子どもが学校から泣きながら帰ってきたら、
お母さんは心穏やかではありませんね。
子どもが嫌がらなければ、
ひざに抱っこしてなぐさめてあげましょう。
1.悲しい気持ちとは限らない
世の中には、“泣いてはいけない”
といった風潮がありますが、
悲しい気持ちを味わうことはとても大切なこと。
無理に泣き止ませることはありません。
「悲しいね」「泣きたいよね」
と子どもに寄り添いましょう。
子どもが落ち着いたら「今はどんな気持ち?」
と自分の感情を言葉にさせましょう。
泣いているからといって悲しい気持ちとは限りません。
悔しい、つらい、苦しいなど
自分の感情を確かめさせることが大切です。
魔法の質問
今はどんな気持ち?
今はどんな気持ち?
2.解決するのではなく立て直す力を伸ばす
その上で「どんなことがあったの?」
とそんな気持ちになった理由を質問します。
子どもが答えたら、お母さんは
「そうだったの。それはつらかったね」
など、優しく受け止めてあげましょう。
それだけで、子どもはずいぶん楽になるはずです。
ここでは、泣いて帰った理由を解決するのではなく、
つらいときに自分で気持ちを立て直すことを
学ばせましょう。
「どうしたら笑顔になれるかな?」
と聞き、自分で気分転換の方法を考えさせてみてください。
ゲームをする、公園に遊びに行く、おやつを食べるなど、
子どもが考えたことであれば、
なんでもいいのでやらせてあげましょう。
また「お母さんに手伝えることは何かな?」
と聞いてみてもいいですね。
「美味しい晩ご飯を作って」などと言ったら、もう大丈夫。
子どもはすっかり立ち直っています。
魔法の質問
・どんなことがあったの?
・どうしたら笑顔になれるかな?
・どんなことがあったの?
・どうしたら笑顔になれるかな?