前回は、3日間で10人以上の人を喜ばせた結果、どんな気持ちになったかを書いてもらいました。それができたら、次に進んでください。
1. たったひとりの人を喜ばせる
人を喜ばせることについては、この講座の4ケ月間は引き続き実践をお願いします。
4ケ月以内に100人以上の人、と同時に、たったひとりの人、を喜ばせることを行っていきましょう。
今回のレッスンは「気持ちの動きを知る」です。
とても重要なレッスンなので、必ず取り組んでいただければと思います。
このレッスンを体験しないと、コピーライティングの力を知ることができません。
ぜひノートとペンをもってやっていきましょう。
まずレッスンの前に、実際に存在している “あなたの大切な人” を決めてください。
家族、恋人、親、誰でも構いません。ただし、文字が読める人を選んだほうがいいです。赤ちゃんなど、まだ文字を読めない方は今回対象外とします。大切な人を選んだら、その方の名前を書いてください。
次に、その人への『ラブレター』を書きます。
ラブレターというと告白文のようなイメージがあるかもしれません。まだ告白していない人は告白文でもよいのですが、「どのくらいあなたを愛しているか」ということを書きます。
ボリュームはノート1ページ分くらいで構いませんので、書いてみてください。10分から15分くらいで書けるかなと思います。
ラブレターを書き上げるまで、この先は読まないでくださいね。
2. コピーライティングの力とは?
さて、ラブレターを書きあげたら、ノートの次のページをめくってください。
今度は、もう1通、同じその人に向けて、『最悪なレター』を書いてください。
悪口、憎しみ、ネガティブなことなど、その人に対してわずかでも出てくる嫌な気持ちを書いてみましょう。
これも10分くらいかけて、1ページくらい書いてください。
さて、今あなたの手元には、あなたが同じ人にあてて書いた『ラブレター』と『最悪なレター』があります。
まだ書いていない方は、ここで読むのをやめて、書いてから続きを読んでください。
というのも、書く前にこの先を読むとあまりレッスンにならないからです。
しかも、このレッスンがナチュラルコピーライティング、特にマインド編でとても重要なものだからです。
用意はいいですか?
では、次のレッスンに移る前に、今あなたが書いた2通のお手紙をその人に送って読んでもらってください。
「えー!?」ってなると思いますが、その人に2通とも読んでもらってください。
本当に読んでもらったら、コピーライティングの力がより実感できると思います。「コピーの力がまだない」と思っている方がいるかもしれませんが、もうすでにあるんです。
というのも、コピーライティングの力とは、人のこころが動く文を書く力のことだからです。もうみなさんは、それを書いているんです。さきほどの2通の手紙を見せてみたら、きっとその人のこころは動くと思います。
コピーには人のこころが動かす力がある、ということをぜひ実感してほしいんです。そして、すでにあなたは人のこころを動かすコピーの力を持っているということを実感してほしいんです。
それを踏まえての質問です。
あなたが書いた2通をその人に見せたことを想像してみて、どんな気持ちでしたか?
とても重要なレッスンをしました。まだ手紙を書いていない方は、今からでも遅くありませんので、ぜひ手紙を書いてみてください。
きっとコピーの力を実感できると思います。
★ナチュラルコピーライティング