パートナーとの関係が安定したら、
パートナーシップをさらに深めるためにしたいことが3つあります。
- 当たり前で見えなかった感謝を見つける
- 見たくないところに向き合う
- これからの未来を共につくる
長く一緒に暮らしていると、
当たり前になりすぎて見えない部分が多くなってきます。
感謝すべきところで感謝を忘れる、
ねぎらうべき出来事でも、何も伝えない。
そんな小さなすれ違いが、
気づいたときには大きなすれ違いへと発展してしまいます。
また、手間はかかりますが、楽しい部分だけを共有するのではなく、
見たくない部分にも向き合ってみましょう。
それを乗り越えるためには膨大なエネルギーを費やすかもしれませんが、
本当のパートナーシップを築くためには欠かせないことです。
愛する人と関係を続けるためにも、これらのしつもんに答えてみてください。
1. 小さく褒める

褒めるのは照れくさい。
だから、思っていたとしても口にするのはやめよう。
そう思いつづけて、
長い間経ってしまっていないだろうか。
どんな小さな些細なことでも、
褒められると嬉しいもの。
恥ずかしさを乗り越えて、
ちょっとしたことを褒めてみよう。
褒めてあげたいのはどんなところですか?
2. 怒りの奥にあるもの
ちょっとしたことでイラッとする。
昔はなんとも思わなかったけれど、
ずっと一緒に暮らしていると、気になって仕方ない。
そんな部分もあるかもしれない。
その怒りを抑えずに、感じてみよう。
そして、なぜ怒りが起きるのかを考えてみよう。
相手に期待し、その期待が外れたときに、怒りは生まれる。
相手に期待していること、信じたいことも伝えてみよう。
どんなときに相手に怒りを感じますか?

3. ネガティブを共有
楽しい、しあわせなことだけを共有するのではなく、
悲しいこと、つらいことも共有しよう。
ネガティブな感情に向き合うのは
エネルギーがいること。
そこから逃げず、
その感情を2人で共有しよう。
相手が何に悲しみを感じているかを知り、
味わおう。
今までで悲しかった出来事は何ですか?
4. 感謝を発見
長い間一緒にいると「当たり前」が多くなる。
してもらって当たり前。
してくれないと文句を言う。
2人の距離が近ければ近いほど、
感謝の気持ちが生まれにくくなってしまうから。
だからこそ、どんなことにも感謝したい。
今日の「ありがとう」は何かを探して、
相手に伝えてみよう。
感謝している部分はどこですか?

5. 2人で未来をつくる
今を生きるので精一杯。
でも、大事なのは今だけじゃなく、未来をつくること。
2人でどんな未来をつくっていきたいだろうか。
自分の未来だけじゃなく、
2人がそこにいる未来を想像しよう。
どこで、どんなことをしているのか。
2人だからできる姿をイメージして。
2人のしあわせをつくれるのは、2人だけだから。
2人でどんな未来をつくっていきたいですか?

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