悩みすぎてどうしたらいいかわからなくなったときは、自分に質問をして自分と会話しよう。
その会話をもっと重ねることで、見えてくることがたくさんあると思います。

1. もしかして浮気しているのでは?
彼の車に乗ったとき、床に化粧品が落ちているのを発見してしまいました。
それ以来、彼からのメール返信が遅かったり、
電話をかけても出なかったりすると、
「もしかして、今この瞬間に浮気しているのでは?」
と考えるようになってしまいました。
彼の言動を疑ってしまう自分自身がとてもイヤなのですが、
その気持ちをどうしても消せないのです。
あなたの想像は、現実ですか?
2. 想像を消し去る
あなたの想像は、
あなたの中では現実になってしまう。
もしかしたら、想像は事実かもしれないが、
今の段階では推測にすぎない。
それを確認するためにも、聞いてみよう。
「疑う」という想いは、
自分にとっても相手にとってもマイナスなもの。
相手を疑う前に、
相手の話を聞いてみよう。
3. 壁を超えて

人は責められると、壁をつくってしまう。
攻撃されると、
守りたくなるから。
それが続けば続くほど、
壁は厚くなる。
一度できたその壁は、
崩していくのが難しい。
だから、
責めないで、伝えることをしてみよう。
ありのままの気持ちを、そのまま。
どんなことで不安なのか。
どんな自分がイヤなのか。
そして、相手の気持ちを聞きたいという想いを。
壁がなければ、
お互いの気持ちを伝えやすい。
本音のコミュニケーションは、壁がないところからはじまる。
・イヤな自分を捨てる方法は何ですか?
・壁をつくらずに、伝えることはできますか?
4. 好きなのに生理的に受け付けない部分
彼は人柄がよく優しい人なのですが、
わたしにはどうしても生理的に受け付けないところがあるのです。
それは食事のマナー。
彼のお箸の使い方や食べ方を見ていると、
一緒に食事している私のほうが、食欲がなくなるくらいです。
けれどもそういった部分はなかなか指摘しづらくて、
我慢しながらつきあっています。
受け入れますか? 向き合いますか?
5. 2つの選択

相手を受け入れる。
これは2人で過ごしていくには、必要なこと。
しかし、
どうしても受け入れることができないときには、向き合ってみよう。
思っていることを伝え、
相手の気持ちとぶつけてみる。
我慢することはない。
向き合うことで解決できることも
たくさんある。
受け入れるか、
向き合うか。
2人の距離を保っていくには、
この2つのどちらかを選択していこう。
6. 伝える勇気
伝えたいけど、
伝えられない。
そんなことを言ったら、
なんて思われるか。
こんな想いをもったまま、過ごしていくのはツライ。
相手にとって、
言ってあげたほうがいいことは、
伝えてあげよう。
自分でも気付いていない場合もあるし、
気付かせてくれる人がいなかったのかもしれない。
伝える勇気は相手を成長させる。
伝えること、それは、あなたの役割かもしれない。
・どんな成長のきっかけをつくりますか?
・指摘しにくい理由は何ですか?

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