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海外暮らし

”移働”のススメ【後半】

2019年4月10日

移動(旅)と仕事を掛け合わせたライフスタイルは人生を豊かにする。

移動や旅をしながら自分の好きや得意を見つけ、チャレンジを繰り返しながら、周りの人のチャレンジも応援している働き方実験家の松田然(もゆる)さんにさんにインタビュー!

小さなチャレンジをしながら自分の得意を知る方法をご紹介します。

松田 然
働き方や旅などの分野のライターとして4000人以上を取材。
自転車旅をしながら働くスタイルで47都道府県を走破したり、月の半分は国内外を旅するライフスタイルを実験している。
フリーランス向けの働き方コーチングや、健康オンラインサロンも主宰するなど、これからの働き方、暮らし方を考えることがライフテーマ。

対談の後半では、移動や旅をすることで得られることについてお話いただきました。

▼前半はこちら
今のワークスタイルになったのはなぜ?仕事と遊びに境目は? お金を稼ぐ理由って?

1. 移動や旅をすることで得られることは何ですか?

ミヒロ:もゆるさんは日本全国を自転車で旅した前と後でどう変化しましたか? 新しい視点が得られたとか。

もゆる:そうですね。旅をしている時もそうですが、旅に出ると決断した時から大きく変わりましたね。

30代になり、将来への漠然とした不安を抱いていた時に、心理学の先生やお坊さんの話を聞く機会があり、二人とも同じことを言っていることに気付いたんですね。「今を生きろ」と。

将来起こるかわからないことに迷うのではではなく、今やりたいことや楽しいと思うことをやることが大切と腹落ちできたので、心からやりたかった旅をすることに。そうしたら旅先でも同じような考えを持った人に多く出会えました。

ミヒロ:旅が人生を変えるのではなく、決断が人生を変えるんですね。旅すると人生が変わると思っている人も多いと思いんですが、それはどうですか?

もゆる:そうですね、このメディアが「自分探しトラベル」という名前ですもんね(笑)ぼくの中では、人生を変えるためには、本当の自分を発見する必要があり、ポイントもあると思っています。

例えば、非日常感のある場所に行くと「好きだな」「嫌いだな」という感度がいつもより上がりませんか?

ぼくの場合、そんな旅先で得た感情を大事にしていて、旅中は全力で現地を楽しんで、帰りの飛行機や新幹線などで感情を書き留めたメモを見返します。例えば、あのカフェは居心地よかったなとか、海が好きだとか、このクライアントの仕事は旅先でやっても楽しかったけどこのクライアントは違ったとか(笑)。

ミヒロ:感情を振り返れる帰り道がポイントなんですね!

もゆる:旅に出る前は調べることが多かったり、旅の後もゴールがないと何かを決めにくいじゃないですか。でも、旅先から家に帰るまでの間は、家に着くというゴールがあるので、それまでに自分探し=自分の得たかった感情探しをするイメージです。

2. なぜ、非日常だと感度が高まると思いますか?

ミヒロ:旅のように非日常の場所にいると、自分に対する感度が高まるのは何でだと思いますか?

もゆる:なんででしょうね……。あんまり考えたことなくて。

ぼく、今のワークスタイル自体が、会社と家の往復ではないので、日常も会社員の時と比べて非日常のような感じではあるのですが、ひとつ言えるのは会社員の時、移動は「耐える時間」だったんです。

でも、旅は現地や移動中で前向きな内省の時間が増えるので感度を高められるというか。ぼく「夕陽ハンター」という肩書きもあるんですが(笑)太陽が水平線に沈んだあと1時間くらいのマジックアワーの時間が好きなんです。

ミヒロ:ぼくも同じです。その時間好きです。

もゆる:あたりが暗くなって、空がピンクに染まっている時とかに、自分の感情と向き合っていると、いろいろ気付くことがあります。旅はそんなとっておきの時間を取りやすいんですよね。

ミヒロ:ぼくが思ったのは、日常だと考えないでできることが多いじゃないですか。習慣になっていることとか。非日常は物事一つひとつに対して「これってどうしなければいけないんだっけ」みたいに問われる、自分と対話する機会が多いから、自然と「改めて考える」というか。そこで、好き嫌いがわかってくることにつながってくるのかなと。

3. 今までどんなトラブルがありましたか?

ミヒロ:もゆるさんは旅や移動中のトラブルって今までありましたか?

もゆる:うーん、トラブルはあってもすぐ忘れてしまいます(笑)ちょっと思い出してみます。あっ、初めての海外でカナダに1年いた時は……

ミヒロ:初めての海外で1年間もカナダに?

もゆる:そうなんです。ミヒロさんはTOEIC受けたことありますか? 日本人の平均は500点くらいだと思うんですが、

ミヒロ:ぼく250点です

もゆる:今、ぼくは270点だったと言おうとしたら(笑)

ミヒロ:同じレベルですね(笑)

もゆる:英語ができない状態で海外に行ったので、コミュニケーションでトラブル続きでした。

例えば、当時の彼女がくれたお守りをアメリカの空港で不審がられて。ガタイのいい保安官に「コレはなんだ」と。「なんで縫ってあるんだ、何か入れてあるだろ?怪しい」って言われて(聞かれている英語も実はわかってない)。

英語で答えられずニコニコしていたら、数十分も取り調べを受けて、やっと飛行機に乗れたら席がダブルブッキングで……カナダの空港に着いてからもトラブル続きで、詳しく伝えたいのですが、いろいろありすぎてここでは割愛します。

その後も、仕事ができるワーキングホリデービザで外国人しかいない職場でも働き、はじめての海外ながらトラブル続きで、度胸がつきました。

ミヒロさんは旅のトラブルはありましたか?

ミヒロ:トラブルしかないですね(一同爆笑)このメディアも、「自分探しトラブル」にしようかな(笑)

もゆる: 旅、仕事、人生のトラブルといろいろ……。共通点があるものとないものがあると思うんですが、どれが一番課題解決しやすいと思いますか?

ミヒロ:う〜ん。そうですね……。一番簡単なのは、仕事のトラブルですね。これってすごく表面的なトラブルで(笑)。

旅のトラブルは、テストのように試されている感じがあります。

人生のトラブルが、本当に向き合うべきことなのかなと。本当に向き合うべきトラブル、人生のトラブルのサインとして、仕事のトラブルや旅のトラブルがあるような気がしますね。

もゆる:なるほど! ぼくの場合、旅のトラブルは本来楽しみにしてたことがトラブルで楽しめなくなるパターンと、その状態をも楽しめるパターンとがあるような気がしています。

ぼくは「実験」という言葉を使うことが多くて、旅のトラブルは「試されているな」と思うんですね。仕事だとクライアントに迷惑をかけるみたいなことがありますが、旅のトラブルだと「自分ごと」だけで収まるパターンも多い。

なので、旅中の失敗やトラブルもいい経験として、仕事や人生のトラブルの予行練習になる感じです。

4. 海外暮らしでどんな成長ができましたか?

もゆる:自分は英語が苦手でしたが、コミュニケーションも得意ではなく、口下手で。

ただ、海外に出てからは、上手に英語を喋れなくても、相手に対して心だけは開いていこうと思うようになりました。

ミヒロ:もゆるさんなりの心を開くポイントは?

もゆる:今は(心を開くのが)当たり前だと思っているので、意識している時点で無理しているなと感じますが、当時は英語が喋れなかった分、聞くことを意識しました。質問家のミヒロさんの前で言うのも恐れ多いのですが、質問が大事で、聞くことで相手にも心を開いてもらう練習をしていました。

ミヒロ:自分の心をどう開いたらいいかわからない人は、相手の心を開くことにフォーカスするんですね。話を聞いたり、質問したりすると相手の心が開くから、そこにスッと入っていけると。

もゆる:ライターのお仕事も一緒で、相手の心を開くことでいい取材ができて、いい記事が書けるようになります。まずは聞くことが大事。これを海外で学びました。

5. チャレンジとは何ですか?

ミヒロ:もゆるさんは「チャレンジ」を応援したくて独立したと言っていましたが、もゆるさん自身はいつからチャレンジを意識し始めたのですか?

もゆる:中学生くらいの時から、行きたい場所があれば自転車でどこでも行ってみたんです。例えば東京から鎌倉まで走ったり。

お金を理由にチャレンジしない人が多いと思うんですが、学生の頃はお金がなくてもチャレンジできた原体験があります。

はじめての海外もお金がなかったし、英語を話せないから怖いし、でも行ってみたら得るものが多かった。チャレンジしたことで人生が豊かになる経験をしたので、チャレンジの良いところを伝えたいなと感じました。

ミヒロ:チャレンジすると満たされる原体験があったから、周りにも知ってもらいたいという感じですか?

もゆる:そうですね。でもチャレンジの形はなんでもいいと思っています。

子育てをしながら仕事をしたり、SNSで情報発信したり……みんな自転車旅して!みたいなことは思ってないです(笑)

ミヒロ:自分らしく生きるためのひとつの方法として「チャレンジ」っていいかもね?って感じですね。チャレンジしている最中は「今、チャレンジしている」という感覚はありますか?

もゆる:二軸ですね。あるときもないときもあります。

自転車旅をしているとき、「チャレンジしているな」と思ったのは47都道府県全てを走り終えることが見えてきたときですね。

それまでは「楽しいなー」だけで、チャレンジしている感覚は薄かったです。

ミヒロ:最初はチャレンジの感覚がなかったんですね。

もゆる:チャレンジすることを目的にはじめるのではなく、やりたいと思ってはじめる感じで、振り返るとチャレンジしていたみたいな。

ミヒロ:自分の好きなことを色々トライしてみて、最後の締めくくりがチャレンジになるかもしれない。それくらいの感覚ですよね。

もゆる:おっしゃる通りですね。

ミヒロ:大きなチャレンジをすれば良い訳ではなく、自分らしい活動ができれば良いんですね。

もゆる:そう考えたら、チャレンジって言葉ではないかもしれないですね。自分らしい「在り方」とか「自然体でできる活動」とか。

「この数字を得る」「目標に到達する」ではなく、まずは身の丈にあったアクションをしていくことでいいのかなと思います。

6. これからやっていきたいことは?

もゆる:「移働」です。移動の「移」に働くの「働」。

ぼく自身、仕事があって行きたいと思った時に行けなかった話をしましたが、働き方が場所に束縛されている方は多いと思うんですよね。

その場合、情報がないのか、何かに囚われていることも多いと思うので、移動しながら働くためのノウハウを伝えたり、仲間を作ってもっと「移働」しやすい世の中にしていきたい。

移動の自由を得ることは豊かさのひとつだと思っています。そのための最初のアクションをサポートできれば嬉しいですね。

ミヒロ:移働、みんなしてほしいです。応援します。本日はありがとうございました。

▼前半はこちら
今のワークスタイルになったのはなぜ?仕事と遊びに境目は? お金を稼ぐ理由って?

働き方実験家 松田 然(もゆる)さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

   

Filed Under: 仕事, 旅 Tagged With: 旅, 移動, トラブル, 海外暮らし, 移働, インタビュー, 対談

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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