7、8人の集団で、あなたは盛り上がっている側にいます。
しかし、ひとりだけ話題に取り残されてつまらなそうにしている人がいます。そんなとき、あなたはどうしますか?

1. 視点を変えることで主導権を握る
話題を切り替え、全体で盛り上がれば、より良い雰囲気になるでしょう。
多くの人が楽しい雰囲気を共有する場では、こうした目配りができると、気がきく人と一目置かれる存在になれます。
ただし、問題となるのは、せっかく盛り上がっている会話を自然に切り替えられるかどうかです。
話したい人は、ずっと同じ視点で話をつづけます。そんなときはこちらから何かしつもんをして、話の流れの中心を全体に持っていきましょう。
Aさん「この間スキー場に行ってさ」
周 囲「へえ」
Aさん「〇〇っていうスキー場に行ったんだけど、雪質が良くてね」
周 囲「へえ」
マツダ「スキーと言えば、Bさんはどんなスポーツがおすきですか?」
Bさん「私は・・・」
相手の主導で会話をつづけると、とりとめのない話が延々とつづいてしまいます。主導権を握っている人以外、会話は切れないものです。
2. 盛り上がっている会話の熱を、少し冷ましてあげる

そこで、キーワードをひろいつつ、「ひとつ抽象度を上げる」しつもんや、「視点を変えてみる」しつもんをしてあげると、自然に会話に入りやすい空気が生まれます。
そのタイミングで主導権を握り、つまらなそうにしている人も参加できるような話題に切り替えていくのです。
それでも話題を切り替えるタイミングが取れないときは、別の動作をすることで区切る方法もあります。
立食パーティーだったらこんな具合です。
「ちょっと飲み物取ってきます」
「これ食べてもいいですか?」
そうすることで、盛り上がっている会話の熱を、少し冷ましてあげるのです。
居酒屋などで座っている場合には、こう言います。
「あ、飲み物がなくなっていますね。 何飲みます?」
「何かつまみがほしいですね。すみませーん、店員さーん。メニューくださーい」
こういうきっかけをつくることでも、会話を切り替えるタイミングは生まれやすくなります。
〇〇さんの場合はどうですか?
*聞くだけで楽しい話題ならそのままでも可