忙しいと思うことはありませんか?
仕事をしているんだから、
忙しいのは当然!と思っているあなた、
時間は2倍にも3倍にもなるのです。
1日が24時間よりもっとあったらいいなと思うこともありますよね
ここで
「時間」について考えてみましょう。
1. 何をやめますか?
本を読んだり、レクチャーを受けると
”やること”ばかり増えてしまいます。
新しいことに取り組むのはとてもいいことなのですが、
やることを1つ決めたら、同時にやめることを1つ決めましょう。
ぼくの著書で
「やめる力」があるのですが
そこでは、やめることをすると人生も仕事もうまくいく、ということを書いています。
WiSHLIST(ウィッシュリスト)で、やりたいことを書いている人は多いと思いますが
やめることリスト、やらないことリストを作ってみてもいいかもしれません。
やめるものを増やすことで
スケジュールに余白が生まれてきます。
余白がないと、
ゆとりが生まれず、追われるように仕事をしていたのでは
いいクオリティのものを提供できません。
また、
成長したり磨いたりする時間も取れなくなってしまいます。
余白を生むためにも
やめることを決めてみましょう。
やめることは何ですか?
2. 誰に任せますか?
起業を始めたばかりの時は、誰かに頼むよりも自分でやったほうがいいと思いがちです。
理由は、外注費がかかるから。
まだ売上もないのに、外注費として支出が増えるなんて嫌ですよね。
得意でもないのに
事務作業をしている、経理をしている
チラシを作っている、SNSの投稿をしている。
本当は自分のサービスや商品に力を入れたいのに
それをする”以外”の時間ばかりが増えていきます。
仮に、
あなたの売上がゼロだとしても
週に数時間でもいいので
人を雇ってみましょう。
苦手な作業をお願いしてみましょう。
苦手な作業を100%お願いすることを最初はできなくても
30%でもいいから頼んでみる。
人に物事を頼む感覚を身に付けてください。
誰に何を任せてみますか?
3. 最も価値を生む時間は?
任せるものが決まったら、
あなたがやるべきことを改めて考えることです。
あなたがやるべきこととは
最も「価値」を生み出すことなのです。
例えば、
イラストレーターの方だったらイラストを書いている時間
コピーライターの方だったら文章を書いている時間
セラピストの方だったら施術をしている時間
講師の人であれば講義をしている時間
ぼくだったら
アイデアを考えている時間と
アイデアを形にする時間です。
極端なことを言えば、
あなたが価値を生み出している時間以外を、すべて誰かに任せると良いです。
自分でなくてもできることは
他の人に任せましょう。
あなたは、あなたしかできないことにエネルギーを注ぎましょう。
ここでいうあなたしかできないというのは
世界の誰にもできないという意味ではありません。
あなたのなかで、
最も価値が生まれる時間のことです。
この時間をしらないと、
いくら頑張っても売上は伸びないし、仕事もうまくいきません。
あなたが最も価値を生む時間は、何をしている時ですか?
4. どのようにすればさらに良いやり方になりますか?
あなたが最も価値を生む時間がわかりました。
今度は、それを最適化することにチャレンジしてみましょう。
どのようにすれば、もっと効率的にできるだろう?
どのようにすれば、もっとパフォーマンスが発揮できるだろう?
どのようにすれば、もっと短い時間でできるだろう?
こんな質問を常に自分に投げかけてみることが必要です。
例えば、
ぼくの場合はアイデアを生む時間が価値をつくる、と書きましたが
アイデアを思いついたときに
アイデアのキーワードをメモして
それを元にアイデアをふくらませるということをしています。
どのようにすればさらに良いやり方ができるか?
と、問いかけたところ
アイデアをふくらませることを
メモ帳やパソコンがなくても
スマートフォンの音声入力で文章化するということを取り入れてみました。
今まで以上に
アイデアをまとめる時間が短くなり
場所を問わず仕事がはかどるようになりました。
あなたなりの最適化を常にしていきましょう。
どのようにすればさらに良いやり方になりますか?
5. どんな時間を買いますか?
時間は買うことができます。
ぼくも買える時間はどんどん買っています。
ぼくにとって、もったいないと思う時間は
・移動の時間
・事務的な作業をしている時間
・知識をみにつける時間
などです。
移動はより早く快適なものに投資する
事務作業は秘書のアウトソーシングを使う
得たい知識はすでに身につけている専門家の方に直接教えてもらう。
というように、
お金で変える時間はどんどん買います。
ブランド品や株や不動産などの投資には全く興味がありませんが
時間を買うことには、お金を惜しみなく使います。
「私も収入に余裕があったら、時間を買おうかな」と思っているとしたら
順番を変えてください。
もし、
収入が潤沢になってから時間をかうとすれば、
それまでは時間をかわずに、自分で行うということになります。
苦手な作業などもすることになり、結局は時間を失ってしまいます。
その結果、収益につながる価値を生み出す時間が減ってしまうという
悪循環に陥ってしまいます。
少しでもいいので、
時間を買うことを意識してみてください。
どんな時間を買いますか?