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自分探しトラベル

まだ見ぬ自分を知るための旅

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直感

車で旅すると、暮らしが続いていく。1か月のドライブ旅で出会った2つの街

2026年8月27日

パリに帰ってきました。

長い長いドライブ旅が、終わったんです。
気づけば1か月。

そんなに経った気がしない。
この場所を出て、1日くらいしか過ごしていないような感覚。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.247 1か月のドライブ旅を終えて
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 地図をダーツのように見て、決める

妻にとって一番の思い出は、偶然見つけた小さな街だったそう。

その日の宿は、いつも地図から決める。
ホテルを一軒ずつ細かく見ていくのではなく、地図をダーツのように眺めて「このあたり」と指す。

そうやって選ぶと、毎回おなじ宿に行き着いた。

1回見つけて「ここ、いいな」と思った。
でも部屋が狭いかもしれない、スーツケースもあるし、と考えて、ほかも探してみる。

また地図をダーツで見る。すると、またそこ。
3回おなじところに戻ってきて、「もうここだね」となった。

地図の細かいところは見ていないのに、指はおなじ場所を指す。
そういうの、大事にしたほうがいい。

魔法の質問
考える前に、あなたが最初に指さした場所はどこですか?

2. 入ると、スーッとする街

その街だけ、明らかに雰囲気が違った。

入った瞬間に、気持ちがよくなる。
スーッとする、としか言いようがない感じ。

分かりやすい例をひとつ。

ぼくは8年間、iPadで対戦ゲームをやっています。
最後まで生き残るタイプのゲームで、1試合30分。仕事のあとにリラックスするためにやっている、はずのもの。

ところが終わったあと、決まって手足が冷たくなっている。
息を止めて、前のめりで集中しているから。

「これは本当にリラックスなのか」と妻は思っていたらしい。
ぐっと我慢して見守ってくれていたそう。

その街にいるあいだ、ぼくはそのゲームをしなくなった。
なんとなく、やる気にならない。

あとで宿と街のことを調べてみたら、理由がわかった。
泊まっていたのは、修道院をリノベーションした建物。まわりには美しい教会がいくつもある。

祈りの街だった。
ルルドほど大きくはないけれど、いろんな人がお祈りに来る場所。

小さな街なのに人が多いな、とは思っていた。

あまりに居心地がよくて、南へ向かうときと、南からパリへ帰るとき、2回立ち寄った。
おなじ場所に戻るのは、ぼく達にしては珍しいこと。

魔法の質問
そこに入ると、力が抜ける場所はどこ?

3. ハートマークをつけていた店に、たどりつく

旅の中のぼくの一番は、ぶどう畑の街。サンセールです。

360度、見わたすかぎり畑。
そして、ワインがこんなに美味しいのかと、初めて思った。

白ワインの産地として有名なところらしい。

ここも小さな街で、日本人はまったく見かけない。
アジアの方も、たぶんいなかった。

そこで入ったレストランの話が、また面白い。

妻は、どこに泊まるか決まっていない段階から、地図をながめていた。
このあたりの街に、ぼくが喜びそうな店はないかな、と。

気になった一軒に、ハートマークをつけていたらしい。
そしてサンセールに着いて、「ここのレストラン、よさそうじゃない?」と開いたら、ちょうどハートがついていた。

しかも入ってみたら、日本人のご夫妻が経営されている店だった。
1か月の旅で、初めて出会った日本の方。

「どうしてここに来たんですか」「どなたかのご紹介ですか」と聞かれるくらいの場所で、です。

あんまり気に入ったので、帰り道にもう一度寄ろうかと思った。
妻に言わずに、知らないふりして。

結局、帰りのルートが違ったので叶わなかったのだけれど。

この2つの街は、車の旅じゃなかったら絶対に出会えなかった。
飛行機で行っていたら、まず降り立たない場所。

魔法の質問
まだ決めていないうちから、あなたが心に印をつけているものは?

4. 旅ではなく、暮らしが続いていく

車の旅は、想像以上に便利でした。

運転は大変だと思う。
でも、ぼく達がしているのは旅というより暮らしだから、車がとても合っていた。

どこへ行っても、家を借りて、そこで暮らしが始まる。
暮らしの道具は、行くたびに増えていく。

使いきれなくても、どうせ次の家で使う。
トイレットペーパーも、炭酸水も、そのまま積んで運べばいい。

家ごと引っ越していくようなもの。
飛行機の旅では、これはできない。

飛行機だと「旅」という感じがする。
車だと、暮らしを続けられる。

高速道路には、キャンピングカーがたくさん走っていた。
あれもきっと、おなじ理由なのだと思う。

ぼく達は、家を借りてそこを自分たちの家にしていくほうが好き。
だから車がちょうどいい。

魔法の質問
あなたが移動しても手放したくない、暮らしの一部はなんですか?

5. 子どものころの週末が、いまにつながっていた

意外に楽しかったのが、サービスエリア。

何かと寄りたくなる。
どんなものが売っているのか、見てみたくなるんです。

ぼくは、マクドナルドの印があるかどうかを毎回聞いていた。
その印があるところは大きくて、いろいろ揃っているから。

ぼく達が行くのはマイナーな地域が多いので、大きいところばかりではない。
それでも、けっこうあった。

運転が苦手な人にとって、あれはオアシス。
妻にとっては、そういう旅そのものが、子どものころの遊びだったそう。

週末になると、家族5人で必ず出かけていた。
ドライブして、道の駅に寄って、何か食べたり飲んだりして、またドライブして、ご飯を食べて帰る。

それが、ずっと楽しみだった。
あの時間で充電していたのだと思う、と言っていた。

だから今回の車旅が、自分にすごく合っていたし、懐かしくもあったらしい。

ぼくには、その経験がなかった。
だから今回、初めて味わったことがたくさんあった。

旅というと、知らない土地と新しい出会いをイメージする。
でも今回は、再会も、いつもの場所も含まれていた。

そのバランスが、よかったのだと思います。
かけがえのない1か月でした。

魔法の質問
子どものころ、あなたが夢中になっていた週末の過ごし方は?

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 暮らし方, サンセール, 車旅, ライフトラベラー, 直感, フランス, ドライブ旅

インスピレーションは、どこから来るのか。住む場所まで「ポンと」決まる感覚の正体

2026年6月11日

「WAKANAさんは、住む場所をインスピレーションで決めているんですよね。そのインスピレーションって、どうやって生まれてくるんですか?」

講演会のあとの食事会で、必ずと言っていいほど聞かれる質問がある。
いつもは短くしか答えられないこの問いを、8ヶ月ぶりに帰ってきた沖縄で、ミヒロくんとゆっくり辿ってみた。

考えてみたら、この沖縄こそ、わたしが「ポンと」決めた場所だった。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.236 インスピレーションはどこから来るか
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. 「帰ってきた」が、こんなに早い場所

8ヶ月も離れていたのに、空港から家までの帰り道で、もう「繋がった」と感じた。
行く先々で「お帰りなさい」と迎えてもらえて、みんなの元気な顔が見られる毎日。気づけば、過去5年でいちばん長く過ごした場所が、沖縄になっていた。

家に着くと、庭の木が見違えるほど大きくなっていた。
土の下がすぐ岩盤だから「育たないかもしれない」と心配していた小さなガジュマルが、いまではまるで森のよう。

植えた頃の可愛らしい面影もないほど、たくましい。
離れていた間も、ちゃんと育っている。この土地の生命力に、帰ってくるたび力をもらう。

こんなに早く「帰ってきた」と感じられる場所を、わたしは理屈で選んだわけじゃなかった。

魔法の質問
あなたが「帰ってきた」と、すぐに馴染める場所はどこ?

2. 新しい場所より、仲間とのルーティンが好き

沖縄での楽しみは、新しい何かをすることじゃない。海が綺麗に見える場所へ行って、仲間たちと抹茶パフェを食べる。

昨日も8人で行ってきた、住んでいた頃から続く恒例の時間。

パフェそのものも好きだけれど、本当に好きなのは、みんながホクホクと頬張りながらおしゃべりしている、あの光景のほう。新しい場所を開拓するより、心がほどける「いつもの」を、大切な人と重ねていく。

わたしの「住みたい場所」は、いつも、こういう時間の延長線上にある。

魔法の質問
大切な人と繰り返したい「いつもの時間」は、何?

3. インスピレーションは「ポンと」湧き上がってくる

それで、冒頭の質問。
「インスピレーションって、どうやって生まれてくるんですか?」

意識って、わたしたち全体のほんの数パーセントしかない。
ほとんどの部分は、無意識という見えない領域で動いている。

だから意識の上では、本当に「ポンと」なの。
空から降ってくるんじゃなくて、体の中で静かに育ったものが、氷山の一角みたいに意識へ浮かび上がってくる。

言葉やイメージになって、内側から湧き上がってくる感覚。それが、わたしのインスピレーション。

魔法の質問
あなたの中から「ポンと」湧き上がってくるものに、最近気づいた?

4. 「ポンと」の前に、ずっとしていること

じゃあ、何もしていないのに突然やってくるのかというと、そうじゃない。

どんな自分で生きたいか。何を大切にしたいか。誰と、どんな繋がりの中にいたいか。
「いまの自分にとって何が最善なのか」を、日々ずっと感じ続けている。

感じたことを大切にして、磨いて、少し熟成させる。
そうしていると、時が満ちたとき、それがインスピレーションになってポンと出てくる。

突然のひらめきに見えるものの手前には、感じ続ける長い時間がある。
沖縄も、きっとそうやって「ポンと」現れた場所だった。

魔法の質問
いま、あなたが「感じたまま」大切に温めていることは何?

5. 数パーセント以外の場所で、生きてみる

以前、ミヒワカプライベートサロンのメンバーにこんな質問をしたことがある。
「なんで、いまの場所に住んでいるの?——『前から住んでいたから』は無しで」

この問いをきっかけに、実際に引っ越しをした人が何人もいた。

「私はなんで、いまここに住んでいるんだろう」
その答えが出てこないとき、はじめて、本当に身を置きたい場所が見えてくる。

意識というほんの数パーセントの外側が少しでも動き出すと、必死に現実を変えようと頑張らなくても、人生は自然と大きく動いていく。
インスピレーションで生きるって、自分の中の見えない大きな部分を信頼する、ということなのだと思う。

魔法の質問
「前からそうだから」を外したら、あなたは今どこで、どう生きたい?

まとめ

インスピレーションは、どこか遠くから降ってくる特別な才能じゃない。
いまの自分にとっての最善を感じ続けて、磨いて、熟成させた先に、誰の中からでもポンと湧き上がってくるもの。

「帰ってきた」とすぐに感じられるこの沖縄も、その積み重ねが連れてきてくれた場所。

住む場所も、出会いも、次の一歩も。
頑張って変えようとするより、内側の声を信頼して、少しだけ委ねてみる。

すると、人生のほうが自然に動き出す。
あなたなら、「前からそうだから」を手放したとき、どこに住みたいと感じるだろう。

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: ライフトラベラー, 直感, 沖縄, インスピレーション, 住む場所, 自分軸, 無意識

「好きなところは、全部」即答できる関係は、どうやって育つのか

2026年6月4日

福岡で開かれた出版講演会のあと、ささやかな食事会があった。
その席で、ある方がミヒロくんにこう尋ねたらしい。

「奥さんの、好きなところはどこですか?」

あらためて言葉にしようとすると、するりと逃げていく。
でも、その質問への答えは、ミヒロくんの中ではもう決まっていた。

箱根の夜、その「答え合わせ」をする、という夫婦の会話。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.235 お互いのどこが好き?
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1. 「特に、聞きたいことはない」という安心

そもそも、この回のテーマは「お互いに質問してみたいことを聞いてみる」だった。
でも、わたしの答えはこうだった。

「特にない」

冷たく聞こえるかもしれないけれど、そうじゃない。
普段から、聞きたいことはそのとき聞いている。
気になることを溜めずに、その場で渡し合っているから、あらためて「質問」として残っているものがない。

聞きたいことがない、というのは、ちゃんと聞けている、ということでもあるんだよね。

魔法の質問
あなたが大切な人に、いま「聞けていないこと」はある?

2. 「好きなところは?」——全部です

食事会で、わたしも同じことを聞かれていた。
「ミヒロさんの、好きなところはどこですか?」
わたしの答えは、いつもひとつ。
「全部です」

そう言うと、みんな決まって「えーっ」とびっくりする。
「それ、本気で言ってるの?」「全部ってことはないでしょう」って。

でも、簡単だから言っているわけじゃない。
本当に、全部なんだよね。どこか一か所を選ぶ、という感覚のほうが、わたしにはむずかしい。

魔法の質問
あなたが「全部好き」と言える人や物事は、何?

3. 「嫌いなところは?」——ありません

続けて、こうも聞かれた。
「では、嫌いなところは?」
わたしの答えは「ありません」。
そう答えると、相手の方はまた、すっかり立ち往生してしまっていた。

「嫌い」という言葉が、わたしにはあまりピンとこない。
嫌なところ、心配なところ、ならまだ考えられるかもしれない。

でも「嫌い」は、直感的に、ない。
無理して「ない」と言っているのではなくて、探しても出てこないという感覚に近い。

魔法の質問
あなたにとって「嫌い」と「嫌」は、どう違う?

4. 答え合わせをしたら、ふたりとも同じだった

食事会では、こんな質問もあった。
「奥さんが思う、ご主人の嫌いなところはどこだと思いますか?」

その答えも、箱根で確かめてみた。

ミヒロくんに「わたしの嫌いなところは?」と聞いてみると、やっぱり「ない」。
嫌いって何だろう、と一緒に考えても、ふたりとも同じところに行き着く。
「嫌いはないんじゃない?」
だから、わたしが食事会で答えた「ミヒロくんにも嫌いはないと思う」は、ちゃんと正解だった。

それ以上、いろいろ言葉を足すと、かえって正解じゃなくなってしまう気もして。

魔法の質問
言葉を足さずに、そのまま受け取りたい関係は、どれ?

5. AIの提案より、自分たちの体験がしっくりくる

じつはこの回、AIに「お互いに質問してみたいこと」を相談してみた。
10項目くらい、いろんなテーマを提案してくれた。

視点としては、すごくありがたい。
でも、わたしたちはどれもしっくりこなくて、結局ぜんぶ却下してしまった。

面白いかどうかは、結局のところ主観的なもの。
そして、いちばん自然に話せるのは、自分たちが実際に体験したことなんだよね。

福岡で聞かれた、あの素朴な質問。
あれを箱根で答え合わせするほうが、どんなテーマよりもずっと、ふたりらしい会話になった。

魔法の質問
あなたが「いちばんしっくりくる」のは、誰かの正解?それとも自分の体験?

まとめ

「好きなところは、全部」
「嫌いなところは、ありません」
即答できるこの関係は、特別な努力で作ったものではなくて、聞きたいことをその場で渡し合ってきた、日々の積み重ねの先にある気がする。

溜めない。
ジャッジしない。
足しすぎない。
そうしていると、「嫌い」を探すこと自体が、だんだん必要なくなっていく。

あの方は、本当は何を知りたかったんだろう。
もしかしたら、ただ聞いてみたかっただけかもしれない。
でも、その素朴な問いのおかげで、わたしたちは「好きなところは全部」を、もう一度ちゃんと確かめることができた。

あなたなら、大切な人の「好きなところ」を、なんて答えるだろう。

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: ライフトラベラー, 直感, 自然体, 夫婦の会話, 好きなところ, 全部, パートナーシップ

パリのカフェ選び、星の数より「バイブス」で決める理由

2026年3月26日

おやつにマーブルチョコケーキを食べている。
デザートを食べないと食事が終わらないから。
そんな穏やかな日常の中で、ふと「カフェの選び方」の話になった。

パリの春は、人が一斉に外に出てくる。
カフェに行こうとしたら5軒連続で行列。リュクサンブール公園の椅子は全部埋まり、木のガードにまで人が座っている。

冬の間、パリの人たちは本当に家に隠れていたんだ、と初めてわかった。
そんな中で、どうやってお店を選ぶか。

答えは、意外とシンプルだった。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.229 自分たちがカフェを選ぶ時に大切にしてること
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1. 口コミより、足で決める

基準は「雰囲気」。

食べ物よりも、そのお店の空気感。
雰囲気はGoogleマップだけではわからない。だから、とりあえずお店の前まで行く。

行ってみて、いい感じか、それ以外か。
5軒歩いて回ることもある。でもそれでいい。

口コミの星の数やスコアよりも、自分の足で歩いて感じた空気。
それが、自分に合うお店を見つける一番確かな方法。

魔法の質問
最近、「自分の足」で確かめたことは何?

2. どんな時間を過ごしたいかを、先に決める

お店を探す前に、まず「どんな時間を過ごしたいか」を自分の中ではっきりさせる。

ゆっくり話したい時と、ホッと一息つきたい時では、選ぶ場所が全然違う。
仕事をしたい時と、2人でお茶をするだけの時も違う。

「美味しいもの」で探すと、頭が先に動く。

でも「今の自分たちに最善のお店を」と意図して探すと、不思議とベトナム料理が出てきたりする。

え?と思うけど、行ってみたら「確かに」と腹落ちする。
探し方を変えるだけで、出会いの質が変わる。

魔法の質問
今日の時間を、どんなふうに過ごしたい?

3. 2回目に目に止まるお店を、信じる

意図がはっきりしない時は、「今の自分たちに最善のお店を」とだけ思って探す。
そうすると、2〜3回検索するうちに、同じ店名が繰り返し目に入ってくることがある。それを選ぶ。

ピンとくるか、何度も目に入ってくるか。
頭で「ここがいいはず」と決めるのではなく、自然と目が引かれる方を選ぶ。

これで毎回いいお店に出会っている。
直感は、自分が思っている以上に正確。

魔法の質問
最近、何度も目に入ってきているものは何?

4. 写真を見るなら、お客さんが撮ったものを

Googleマップの写真でお店を選ぶなら、注意点がある。
すごく綺麗に撮られている写真は、お店側が用意したもの。
海外だと特に、実際に行くと「あれ?」となることが多い。

見るべきは、お客さんが撮った写真。
コーヒーを目当てに行くなら、コーヒーの写真を見て「これ美味しそう」と感じる感覚で選ぶ。
雰囲気で選ぶなら、なんとなくいい感じのバイブスが伝わってくるかどうか。

自分の雰囲気に合う場所は、写真からでもわかる。

魔法の質問
何かを選ぶ時、「公式情報」と「リアル」のどちらを見ている?

5. 目的地への途中で出会う店が、一番いい

どこかに向かう途中で、偶然目に入ったお店。
調べてもいない、予定にもない、ただ歩いていたら見つけたお店。

実はそういう出会いが一番記憶に残る。

たどり着けなかったとしても、その後に行った場所で友達とばったり会ったりする。
全部に意味がある。

意図して探すのも大事だし、意図を超えた出会いに委ねるのも大事。
お店選びは、人生の選び方の練習なのかもしれない。

魔法の質問
次に出かける時、途中で「ふらっと寄ってみる」としたらどこ?

まとめ

カフェ選びの基準はシンプルだった。

星の数じゃなく、バイブス。
口コミじゃなく、足で確かめた感覚。

そして何より、「どんな時間を過ごしたいか」を先に決めること。

お店を選ぶことは、時間の過ごし方を選ぶこと。
時間の過ごし方を選ぶことは、人生を選ぶこと。

次のカフェは、何を基準に選んでみる?

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 直感, 散歩, 暮らし, 意図, パリ暮らし, 選び方, バイブス, 春, カフェ

いい方向へと進む3つのきっかけ

2021年5月4日

頭ではなく、体や心に従ってみよう。

1. まずはやってみる

やらなきゃいけない、
分かっているけど、
なかなかできない。

そんなことも
たまにある。

次に何をすればいいのかは、
見えている。

でも、
やっぱり手が進まない。
足が進まない。

そんな時は、
まずはカラダを動かしてみよう。

動いているうちに、
見えてくる物もある。
分かってくることがある。

悩んでいる時は、
まずはやってみることも
解決策の一つになる。

魔法の質問
あなたがまずやってみたいことは何ですか?

2. ピンと来た!

ピンと来た!

何かをしている時や
決断をする時に
ピンと来る時があったはず。

そして、
ピンと来たことを実行したら
いい方向へと進んだということも
少なくない。

それを直感という。

意識でいろいろと決めてもいいが
結局は悩んでしまう。

そんなときは、
直感に頼ろう。

直感はあなた自身のメッセージ。
その直感力を大切にしたい。

魔法の質問
直感力を磨くために何ができますか?

3. キーマン

今までの人生を振り返ると、
かならずキーマンがいる。

あなたのこれまでの人生のなかで、
最も重要な人物だ。

「そんなひと、いないよ!」
と思うかもしれないが、
思い出してみると、
でてくる。

その人は、
あなたが困っている時に助けてくれた人かもしれない。

選択を迷っていると時に、
背中を押してくれた人かもしれない。

悩んでいる時に、
元気づけてくれた人かもしれない。

いつも近くに、
いてくれる人かもしれない。

あなたの人生の、
キーマンは誰だろう。

魔法の質問
あなたの人生のキーマンは誰ですか?

   

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直感から「理想の未来」がわかる

2020年8月25日

未来にタイムスリップしたという設定で、インタビューをするゲームです。

1. 希望とやる気がわく「未来質問」

何十年後かの姿や現状について、つっこみ質問がうまくできると、詳細がどんどん引き出せます。

いっぽう、回答者は0.2秒で答えるのがルール。直感的に答えることで、自分でも驚くような未来の姿が出てくることも少なくありません。会話を録音して何度も確認するのもいいでしょう。

これを定期的に行うことで、未来の理想像の精度が上がっていき、具体的な目標設定がしやすくなります。

質問者は質問の経験値が上がり、回答者はモチベーションが上がる、まさに両者にとって有意義なゲームとなります。

2. 「未来質問」のやり方

① 二人一組になり、質問者と回答者を決め、何年後の未来にするか(10年後、20年後など)を決めます。

② 「奇跡のように素晴らしいことが起こり、思いどおりの未来が訪れた」と、回答者に想像してもらいます。

③ タイムスリップしたという前提で、会話をスタートします。
○年○月○日(○歳のとき)と設定した日時を確認しましょう。

④ お互いに久しぶりに会って、近況を尋ねるというシチュエーションで質問を始めます。
会話の時間は2分間です。
最初の質問は「久しぶり〜、今、何してるの?」から始めます。

*質問者のルール
質問者は相手の答えにつっこむように、5W1Hを活用して、関連した問いを投げかけていきます。

「今、どこに住んでいるの?」
「今、どんな仕事をしているの?」
「うまくいったきっかけは何?」など。

*回答者のルール
回答者は、思いどおりの○年後を迎えた状態をイメージして答えます。
深く考えず、0.2秒で答えましょう。
また、未来形の「〜だと思う」「〜だといいな」は禁止。
あくまで現在形で答えます。

⑤ 質問者と回答者を入れ替え、同じ要領で再び2分間、質問をします。

⑥ ふたりのやりとりが終わったら
「理想の○年後のために、今何をしてみたいですか?」とお互いに質問し合い、答えを確認します。
これで成長のために今やるべきこと、未来の理想像が明確になります。

未来の理想像が見えたら、そこへ到達するために、「今、どんな行動をすればよいか?」を具体的に考えます。
このとき聞き手(質問者)は、相手(回答者)のどんな答えにも「いいね」と返し、ポジティブな答えをたくさん引き出せれば理想的です。

魔法の質問
理想の○年後のために、今何をしてみたいですか?

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自分にあった話し方・コミュニケーションの3つのポイント

2020年1月12日

話し方を学んだけれど、うまく話せなかった。そんな経験はありませんか?

それはなぜでしょう?

確かにそこに上手に話すための方法は書いてあるのですが、あなたにあった話し方ではないからです。

あなたにあったモノを見つけて、そして実践してみてください。
きっと今までのあなたとは違ったあなたがそこに存在していると思います。

1. 直感で話す

準備をしないでスピーチや発表をする時、大事にしたいのは直感です。

その時に感じたことを言葉にする。

何を話したらいいのかわからなくなったら、聴いている人の顔を見て思い浮かんだことを話してみる。話すテーマを思い返してみてピンときたことの話をしてみる。

自分の心と会話をして、その場で話す内容を決めてみましょう。

ここでは迷いは禁物です。感じたこと思ったことを言葉にする。実はそれがあなたが最も伝えたいことだったりするのです。

この力をつけるために、日頃から見て感じたことを言葉にしてみましょう。景色を見ての感じた気持ちを言葉に、感動した事があったらそれを言葉にする。

自分を信じて直感を大切にしましょう。

魔法の質問
今日感じたことを表現するとどんな言葉になりますか?

2. 最高の自分を覚えておく

過去のあなたは、うまくできた時もたくさんあるはず。まずはその状態を思い出してみましょう。

思い出すだけで楽しい出来事、それは先生や親からほめられた時でもいいし、友達と楽しい時間を過ごした時でもいいです。

思わずニヤっと、表情がゆるんでくることを。

そう、あなたもそんな時があったのです。できるあなたが存在するのです。

わたしはダメだって思うのではなく、できている自分があることを再確認しましょう。そしてそれを覚えておきましょう。

最もあなたの味方をしてくれるのは、あなたなのですから。

魔法の質問
どんな最高の自分がありますか?

3. 演じる

最高の自分を思い出すことができたら、それをまた演じてみましょう。

その時の気持ち、行動、振る舞いを再現してみるのです。

もし、最高の自分が思い出せない場合は、まねをしたくなるほどのあなたが尊敬する人物にしましょう。その人物を演じてみます。

その人であれば、どんな言葉づかいをするか、どんな行動をとるのか、どんな考えをするのか。

演じていくとあなたは、その人物に近づいていきます。

うまくいかない時というのは、自分の中でうまくいっていない自分をイメージしており、それを演じているから。

最高のあなたを演じながらコミュニケーションをとってみましょう。

魔法の質問
どんな人を演じてみたいですか?

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人生は、 しないほうが、うまくいく(6)

2020年1月10日

マツダミヒロです。

学ぶことや成長することに取り組むと
「やるべきこと」が増えていきます。

ぼくも、20代で仕事をし始めたばかりの頃は
本をたくさん読み、やるべきことを増やし
忙しい毎日を送っていました。

スケジュール帳もTODOリストもパンパンで
仕事をしている感じにはなるのですが、
成果はあがらず、手に入ったのは疲労感だけでした。

その後、たくさんのことに取り組むのをやめて
手放すこと、やめること、しないことを増やしていきました。

よく、周りからは
「自然体でストレスなく活動している秘訣は何なの?」
と言われるのですが、
そのコツは「しないこと」にあります。

人生は、しないほうが、うまくいくことに気づいたのです。

このブログは、今までにあなたが読んだものとは
逆のことが書いてあるかもしれません。

本を読んで、自分に無理をして
うまくいかなくなった・・・

そんなあなたにはピッタリです。

あなたも、しないことを増やしてみませんか?

1. 時間の長さで答えは変わらない

もっといい答えが出るんじゃないか?

そう思うと、
「もっともっと長い時間考えたほうがいい」
と思ってしまいます。

ある研究によると、
5秒で考えた答えと30分考えた答えは
86%は同じである、というデータがあります。

長い時間考えても、
あまり答えは変わらないのです。

本当に必要な答えは、
必要なタイミングでやってくるので、
考えれば出るというものではありません。

考えることに時間を費やすのであれば
行動に時間を費やしたほうが有意義です。

決断をするときも、
考えすぎず、直感で決めてみる。

この直感を養ってみましょう。

ランチにどこに行くかを5秒で決めてみる。
メニューを決める時に5秒で決めてみる。

今日したいことを5秒で決めてみる。

本当は5秒ではなく
1秒で決めたいところです。

徐々に、訓練していき
直感を磨いてみましょう。

魔法の質問
直感を磨くために何をしますか?

2. 手と足を動かす

頭を動かしても身の回りの状況は何も変わりません。
必要なのは手と足を動かすことです。

新しい商品を作って、サービスを試してみる段階の時に
「たくさんの人にやってみたけどダメでした」
ということを言う人がいます。

「どのくらいの人にやったの?」
と聞いてみると、10人以下だったりします。

きっと頭のなかでは
100人以上にやっているかのごとく
空想しているのでしょうが、

実際に手と足を動かしたのは数人だけ。

せめて、100人以上に試してから諦めても
遅くはありません。

頭を使うことに慣れているからこそ、
常に手と足を動かすことを意識してみると
変化が起きていきます。

魔法の質問
手と足を使って何をしますか?

  

このブログ記事は
「人生は、しないほうが、うまくいく」著書の一部です。

すべてを読みたい方はこちらからどうぞ
https://amzn.to/2qLHOBD

  

Filed Under: 自分探し, ライフスタイル Tagged With: 人生, 手と足を動かす, 直感, 変化, 時間の長さ

岡本太郎の名言「手馴れてしまったものはなんですか?」

2019年11月15日

今回は、偉人の名言からヒントを得て、
自分に問いかけるということをしてみたいと思います。

偉人と呼ばれる方々の生き方からは、
時代を超えて学ぶべきところがとても多いですが、
その生き方を生んだであろう思考に想いを馳せてみることは、
より深い気づきが得られるのではないかと思います。

きっと偉人と呼ばれている人たちは、
こんな質問を自分自身に
問いかけていたのではないでしょうか。

よかったら、ぜひあなたも質問に答えてみてください。

今回の偉人は、芸術家の 岡本太郎です。

1.岡本太郎の名言

手なれたものには飛躍がない。
常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、
直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。岡本太郎

こちらの岡本太郎の名言を受けて、質問です。

手馴れてしまったものはなんですか?

2.手なれてできるものこそ初心に返る

人は何かに手なれてしまうと、手を抜きはじめます。

すると、真剣ではなくなります。
それは相手にも伝わり、けっきょくいい仕事ができなくなってしまいます。

仕事の中にはルーチンワークになるものもあるでしょうが、
どんなに慣れている作業だとしても、
けっして慣れてはいけません。

常に初心に立ち返って、
新たな気持ちでチャレンジしていくことこそ、
いい仕事ができるのです。

手なれてしまうことの怖さは、飛躍がないということです。

最初は大きな成長がありますが、
たとえば、1000回目になると、
どうしても成長が小さくなるわけです。

そういう意味で、手なれたものをやるときこそ、
初心に返る必要があるとぼくは思っています。

魔法の質問
手馴れてしまったものはなんですか?

Filed Under: 仕事 Tagged With: 名言, 偉人, 直感, ひらめき, 岡本太郎, 芸術家, 初心に返る

人間関係も、仕事もうまくいく秘訣とは?

2019年5月9日

理・美容は、なりたい姿を具現化し、その人のライフスタイルを豊かにする。

さまざまな葛藤を繰り返しながらも、目の前のこと、お客様に集中し、その経験が人生の流れを導いていく。常に技と自分を磨くことを追求し、転機や成長も見つめ、その波に自然に乗りながら、周りの人も美しく輝かせていく理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人の都竹正義さんにインタビュー!

髪の美しさと、人生の豊かさを見出す秘訣をご紹介します。


都竹 正義 (オオサカカット)
理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人/大阪

髪を通して、お客様自身が「本当にどの様になりたいのか?」「本当はどの様に見られたいか?」を見つけ出し、「カタチ」にしています。

ご縁のある方々が、どんどん幸せになる髪を、心を込めてつくっています。

  

インタビューの後半では、理・美容師さんとは、技術だけじゃなく、カウンセリング技も磨き続け、なりたい姿を瞬時にイメージして具現化する、経営も同じように発展させていったお話を伺いました。

▼前半はこちら
髪はお守りになる。都竹正義さんインタビュー

1. 髪を切りに来たけど、髪は切らずに帰って行く?

このインタビューは、
都竹さんがミヒロさんの髪をカットしながら質問されて、答えています。

 

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):何でみんな、髪を切りに来るんですかね?

都竹 正義(以下、つづく):そうなんですよ・・・
一応、基本接客も頑張ったし、気遣いもしているつもりだし・・・

先日も「美容室でそんなんアカンで」って怒られもしたんです。
すごくいい接客だとか、すごく男前だとか言われたこともないし、妻には「ちゃんとモテてんのか?」って言われてますけども・・・

うーん、分かんないです、本当に。

ミヒロ:ぼくが来たのは、8年前、9年前でしたかね?

つづく:9年くらい前です。

ミヒロ:その時ぼくは、山形から大阪に通ってたんですよね。
前にちょっとお聞きしたのは、「その後に、遠くからどんどん来てくれる人が急に増えてきた」っていう話でしたよね。

つづく:あぁ、そうかもしれないです。

ミヒロ:実際、遠くから切りに来て下さってますよね?

つづく:今日も東京の人が1人いましたね。

ミヒロ:へぇー、それは何で???

つづく:ぼくだったら、「わざわざ感?」と思うんですが・・・(笑)
わざわざ行く感じとか、楽しくないですか? そういうことじゃないですかね?

ミヒロ:いや、それも楽しいけれど・・・
ぼくは、ぼくなりの答えがあるんですけど、他の人から聞いたことはあります?「何で遠くから来るんですか?」って。

つづく:うーん・・・カタチ???
フォルムの話で言うと、安定感なんですよ。崩れないというか。
あと、伸びてもおかしくならないとか、もちろん似合っているとか・・・
精神的なもので言うと、元気になるとか、「次、頑張ろう!」ってリセットになるとか・・・

そこの部分って大きいような気がします。
究極、お話して カウンセリングの状態で、「もう、いいわ。切らんくて」と言う人もいます。

ミヒロ:え?そうなんですか???
髪を切りに来たけど、髪は切らずに帰って行く?

つづく:あれは気持ちいいです。「あー、もうスッキリした!」って言う。
ただ、吐き出すだけ、吐き出したい人もいるんです。
それは、日常の悩みではなくて、フォルム・カタチの方で悩んでいる人です。

ミヒロ:カタチで悩んでいるって、何のカタチですか?

つづく:たとえば、襟足がハネるとか、ここが膨れるとか、自分の髪の悩みがあるんです。

ミヒロ:それを話して、安心するんですか?

つづく:そう。それだけで「スッキリした!もういいわー」っていうのは何回かあって、あれは気持ちいいです。

ミヒロ:えー!不思議・・・
髪型が気になって、フォルムが気になるんだけど、話したらもう解決するんだ?

つづく:あります、あります。
一生懸命やっているスタイリストは、その経験はあると思います。

ミヒロ:そうなんですねー

つづく:「え?」ってなりますが、「きたね」ともなります。
話をたくさん聞くんですね。
時間制限がありますから、こちらも解決策を伝えます。聞き続けますね。

ミヒロ:実際、1人のお客さんの話を聞ける時間って、何分くらいなんですか?

つづく:20分・・・25分・・・でも、前のお店の時は15分。

ミヒロ:ということは、15分で できていたってことですよね?

つづく:できます、できます。
話を聞くだけだったら、5分とかで深いところまで入っていける気がします。
けど、それはぼくの時間軸なのと、お客様が言った一言で判断しただけなので、本当かどうかは分からないです。

という風に、ぼくの脳が自信がないんですよね。

ミヒロ:自分に?

つづく:そうです。これが自分の能力なので、完全だとは言えず、不安だからめっちゃ聞くんです。
分かんなくないですか?人のことって???

ミヒロ:分かんないです。

つづく:ですよね。
人間関係ってすぐに崩れるし、それも知っているし、勝手な思い込みもすごくある・・・
だからたくさん喋ろうと思ってますが、時間に限りもあるから、要点だとか、いちばん悩んでいるところを引き出そうとか、5分・・・長くても10分も喋ってないと思います。

早く切りたい!ってなっちゃうから、そんなに待てないです。

ミヒロ:話を聞いてから切るんですか?聞きながら切るんですか?

つづく:フレームラインというか、全体の概要を聞いてるんだと思います。
たとえば、すごく悩んでいる人なら、一部に特化して聞くんだと思います。切りながら、ここだけじゃないし、切っている間のインスピレーションは全然違うので、その時々に確認しながら進めていく作業は多いような気がしました、こうして喋っていると。

ミヒロ:聞くコツがあるんですね?きっと。
カウンセラーの人より、ありそうな気がします。

つづく:デザインをつくることに関しての聞くコツは・・・確かにあります。

ミヒロ:髪のデザイン?

つづく:はい。髪のデザインと、その人が納得するフォルムは大事なところだと思いますね。

ミヒロ:なるほどねー

つづく:正直こちらが、変な頭だと思っていても、その人が豊かだったらいいでしょ?
でも、「こういう風に見えますよ」というのは絶対伝えますね。恥ずかしがられたくないから、ぼくが切るんで。

でも、その人の好みってすごくあるから、ぼくらから見たら変だなって思っても、その人が納得するかどうか、というところがすごく大事なんです。そこにはものすごく集中していると思います。

ミヒロ:その人が何が欲しいのかを、一生懸命聞いている感じなんですね?

つづく:おぉぉぉぉ!絶対そうだと思います。
そこは崇高な目的ではなくて、出発は先程言ったように自信がなくて、嫌われたくないし、好かれたいし、あと喜ばせたい・・・というか、驚かせたいですね。

そして、自分が成長したいっていう、その要素で全部廻っている気がします。

2. その人が何が欲しいのかを知れれば、何でもうまくいく?

ミヒロ:その人が何が欲しいのかを知れれば、何でもうまくいきますね。
人間関係も、仕事も。

つづく:と、あと多分、自分らしくいる、だと思うんです。

ミヒロ:自分が、自分らしくいる。

つづく:自分が豊かじゃないと、間違いなくいいカタチはつくれないし、それはお客様もそうだと思うんですよね。相手のことをよく理解するということは、その人がまた違う人のことを理解すること、それがどう生きていくかにつながり、納得できる・・・すごく大事ですよね。

ミヒロ:都竹さんが自分らしくいるために、意識していることは何ですか?

つづく:去年、気づいたんですけど・・・直感。

ミヒロ:直感?というと???

つづく:0.何秒で決めたこととか、すごく大事なことだと思うんです。
「あ、こう!」と思ったら当たります。

ミヒロ:直感に従うことが自分らしくいること、ということですか?

つづく:そうです。
あとは、自分らしくいるのは、前のお店との対比がいちばん分かりやすいと思いますけど、自分のアイデアに時間を相当使うことが、自分らしくいられることだとすごく思いますね。

ミヒロ:アイデアに時間を使うってことは、具体的にどんなことを指すんですか?

つづく:髪の毛に全部必要だなって思って、具体的な商品(つづくバーム/下の写真)をつくるとか、サービス、デザインもそうですよね。デザインなんてまさに商品ですもんね。

ミヒロ:それは考える時間をつくっているのか、それとも何かをしながら考えているのか、どうなんですか?

つづく:何かをしながら考える方が、ぼくには合っていると思います。
カタチもそうですけど、概要だけを決めて、あとは走りながら考えていく方が自分らしいですね。それは明確です。

その時、その時で動くのが自分らしいですが、それで迷ったこともあるんです。

世の中や周りを見ていたら、しっかりと計画をつくらないとダメだと感じることもあったし、会社でもそれは言われたし、損益分岐点とか、1年の計画とか、みんなは かなり書くんですよね。でも、ぼくは それがまったくうまくいかなかったんですね。

ミヒロ:そうですよね(笑)ぼくもうまくいかないです。
それが正しいっていうことが、ぼくは理解できないんですよ・・・

つづく:もうひとつ言うと、恩義を尽くすこととか、自分が育って、人を育てたら自分がパワーアップするっていう、それらもぼくにとっては、よく分からない理論なんです。一応その要素はあると思っているんですけど、それも今はちょっと理解し難いです。

ミヒロ:育てたら、パワーアップする?

つづく:人を育てることが、自分の成長だっていう話ですね。
これは投げちゃダメなことかもしれないんですけど、あの話は誰がつくったんだろう?と・・・
あれのせいでどれだけ・・・ぼくは苦しんだか・・・

美しさとか、それに合う人はいると思うんですけど、そこにエネルギーをどれだけ使ったことかと・・・

その時、その時に最善を尽くしているじゃないですか・・・ぼくはそれが大事かな、と。

ミヒロ:なるほどね。

つづく:いつもは、ぼくの方がものすごく(ミヒロさんに)聞いているじゃないですか?聞かれるとすごくあったかくなりますね、体は。

ミヒロ:ちなみに今はどんな気持ちですか?感覚でもいいですよ。

つづく:この状態で切ったもの(髪)って、どんなカタチになるのかな・・・

ミヒロ:出来上がりが楽しみです。

つづく:そうですね。

3. なりたい自分になるには?

ミヒロ:カタチとは、何を思ってカタチとするんですか?

つづく:点と線だと思うんです。
その相性みたいな・・・なんかそんな感覚です。

ミヒロ:点と線って言うのは、髪の毛で言うと どういうことですか?

つづく:たとえば、線で切らずに、点で切っていくんですよ(実際に切ってミヒロさんには見せている)

ミヒロ:点がつながって線になる・・・

つづく:それでこの線が、今度はこっちの線と合体して、どういう風に見えるか、とか・・・が、カタチ。

ミヒロ:その完成形は、どの時点で見えているんですか?

つづく:一応、最初の時点でほぼ・・・

ミヒロ:その点と線をつないだ完成形がイメージできて、あとはその通り、手が動いてくる?

つづく:そうなんですけど、対応していると、また変わってくるという感じです。

ミヒロ:なるほど、なるほどー。点が変わってくるわけですか?

つづく:そうです、そうです。そういうことが面白いんです。

ミヒロ:面白いなぁ・・・

つづく:横を見たら、アウトラインが後ろに下がっていたりするとエレガントさを出し、自然にするとカジュアル感になり、前にいくとモードだったり・・・

ぼくの今日のコンセプトでいくと、ちょっとセクシーにという流れと、崩れる流れがあって、そのバランスを含めて考えているので・・・そう言われると、点と線ばかり見ているかもしれないですね。

あとは、頬骨とか、顎のライン、目のラインとか、それも全部関係してくるし、
先程言ったように、どこで生活をしているかとか、湿度がどうなってくるのか、なども考えますし、たとえば、主婦の方だったら、髪を括った時にどうしようかな、とか、そういうことも全部、イメージの中でつくっています。

ミヒロ:その人の生活シーンもイメージできてないと、つくれないということ?

つづく:それ、大きいです。そしてその中で、段々未来の話になったりします。
生活と生活のつながりの延長線上に未来があるので、そこも結構 喋ったりします。その後押しもできるようになったら嬉しいですね。

それで、若いうちに写真を撮っておいて、こんな影響力のある人とつながってるよ、みたいな(笑)ミヒロさんとも、早くから写真を撮っておけば良かったです(笑)

ミヒロ:カットもそろそろ終わりなので、最後のシメとして・・・
都竹さんにとって、カットするということは、どういうことですか?

つづく:自己実現。
今 ぼく、頭が働いてないんで、突然思ったのはそれです。

ミヒロ:自己実現ってどういうことなんだろう?

つづく:自分の思ったものをカタチにしていきたいっていう気持ちが、多分、すごく強くて、この美容業界に入ったんです。・・・散髪屋さんの時も切ってたんですけど、自分のつくっているものが、なんか納得できなくて・・・

納得したいために、もう一度心斎橋(以前の職場)で働いたんですよ、最初は。
今は(納得感を)コントロールできるようになったので、カタチをつくることが自分自身もだったり、お客様が良くなっていくこととして、すごく集中できています。

そしてそれをもう少し広げたいって思います。

ミヒロ:自己実現というのは、お客様にとっても自己実現であるということですね。
なるほど!自己実現しにカットしに来てるんですね、みんな遠くから。

つづく:それを言われると恥ずかしいですねぇ・・・(笑)

ミヒロ:でも、なりたい自分になれるワケじゃないですか?

つづく:それです、それです!その方がいいです!それです!!!

ミヒロ:ということで、なりたい自分になりましょう〜!

つづく:ありがとうございます。


▼インタビューは前半はこちら
髪はお守りになる。都竹正義さんインタビュー


理 美容師 or人生がときめく魔法のカット人
都竹 正義さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

   

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: 自分らしく, なりたい自分, オオサカカット, インタビュー, 直感, 理美容師, 大阪, 髪

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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