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起業家育成の専門家

『才能や性格を活かし、独り勝ちをするビジネスを一緒に作る』鈴木 克彦さんインタビュー(2)

2019年12月10日

元々はバスケットボール日本代表選手。そこから指導者にはならず、『0(ゼロ)から始める起業家の最初の1千万をつくる専門家』に。

集客せずに自然に売れていく秘訣、人の素質、能力、強みやセンスを発掘し、その人らしさを輝かせる育成について伺いました。

これから起業を考えている方、今起業されている方に役立つヒントがたくさんの鈴木克彦さんインタビューです。
 

インタビュー後半は、自分を知ること、自分の活かし方について聞いています。

鈴木 克彦
生年月日による統計心理学 開発者
隠れた才能を見つけ出し最大の結果へ導く起業家育成の専門家
http://h-resource.net/hp/

  
▼インタビューは前半はこちら
『0(ゼロ)から始める起業家の最初の1千万をつくる専門家』鈴木克彦さんインタビュー

1. 元々バスケットの選手、今は自然に売れる起業家を育てる

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):マーケティングや仕事のやり方、あり方を教えていますが、そもそもは のっぽさんは何をされていたんですか?

鈴木 克彦さん(以下、のっぽさん):ぼくは元々バスケットの選手で、高校・大学・社会人では3チームに所属していました。

ミヒロ:バスケットの実績を聞いてもいいですか?

のっぽさん:中学は見事なまでに弱いチームで、地区大会1回戦を勝ったことが1回だけ。めちゃくちゃ弱かったんです。
そして、背が高かったので高校推薦をいくつかいただいて、その中でいちばん強いチームを選び、そこに飛び込んでいったんです。

国体やインターハイに一通り出させていただいて、高校生の時は日の丸を着けて日本代表をやっていました。

ミヒロ:日本代表??? すごい!!!高校の日本代表ですか?

のっぽさん:そうです。高校の日本代表チームに入ってました。

ミヒロ:大学もやっていたんですか?

のっぽさん:大学も4年間やりました。大学の時は優勝経験はないんですけど、
あ、関東のトーナメントではありましたけど、日本で優勝したことはないですね。3位が最高かな。

ミヒロ:全国で3位のチームだったんですか?

のっぽさん:そうです。

ミヒロ:社会人では?

のっぽさん:社会人でいちばん最初に入った熊谷組という会社で、日本一を2回経験させてもらって、それが初めての日本一ですね。

ミヒロ:のっぽさんのバスケットの話では、SMAPも出ていたCMに出たということがありましたよね・・・

のっぽさん:SUNTORYのBOSSですね(笑)バスケットで出ました。

ミヒロ:すごいですねぇ。
バスケットをやり、普通はそこからコーチになったりするんですか?

のっぽさん:そうです。ぼくは最終的にはコーチになりたかったんです。
高校・大学・社会人とコーチの人たちといて、コーチの仕方や考え方、そういうこともずっと勉強したんですよね。

ゆくゆくはバスケットのコーチになろうと思っていたんですが、時代はバブル崩壊で大変で、バスケットのチームはどんどんリストラで減っていき・・・

チームが減ると指導者は余るじゃないですか? そうするとぼくの順番は来ないな・・・と分かるわけですよね。

ミヒロ:不況のおかげで?

のっぽさん:そうです。それで普通に仕事を始めました。
いちばん始めは保険の研修生から始まったんですけど、バスケットの現役を続けながらチーム移籍をしてきた経験があるので、「どうやってこのチームメンバーと仲良くなるか?」、「どうやってモチベーションを上げるか?」は常にぼくの課題としてありましたね。

ミヒロ:新しいチームに入ると、そのチームの人たちと仲良くなるのは簡単なことじゃないんですか?

のっぽさん:ぼくらが入っていくと、試合に出れない人が増えていくわけですからね。

ミヒロ:あぁ、確かにそうですよね。ライバルみたいなものですよね。

のっぽさん:そうですそうです。その人達とどうやって早く関係をつくるか、結果を出していくのか、というのはプロでやっていく上で重要になってくるので、こちらがいかにコミュニケーションを取るかというのは、割と早くから勉強しましたね。

ミヒロ:コミュニケーションの取り方を勉強した?

のっぽさん:コミュニケーションの取り方と相手のモチベーションをどうやって上げるか、というのは常に考えていましたね。25歳くらいの時から考えていました。

ミヒロ:その結果、身につけたことは何かありますか?

のっぽさん:その時に心理学やいろんなことを勉強したんですけど、結局辿り着いたことは、生年月日の理論です。今もそれを仕事にしているんですけど、相手の生年月日を調べて、スポーツ選手って生年月日を隠せないので・・・

ミヒロ:そうなんですか?

のっぽさん:スポーツ新聞を見ると、選手の生年月日は公開されて載っています。嘘がつけないんですよね。

それを調べながら、コミュニケーションの取り方を変えていって、モチベーションを変えて、毎年毎年結果を出してきたということが現役の中でもありました。

その理論を使うこと、指導者になりたいとこれまで勉強したことが、たまたまバスケットの指導者にはなれなかったことで、「ビジネスで教えられることはないか?」と変化しました。
それが経営者向けのセミナーから始まり、個人向け、起業家向けに行き着きました。

ミヒロ:誕生日から、コミュニケーションや関わり方が分かるというのは、どういうことですか?

のっぽさん:分かりやすく言うと、相手の性格が分かります・・・生年月日と性格って繋がりやすいでしょ?

ミヒロ:よく占いもありますね。

のっぽさん:あの人、こういうタイプだよね?

ミヒロ:何座だからこうだよね?みたいな。

のっぽさん:そうそう。
それだけでは全く意味がないとぼくは思っていて、それを活用します。

この性格の人をやる気にさせるためにはどうしたらいいのか?ということをずっと研究し、そのテーマで経営者向けに、部下の育て方としてセミナーをやったりしていたんです。

今はそれを起業家向けに、「この人はこういう性格で、こういう才能を持っている可能性があるから、ここを伸ばして、世の中の役に立てることをやっていこう」とか、「あなたはこういうところに頭が働くと思うから、ここを突き詰めて考えて、自分だけのオリジナルのメソッドを作っていこう」とか・・・

才能や性格を上手に活かして、頭が働くところで独り勝ちをするようなビジネスを一緒に作っていることが、起業塾でも他の起業塾とは少し違うところかもしれません。

ミヒロ:まず、その人の性格や素質が分かるようになり、その人との関わり方も分かるようになり、その人自身がどんな人とどんな風に関わっていったらいいかも分かる。

それを元に指導したり、ビジネス的、起業的なアプローチもしているという感じですか?

のっぽさん:そうです。そうすると割と苦労せず、あまり集客をしなくても目の前の人たちとの関わり方で、少しずつ売れていきます。

ミヒロ:人って、分かってもらえたり、共感してくれる人に、心をゆるしていくと思うんですね。

のっぽさん:そうです。心を開いちゃうんです。

ミヒロ:それができちゃう?

のっぽさん:その人の役に立とうと思うから、売ってる感じはまったくないわけですよ。自然に売れちゃうんです。

ミヒロ:逆に言うと、その人が言ってほしいセリフというか、関わってほしい関わり方でやるから、何のストレスもなく契約したり、購入したりするわけなんですね?

のっぽさん:そうです。「あなたにお願いしたい」と言ってくれる確率が高く、仕事になることが早い感じがします。

ミヒロ:これ、みんな知れたらいいですよね。

のっぽさん:ぼくもそう思いますね。

ミヒロ:何か一緒にやれたらいいですね。

のっぽさん:ぜひぜひ。

ミヒロ:コミュニケーションも起業のこともそれぞれに教えていて、起業塾では、どちらも組み合わせて教えているということですか?

のっぽさん:そうです。

ミヒロ:その辺りがオリジナルですね。

のっぽさん:ただマーケティングを教えているだけじゃなくて、その人たちの才能を活かしたり、コミュニケーションを教えていきながら、少しずつ売れていくようになることが、他と違うところだと思いますね。

2. 能力や素質や才能はいっぱいあり、その中の1つを使うだけでも十分

ミヒロ:ちなみにぼくのタイプ・資質は、どういうものですか?

のっぽさん:大きなキーワードとして2つあると思って、1つは自然体、もう1つは本質にこだわるということ。

ミヒロ:これは誕生日を見て言っているわけで、ぼくの過去の言動から思っているわけじゃないんですよね?

のっぽさん:じゃないです。

ミヒロ:当たってる!!! 自然体と本質的。
ということはもう少し言うと、例えば、ぼくはどんなことが得意で、どんなことをしない方がいいんですかね?

のっぽさん:しない方がいいことは、その真逆のことでしょうね。
安易に人の言うことを真に受けて情報を安売りするとか。

例えば、「どこかに勉強しに行ってきたから、こういうことを教えてあげるよ」って世の中にたくさんあるじゃないですか?そういうことはミヒロさんには合わないんですよ。

ミヒロ:なるほど!

のっぽさん:教えは自分の性格に合わせて本質に沿ってやり、「この人が言っていることはこういうことなんだな」と自分で肚に落とさないと、基本的に人には言いたくない。

ミヒロ:確かに確かに。その通り、その通り(笑)

のっぽさん:すごく考えて、クリエイティブで、表現に売り込む感じがなくて、自然体でそれを話して人に伝えていける、ということがミヒロさんの強みだと思いますね。

ミヒロ:なるほどね。

のっぽさん:例えば、世の中には告知をするためのテンプレートっていっぱいあるわけですよ。それをどんなにミヒロさんが学んでも、自分の肚の中にあることを分かりやすく、ソフトに、自分の表現でするようになっちゃうから、ガチガチの告知文は書かないと思うし、書けないと思います。

ミヒロ:書けないんですよ。

のっぽさん:それはミヒロさんの性格なんですよ。

ミヒロ:へぇ〜。 技術が足りないとかじゃなくて、性格だと。

のっぽさん:性格です。ソフトで分かりやすく、すごく本質的ということが、ミヒロさんの仕事に共通していることじゃないかと思います。

ミヒロ:当たってるなぁ。 
今はぼくの強みですけど、読んでいる人も必ず強みというのはあるんですか?

のっぽさん:みんなありますね。ない人はいません。

ミヒロ:おぉ。それはみなさんには安心してほしいですね。

のっぽさん:極端な言い方をすると、性格の欠点ってあるじゃないですか。例えば頑固。頑固って一般的に欠点でしょ?でも、頑固という性格を仕事に活かすことはできるんですよ。

ミヒロ:ほぅ〜

のっぽさん:例えば、頑固だからこそ、商品のクオリティが良いとか。

ミヒロ:あぁ、なるほどね。

のっぽさん:自分の仕事にその性格を活かせたら、自分の持っているものは常に活かせますよね?欠点さえ才能になるし、長所がない人はいなくて、欠点さえ長所になるわけです。

ミヒロ:仕事に合わせるために、自分の性格を変えてはいけないわけですね?

のっぽさん:それは現実無理です!

ミヒロ:ですよね。

のっぽさん:本気でやればやるほど無理がでることは、やっている人は分かると思います。ミヒロさんの考え方に賛同しても、ミヒロさんのやり方はみんなできないんですよ。

ミヒロ:まぁ、そうでしょうね。

のっぽさん:ミヒロさんの性格だから、今のやり方が合っているわけで、ミヒロさんの考え方を理解した上で、自分の性格に合ったやり方を見つけられる人が成功していくんですね。

ミヒロ:データがないかもしれないんですけど、知りたいと思うのは、自分の強みがありますよね。自分の強みを自分で把握していない人は何%くらいいるんですか?

のっぽさん:99%です。

ミヒロ:ええ!本当ですか? ほとんどの人が自分の強みを知らない?

のっぽさん:知らないです。何故かというと、先程言ったことは、自分では当たり前と思っているんですよね。自分の性格だと思っている。

例えば、ミヒロさんの本質的なところだとか、自然体なところというのは、ちゃんと言葉にできている人たちも少ないし、言葉にできたとしても、昔からそうだから意外と自分ではそれが特別なことだと思っている人たちは少ないです。

自分の才能だと思っている人たちは少ないんですよ。ずっとそういう性格で生きてきているから。それが自分の特別な感覚だとか、能力だとか、センスだと思っている人は意外に少なくて、だから活かそうとしないんですね。

ミヒロ:ぼくのお客様や読者で、「自分の強みが分かりません」という人は多いんですけど、自分の頭で「自分の強みは何だろう?」と考えて生み出す、見つけるのは結構大変ですか?

のっぽさん:そういう見つけ方だと、なかなか見つけられないんじゃないですかね。

ミヒロ:見つからないんですよ。

のっぽさん:見つからないと思います。

ミヒロ:自分のことは自分では分からない感じなんですね。
なので、のっぽさんがやっているメソッドがすごく活用できるということなんですね。

のっぽさん:そうですね。
例えばぼくだと、誰かの生年月日を聞いて、「こういうタイプかもしれませんね」という答えが出るとしましょう。その中で当てはまっていることもあるし、当てはまっていないこともあるんですよ。

当てはまっているということは、どういうことかといいますと、ある意味、自覚があるということなんですね。自分の持っている能力に自覚がある、自覚しているということです。

自分の持っている能力を自覚し、意識し始めていくと、そこはどんどん伸びていくんです。でも、持っている能力が10や20はあるとしても、人は全部の能力を活かせるわけではなく、その中の1つか2つを活かせたら、自分の分野でスペシャリストになっていくんです。

1つか2つでいいんですよ。
自分の性格を活かせるところや、自分の頭が働くところを知っているということが大事なんです。

ミヒロ:能力や素質や才能は、実はいっぱいあって、その中の1つを使うだけでも十分ということなんですね?

めっちゃ知りたい!(笑)と、みなさんも思っていると思います。

のっぽさん:1つか2つ知っていれば十分だと思います。自分で一生懸命仕事をすればするほど、夢中になってやればやるほど、自分の性格通りにしか仕事はできなくて、「こうやった方がいいよ」、「ああやった方がいいよ」と言っても、結局、頭が働かないところは働かないんですよね。

自分の頭が働くところで徹底的に勝負するということが、いちばんの強みを活かすことになるわけですね。

ミヒロ:仮に、自分の持っている素質じゃないことに、例えば、1年間とか3年間 時間をかけて磨いても、無駄ではないかもしれないけれど、結局もったいないというか、無駄に近くなっちゃうということですか?

のっぽさん:経験したことは素晴らしいことだと思うのですが、ベストパフォーマンスにはなっていないと思います。

ミヒロ:そうですね。空回りというか・・・

のっぽさん:自分の性格を理解した上でアプローチを変えてみると、今まで壁だったものが突き抜けていったりするんじゃないかと思います。

ミヒロ:最後に、これからのっぽさんがやっていきたいことはありますか?

のっぽさん:ぼくが、いちばん最初にこの仕事を始めた時から思っていることは、自分の強みや才能を活かして仕事をすると、頭が働くということです。

頭が働くところで勝負している時は、人はみんな強いし、良い結果を出すんです。なので、自分をよく理解し、自分の頭が働くことで、楽しく、最高のパフォーマンスを発揮してもらうことがみんなにとっていちばんだし、お客様にとってもHAPPYだし、すべてにとって良いことなんじゃないかと思います。

そうしてみんな活躍したらいいと思っています。
起きている時間の大半は、家事も含めて ある意味仕事じゃないですか。

ミヒロ:そうですね。

のっぽさん:仕事が楽しくなったら、人生楽しくなるんじゃないかと思うので、人生の大半を占める仕事をみんなで楽しんでやっていきたいという思いがずっと根底にあります。

ミヒロ:そんな人たちが増えていくといいですよね。

のっぽさん:そうですね。自然体でみんなが活躍できる世の中に。

ミヒロ:はい。ありがとうございました。

のっぽさん:はい。ありがとうございます。

 
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『0(ゼロ)から始める起業家の最初の1千万をつくる専門家』鈴木克彦さんインタビュー

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『0(ゼロ)から始める起業家の最初の1千万をつくる専門家』鈴木克彦さんインタビュー

2019年12月9日

元々はバスケットボール日本代表選手。そこから指導者にはならず、『0(ゼロ)から始める起業家の最初の1千万をつくる専門家』に。

集客せずに自然に売れていく秘訣、人の素質、能力、強みやセンスを発掘し、その人らしさを輝かせる育成について伺いました。

これから起業を考えている方、今起業されている方に役立つヒントがたくさんの鈴木克彦さんインタビューです。
 

鈴木 克彦
生年月日による統計心理学 開発者
隠れた才能を見つけ出し最大の結果へ導く起業家育成の専門家
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1. 集客せずに、お客さんが来るという状態になるには?

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):のっぽさんの今の仕事はコンサルタントになるんですか?

鈴木 克彦さん(以下、のっぽさん):人に話して分かりやすい肩書きとして、『0(ゼロ)から始める起業家の最初の1千万をつくる専門家』だと話しています。

ミヒロ:長い肩書きですね(笑)
ただ起業したいと言うだけじゃなくて、売上を確実に上げたいという人が来る、そのお手伝いをするということでか?

のっぽさん:そうです。多分、いちばん失敗しないやり方をやってるんじゃないかと思います。

ミヒロ:失敗しないというのは、結構 惹かれる人が多そうな気がしますね。

のっぽさん:そうですか?

ミヒロ:多分、みんな失敗したくないと思うので。

のっぽさん:でも、みんなが好きなのは、いちばん簡単に売れることじゃないですか?

ミヒロ:そうなんですかね?

のっぽさん:簡単に売れるっていうセミナーも、よく売れているじゃないですか?

ミヒロ:ぼくは・・・嘘くさく感じます、それ。

のっぽさん:ぼくは大体逆なんですよね。世の中が売れている逆をやっているんですよね。だから売れないんですよ。

ミヒロ:え?どういうことですか? 世の中の逆?

のっぽさん:「簡単にあなたも売れるようになる」という集客のセミナーが、世の中これだけ賑わっているのに、ぼくは「集客しなくても良い仕事をつくった方が本当はいいんじゃないの?」って逆に言っちゃうから、あまり売れないんですよね。

ミヒロ:なるほど・・・集客しなくてもいい?

のっぽさん:よく聞くことは「集客が上手になって、あなたはもっと売れるようになりたいのか?、本当は一千万くらい稼げるようになるのに、集客したくないのか? どっちなの?」とわざわざ聞くと、みんな「集客したくない」と言うのですが

ミヒロ:それは、のっぽさんのアンケートにぼくも答えました。「集客したくない」って(笑)

のっぽさん:わざわざ聞くとみんな「集客したくない」って答えるんですけど、世の中の人たちは「集客しないとうまくいかない」と思っているじゃないですか?

ミヒロ:確かにそうですね。集客しないと・・・と言うか、プロセスとして集客が必ずあるということです。
では、集客いらずでも、一千万を売り上げるような指導やアドバイスをしているということですよね?

のっぽさん:そう。そっちの方が簡単なんですよね、実は。

ミヒロ:え?簡単なんですか? 何で簡単なんですか?

のっぽさん:集客って会ったことのない人に、ブログでアクセスを集めて買って欲しいとか、みんな思うじゃないですか?
それより、目の前の人の問題を解決する方が簡単じゃないですか?

ミヒロ:目の前にいますからね。確かにそれは簡単です。

のっぽさん:その人に「困っていることって今ないの?」と聞いて、できることをやってあげたらすぐに仕事になるのに、何故わざわざ集客するのかな?と思うんですよ。

ミヒロ:なるほど、なるほど。
という事を教えているということは、のっぽさんも別に集客しなくても、売れてるということなんですよね?

のっぽさん:売れてる?と言うよりも・・・

ミヒロ:売れてると言うより、お客さんが来るという状態ですよね?

のっぽさん:いろんな人たちの紹介で来ますね。

ミヒロ:そうですよね。

のっぽさん:問題は、「困ってからしか来ない」ってことです。何故かと言うと、困っている人たちを助けているから、いつも。

ミヒロ:なるほどね。困ったら来るんですね?

のっぽさん:だから目の前に来ると「ぼくに力になってほしい」という動機がすごく強くなるんですね。「ぼくの力を借りたい」という気持ちがすごく強くて、別に売る必要はあまりない。

ミヒロ:駆け込み寺みたいですね。

のっぽさん:そうなってますね。
たまにあるのは、いろんなところでお金を使い切っちゃって、それから来る。だから「お金がない」という人もたまに来ますね。

ミヒロ:あぁ、なるほど。

2. 周りに人が集まるようになり、自然と売れだしていく秘訣は?

ミヒロ:のっぽさんが今の仕事をしたのは、何年前くらいですか?

のっぽさん:起業家を専門にやりだしたのは、2011年からですね。

ミヒロ:2011年と言えば・・・

のっぽさん:震災の年ですね。

ミヒロ:ぼくも山形で大地震を受けたわけですけど。
その震災も関係あるということですよね?

のっぽさん:関係ありますね。

ミヒロ:その時はどこで被災というか・・・

のっぽさん:震災の時は東京にいました。

ミヒロ:東京も大変でしたよね?

のっぽさん:大変でしたよ。ぼくが住んでいた池袋の駅はいつも真っ暗で、電気が落とされちゃってね。当時ぼくがやっていた仕事は何かというと、いろんな企業の組織作りとか、人材育成という仕事をメインでやっていました。

震災で会社の会議室が使えなくなり、いつ会社で緊急のミーティングがあるか分からないんですよ。それで、ぼくの仕事はどんどん延期になっていくわけです。

復活するメドが立たないという状況で、東京だけで仕事をしているのはリスクだと思って、名古屋、大阪、京都、福岡といろんな所を転々としていたんです。それで、いちばん東京の人に抵抗がないのは福岡かなと思って、福岡に引っ越したんです。

ミヒロ:いきなり? 仕事もないのに?

のっぽさん:そうそう(笑) よくよく考えたら、東京で定期的にやっていた仕事もそんなに多くなくて、何処でも良かったんですね。
それで福岡に知り合いゼロで行ったわけですけど・・・

そうしたら昔々、ミヒロさんの紹介でぼくのセミナーに参加した方が、Facebookでスタバにチェックインしたんですよ。それを見つけて、唯一の知り合いの人だから行ったんですよ(笑)

「何をしてるの?」と聞かれて、「こういう理由で福岡に来たんだけど、これから何しようかと思っているんだよね」という話をしたら、「実は福岡って、女性の起業率がいちばん高いところで、みんないろいろやりたいんだけど、うまくいかなくて困っている人がたくさんいるんですよ」という話になり、「ぼくは今までこういう仕事をしていたんですけど、ぼくのこういう話は役に立つの?」と聞いたら、「みんなそういうことをい教えてほしいんですよ」ということになって。

ミヒロ:それまでは、法人に教えていたんですか?

のっぽさん:どちらかと言うと法人で、マーケティングなどはウェブサイトを作る人たちに教えていたんですよ。
「そのままそれを、起業家さんに教えたら役に立ちますか?」と聞いたら、「みんなこれが欲しい」と言うから、「じゃあ、起業家さん向けにバージョンアップして いいものをやりますか?」という話になって。

「もし可能であったら、あなたの友達を紹介してください。みんなの役に立てるようにどんどん話を聞いて、アレンジ、カスタマイズしていきたい」と言い、話を聞きにいったんですね。

そうしたら、毎日「この人に会ってください」とみんなに紹介されて。

ミヒロ:紹介された人は、お客様候補みたいな人たちなんですか?

のっぽさん:最初は、自分の商品をバージョンアップするために話を聞かせてもらいたかったんです。インタビューとか、リサーチのためなんですけど、相手からしてみたら切実なお願いで、「こういうことを知りたいんです」と言うんですね。
「そのためには、その前にこういうことをちゃんとできないとダメだよ」、「そうなんですか!」ということがどんどん分かっていって。

「ぼくは、こういうことがやりたいんですが、もう1回みんなの意見を聞かせて」と再度会いに行き、話を聞いたんです。
「もっと欲しいものがあったら言って」と。

そうしたら「これ、もう今すぐ行きたいです」となって、それで起業塾が始まったんです。

ミヒロ:なるほど、なるほど。
必要性にかられてというか、目の前の人が欲しいと言ったから提供したということですね?

のっぽさん:売ってる感覚ってまったくなくて、みんなの役に立つことを一生懸命考えていたら、みんなが来てくれたことが・・・

ミヒロ:自然ですね!

のっぽさん:自然です。

ミヒロ:それで福岡でやり始めたことの延長が今ということですね。

のっぽさん:そうですね。

ミヒロ:そこからも口コミで広まっていったんですか?

のっぽさん:広まっていったプロセスがまた面白くて、結果が出る前から口コミが出始めたんですよね。

ミヒロ:何でですか?

のっぽさん:今思うとなんですけど、「あの人最近言うことが変わった」とか「あの人最近変わった」と言われ、「なんで?」と興味を持って聞きますよね?
そんな風にぼくを紹介してくれたんですね。

起業塾に関しては、思ったほど集客が苦戦したという感覚がなくて、ずっと口コミで広まっていったと言うのがいちばん多いです。

ミヒロ:切実に困っている女性起業家の方、個人事業主の方々の売上を1千万くらいにすることで、みんな成長していくという感じですか?

のっぽさん:そうですね。
最初の1千万くらいが、ぼくがみんなに教えやすいところです。
いちばん大事なことは『プロとしての考え方』なんですね。それがみんな、なかなかなくて、アマチュアの延長みたいなところでいくんですよね。

アマチュアの延長というか・・・セミナーで勉強しますよね? 
そうするとセミナーの参加者じゃないですか。その参加者の考え方の延長で仕事をやろうとするわけですよ。

ミヒロ:プロとアマチュアの違いは何ですか?

のっぽさん:いちばんの違いは、専門性だと思うんです。その専門性も、ただよく知っているだけでは売れなくて、相手の問題を解決しようとする=相手の欲しいものをきちんと提供する専門性が必要で、そこを育てることが大変です。

ミヒロ:なるほど。

のっぽさん:みんな勉強すると、自分が教えてあげたい。

ミヒロ:相手が何に困っているのかを聞かずに、教えてあげたいということですか?

のっぽさん:そうです。
「わたしが知っていることを聞いたら、きっとあなたも良くなるのに」くらいの感覚で喋っているわけですよね。

ミヒロ:よく聞きます、そのフレーズ。

のっぽさん:そうすると売れないわけですよ。そこをもう少し深めて、相手が欲しいものを欲しい言葉で提供してあげるようになると、見てる視点も違うし、「相手のため」が出てくるから、お客さんは売り込まれている感じがないんですよね。

ミヒロ:確かに。

のっぽさん:そこまでのメンタリティにもっていくまでが少し大変で、3ヶ月〜半年くらい時間がかかるんですけど、そこを半年くらいかけて理解していくと、エネルギーが変わっていくんですよね、その人の。

そうすると、どんどん周りに人が集まって来るようになって、自然と売れだしていく人たちが増える、ということがぼくの周りでは圧倒的に多いパターンです。

ミヒロ:と言うことは、最初に売れだすまでは、マーケティングとかは必要ないかもしれませんね?

のっぽさん:どちらかと言うと、人として相手の役に立ちたいという、当たり前のことが定着する・・・頭で分かっていても肚に落ちていない、心に違和感があるとか、そのレベルではなくて、心底目の前の人の役に立ちたいというエネルギーに変わってくると、急に売れだすんですよね。

ミヒロ:なるほど。
所謂、周りでありがちなブログをどうするとか、ソーシャル・ネットワークをどうするとか、メールをどうするとかっていう前に、今みたいなことをすることで、より売れる人になっていくということですね?

のっぽさん:そうですね。ぼく自身がブログとか、メルマガとか、やった方がいいことは分かっているんですが、やっていなくて。

どちらかというと、ゼロから始める起業家さんだと、「ブログやった方がいいよ」って言うのですが、それは度胸をつけるために書かせているような感じです。

どういうことかと言いますと、「わたし、こういう考え方で仕事しています」ということをブログで書いてもらって、最初は読者がいないから読んでいる人はいないんですけど、発信していくことによって、自分で段々とそういう意識になってもらうために書いてもらっているということが多いです。

ミヒロ:自分のためということですよね?

のっぽさん:そう。自分の肚を据えていくために。

 
▼インタビューは後半はこちら(明日更新)
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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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