就学前や低学年の場合、
お母さんが持ち物のチェックをしてあげたほうがいいでしょう。
小学校3年生くらいまでには忘れ物がないように、
持ち物を自分で管理できるように
させていきたいですね。
このケースは小学校2、3年生くらいの例
と考えてください。
1. 忘れ物と人格は関係ない
ここでまず注意したいのは、
忘れ物をしたことで
「だから言ったでしょ?ダメな子ね」
などと、子どもの人格までを否定しないことです。
忘れ物をした行為自体は問題ですが、
子どもの人格とは関係ありません。
忘れ物は大人だってします。
大切なのは、次に同じことをしないための対策を立てることです。
2. 忘れ物をしたときの気持ちを意識させる
お母さんにも経験があるでしょうが、
忘れ物をすると気分が落ち着かず、
その場をどう切り抜けようかと考えてしまいますね。
そんな思いをするのが嫌だから、
持ち物をメモしておき、
出かける前にそれをチェックするなど対策を立てるわけです。
それと同じように、
子どもにも忘れ物をしたときの気持ちを
意識させることが大切です。
最初の質問で
「どんな気持ちがした?」
「忘れ物をしてどんなふうに困った?」
と聞いてみましょう。
子どもがそのときの状況で、
嫌だった気分を思い出したら、次は
「次からできることは何かな?」
と対策を考えさせましょう。
「◯◯ちゃんから借りたから困らなかった」
と平気な顔をしている場合は、
「◯◯ちゃんはどんな気持ちだったかな?」
と質問してください。
忘れ物をすると自分が困るだけではなく、
人にも迷惑をかけるということに気づかせることも大切です。
魔法の質問
・どんな気持ちがした?
・次からできることは何かな?
・どんな気持ちがした?
・次からできることは何かな?