしれない。
連日ノンストップで動いていても、体はちゃんと、いま必要なものを教えてくれている。

魔法の質問
いま、あなたの体は何を求めている?

まとめ

ハンバーガーひとつにも、独創的なアイデアと、日本人ならではの繊細な調和が詰まっている。
沖縄のカフェで流行りはじめた竹炭のブラックラテも、どの街でも出会う丁寧なラテアートも、きっと同じ。

「日本ってすごいな」と感じる景色は、日常のすぐそばにある。

そして、何を食べたいかは、体が教えてくれる。
爽やかなものにときめく日も、苦いものが沁みる日も、それはいまの自分を映す鏡。

今日のあなたは、何を食べたい気分だろう。
その答えの中に、いまのあなたに必要なものが隠れているかもしれない。

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 体の声, 食文化, ハンバーガー, ライフトラベラー, 沖縄, 暮らし

食べ方は生き方

2021年4月13日

今日のキーワードは#食です。

ここ数年でたどり着いた結論のひとつ

「食べ方は生き方」

です。

40歳になるまで
食への興味は人並み程度。

むしろ、
食べる時間がもったいなくて
サクッと食べれるもので
済ませていました。

ここだけの話、
あまりに食べずに、講演ばかりしていたので
ステージの上で、
フラフラになり、
記憶がなくなることも・・・

糖が足りてなかったんですね、
今振り返ると。

この意識が変わり始めたのは
パートナーのWAKANAと一緒になってから。

食べることが大好きで
そして大切にしているので、
ぼくも、食べることが楽しくなってきました。

また、
この話をすると、みんなに驚かれるのですが

夜ごはんを何にするか、
ほとんどの日、1時間かけて話し合います。

「何を食べたい?」
という話し合いではありません

「どんな時間にしたい?」
という対話です。

それによって
場所が決まり、時間帯が決まり、誰と食べるかも決まります。

ぼくたちにとって、
食事は、お腹を満たすためのものではなく
対話するための時間です。

そして、
食に対して変化したきっかけのもう一つは
世界各地にいって、そこの土地のものを
頂いたことです。

各地には、そこでしか味わえない
素晴らしい食文化があります。

食が
その土地を表す、そしてその土地を味わうのにふさわしいもの。

そうしていくうちに、
素晴らしいシェフたちに出会いました。

世界一の美食の街、サン・セバスティアンにいったことも、
大きいです。

美食の街といっても、高いわけではなく
むしろ日本よりだいぶ安く食べることができます。

シェフたちの創ったものは
食事ではなく作品。

その作品を見るために、体験するために
世界各地、日本各地に出向いていきます。

うちの父が料理人だったことも
要因かもしれませんが

料理人の方々の姿を見ると
泣きそうなくらい感動するのです。

ぼくたちは
食べ物でできていますが
自分がどんなものを食べたかによって
どんなエネルギーを発することができるか
が、決まってくると確信しています。

あー、今日は何を食べようかな。

魔法の質問
今日は、どんなエネルギーを取り入れますか?

Filed Under: ライフスタイル Tagged With: 対話, 場所, 食事, 食べ方, 時間帯, 食文化, 生き方

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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