90パーセント以上の方が自分の強みを理解していませんが、仮に自分の強みを答えられたとしても、その強みを100パーセント生かせているのかというと、そうとはいえません。
じつは、自分がもっている力を発揮している人はほとんどいないといっても、いい過ぎではないのです。
であれば、なおさら、どんな人でも強みや素質を知る魔法のスイッチの効果を実感していただけることでしょう。

1. いかに、その人に最適な質問をするか
あなたが本来もっている力を発揮するために投げかけるのが「魔法の質問」ですが、その質問はそれぞれの魔法使いによってまったく異なります。
その魔法使いだけに効果を発揮する質問があり、その質問を別の魔法使いにしても効果は発揮されず、むしろ逆効果になることもあります。
つまり、万人受けする質問をすればいいのではなく、「いかに、その人に最適な質問をするか」が大事なのです。
それを証明するかのごとく、魔法のスイッチはあらゆる人間関係で効果を発揮します。
4つのシーン別に、くわしくお話ししていきましょう。
2. 「魔法のスイッチ」が役に立つ具体的な4つのシーン
① 職場の人間関係で悩んでいるとき
人が会社を辞めるときの一番の原因は、人間関係だそうです。
いくらいい会社に入って、やりたい仕事ができていようとも、人間関係がうまくいかないとモチベーションは上がらず、あなたの力を発揮することができません。
また、いくら企画力、プレゼン力があったとしても、職場の人たちと良好な関係を築くことができなければ、あなたの評価は上がらないでしょう。
そんなときこそ、職場で顔を合わせる人の素質を知りましょう。
あなたが経営者やリーダーであれば、
「どうすれば部下やスタッフのモチベーションが上がるのか」
「どう伝えれば、動いてくれるのか」
また、あなたに上司や先輩がいるのなら、
「上司はどんなことを望んでいるのか」
「どんな人とチームを組めば自分の力を生かせるのか」
そういったことがわかると、いままでうまくいかなかった理由やうまくいくための解決策が自然と浮かんできます。
あなたがみんなの素質を把握するだけで、あなただけでなく、まわりの人も心地よく仕事をすることができます。
チームプレイとしても最大限のパフォーマンスが発揮できるようになります。

② 子どもの能力を引き出したいとき
親であれば「自分の子どもには、もっともっと、もっている能力を十分に発揮してもらいたい!」と思うのは自然なことでしょう。
しかし、どんなことをすれば、どんな言葉をかければ、子どもの能力を発揮できるか理解している人はほとんどいません。
たとえば、同じわが子でも、長男と次男では性格がまったく違うこともあるでしょう。
正義感が強く慎重派の長男と、世渡り上手で甘えん坊の次男。2人に同じことを伝えても、受け取り方はまったく違います。
つまり、違う素質をもった2人の捉え方や考え方は異なるため、同じ育て方や言葉がけをしても、2人が同じように能力を発揮するとは考えにくいのです。
だからこそ、子ども1人ひとりがもつ素質、強みを知っておくことが大事です。
そして、その子に合った強みを引き出すための質問をしてあげる。
そうすることで、その子は、その子なりの最適な方法で能力を発揮できるようになっていきます。
これは自分の子どもだけに限った話ではありません。
もしあなたが、幼稚園や学校、塾や習いごとの先生など、子どもに関わる仕事をしているのであれば、1人ひとりの個性を知っておく必要があります。
そして、その子に合った質問で能力を引き出すことに取り組んでみてください。かならず、魔法のスイッチの効果を感じていただけるでしょう。
③ 起業家やフリーランスが自分の強みを知りたいとき
「会社を辞めて独立したい」
「起業・副業をしたい」
「新しいことをはじめたい」
そう思っても、何をしたらいいかわからないと悩んでいる方も少なくありません。
また、自分のキャリアや資格、特技を生かしたサービスや商品を売ろうとしても、似たようなサービスをしている人が他にいるために、「これじゃあ、集客なんてできないんじゃないか?」と不安になり、行動できずにいるという人も多いのではないでしょうか。
しかし、同じようなサービスであっても、そこにあなたらしさをプラスすれば、それが他者との差別化になり、オリジナルのサービス、商品を生み出すことができます。
そんなときこそ役に立つのが、この魔法のスイッチです。
前述したとおり、人は自分の強みを理解していません。たとえ理解していると思う人でも、それを100パーセント生かし切れてはいないのです。
だからこそ、まずは自分の強みを知りましょう。
そして、その強みを生かしたサービス、商品づくりを意識してみてください。
そうすれば、同じようなサービス、商品であっても、かならずオリジナリティあふれるものを生み出すことができます。

④ 恋愛・パートナーシップがうまくいかないとき
つき合いたての恋人同士や、長年連れ添った夫婦であっても、
「なぜ私のことをわかってくれないんだろう?」
「相手が何を考えているのかまったくわからない」
と、思うことは多々あるでしょう。
このように、恋愛・パートナーシップで悩む人は多く、その悩みはいくつになっても消えることはありません。
しかし、その原因の多くは、
「自分の本質」
「相手の本質」
「相手との関係性」
の3つを知ることですべて解消することができます。
そして、魔法のスイッチを使えば、それらを簡単に知ることができます。
自分と相手の本質を理解し、相手との関係性を知れば、いままで悩んでいた理由が理解できるでしょう。
恋愛は決して1人でできるものではありません。いい関係を築くことは、あなただけではなく、相手にとっても幸せなこと。
大切な人を幸せにしたいと思うなら、まずはあなたから相手を知り、寄り添いましょう。
相手に合わせた関わり方ができれば、いまよりもっといいコミュニケーションが生まれ、良好な関係を築くことができます。
その人に最適な質問をしていますか?