子どもがミスをしたら、本人はもちろん、
親としてもつらいですね。
1. ミスは話題にし、次に生かそう
お母さんは、ミスしたことに触れず、
傷ついている子どもをなぐさめたり、
励ましたりしたいと思うでしょう。
でもここは、ミスから目をそらさずに、
しっかりと話題にしましょう。
時間は取り戻せませんし、誰だって失敗はします。
失敗したことにフォーカスしすぎず、
失敗をどう感じ、どう次に生かしていったらいいのかに
フォーカスしましょう。
2. 物事を多面的に見る力を育ててあげる
「なぜ間違えたの?」
と聞くと、子どもは責められていると感じ、
言い訳を考えるでしょう。
この場合は「気持ちを聞かせてくれる?」
と、子どもに今の気持ちを整理させて
言葉にさせることが大切です。
「ドキドキして、できなかった」
「うまくできなくて悔しい」
など、子どもが気持ちを語ったら、
お母さんは
「頑張ったのに、できなくて悔しいね」
と子どもの気持ちを受け止め、共感してあげてください。
それから「よかったことは何かな?」
とうまくいったことを振り返らせてみましょう。
物事にはネガティブな面ばかりでなく、
いい面もあるということに気づかせます。
さらに「これからできることは何かな?」
と今回できなかったことや、
足りなかったことを補うためにできることを考えさせます。
「お客さんのほうを見ない」「いっぱい練習する」
などというかもしれませんが、
対策の内容は問題ではありません。
ここでは、失敗したときは悲しむだけではなく、
その経験を生かし、次に成功させるための対策を考える
ということが学べれば十分です。
魔法の質問
・気持ちを聞かせてくれる?
・よかったことは何かな?
・これからできることは何かな?
・気持ちを聞かせてくれる?
・よかったことは何かな?
・これからできることは何かな?