夢は作るものではなく、生まれるものですから、
現在は夢が描けなくても問題ありません。
1. 先入観や限定的を外そう
「何かないの?」という質問は
「夢がないとダメ」といった先入観の上に立った質問なので、
魔法の質問とはいえませんね。
また「将来、どんな職業につきたいの?」
と聞くと、将来=職業と限定されて、
憧れの職業がない子は答えられないので、
この質問もNGです。
とはいえ、将来の自分をイメージするのは、
想像力を働かせて考える練習になりますし、
楽しいものなので、質問を試みてもいいでしょう。
2. 好きなもの好きなことを知ることから始めよう
子どもがなりたい人、やってみたいことを
自由に考えさせるような質問をするには
「何でもなれるとしたら、何になりたい?」
「何でもかなうとしたら、何がやりたい?」
がいいでしょう。
憧れている著名人でもいいですし、
アニメのキャラクターや怪獣など、
架空のものでもかまいません。
子どもが答えに窮するようなら、
単純に「何が好き?」と聞いてみましょう。
好きなものや好きなことがあると自信になりますし、
その先にやりたいことが見つかることもあります。
子どもが「お花が好き」と言ったからといって、
「じゃあ、お花屋さんを目指そう」など、
勝手に職業を決めないようにしましょう。
夢は子どもが自分で描くもの。
今は子どもが「自分は何が好きなんだろう?」
と自問自答して、好きなものや好きなことを知り、
それを大切にしていきたいと思えることが大切です。
魔法の質問
・何でもかなうとしたら、何がやりたい?
・何が好き?
・何でもかなうとしたら、何がやりたい?
・何が好き?