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まだ見ぬ自分を知るための旅

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共通点

ビジネスが飛躍するコツ

2020年12月11日

お客様にもいくつかパターンがあります。その中で、すでにお客様になってくれた人と、これからお客様になってくれる人、この2つを考えてみましょう。

1. それぞれのお客様に違ったアプローチをする

すでにお客様になってくれた人とは、お金を払って、商品やサービスを買ってくれた人です。

これからお客様になってくれる人は、まだ商品は買っていないけれども、ステップメールやニュースレターに登録していたり、商品やサービスに興味がある、タイミングが合ったらぜひ買いたいという人です。

このそれぞれのお客様たちに、違ったアプローチをしていきましょう。

すでに商品を買ってくれたお客様に対しては、アフターケアの内容などを伝えて、またリピートしてもらうようなニュースレターを書いてみる。
これからのお客様には内容を変えて、すでに買ってくれたお客様の感想などを織り込んだレターにしてみる。

お客様によってアピールする内容を使い分けられるようになると、一気にビジネスが飛躍していきます。

まずは、今いるお客様の種類を把握するリストをつくって、どの人がどちらのお客様なのかを管理しましょう。

お客様の人数が少ないうちは問題ないかもしれませんが、50人、100人となってくると、頭では覚えきれないと思います。リストを簡単に振り分けてくれ、自動的にお客様の種類別にメールを配信するシステムなどもありますので、上手に活用しましょう。

ビジネスを軌道に乗せるには、新しいお客様を増やすことはもちろんですが、すでに商品を買ってくれたお客様をどれだけリピーターにできるかどうかがポイントです。

これができないと、このステージに延々と留まることになります。

新しいお客様をつくり続けるのはエネルギーが必要となるので、そこばかりに力を入れているといずれ行き詰まってしまいがちです。
これまでのお客様にもまた来てもらえるようになると、それだけで食べていけるようになります。

すでに買ってくれたお客様に対して何もアプローチをしないのは、また一からお客様を集めることと同じです。

お客様の種類を把握し、管理する。
そして、それぞれにどんなアプローチをするかということをしっかりと押さえてください。

2. 自分がお客様だったらという視点で考える

魔法の質問
どんな種類のお客様がいますか?

ここでは、これからお客様になってくれる人と、すでにお客様になってくれている人の2種類を挙げましたが、他にもあるかもしれません。
成長の段階や、属性、地域などでお客様をグループ分けしておくと、個別にアプローチしやすくなって便利ですよ。

魔法の質問
お客様のどんな情報を管理しておきたいですか?

必要のない情報まで管理する必要はありません。
自分がお客様と関わりを築いている中で、必須な項目だけに絞って管理していきましょう。

魔法の質問
どのようにして管理していきますか?

お客様が増えてくると、頭の中だけでは管理しきれなくなってきます。
パソコンのソフトや、インターネット上のサービスなどをうまく活用していきましょう。

魔法の質問
これからお客様になってくれる人には、どんなアプローチをしますか?

関わりはあるけど、まだ買ってもらったことがない。
そんなお客様に買ってもらうには、どんなアプローチをすればいいでしょうか?
自分がお客様だったら・・・という視点で考えてみましょう。

魔法の質問
すでにお客様になってくれている人には、どんなアプローチをしますか?

すでにお客様になってくれている人に、どんな関わり方をしていきますか?
売って終わりではなく、長く関係が続くアプローチをしていきたいですね。
お客様が次に何を望んでいるかを知ることも大切です。

魔法の質問
繰り返し行きたくなるお店や買いたくなる商品の共通点は何ですか?

あなたが繰り返し行きたくなるお店や、何度も買いたくなる商品などの共通点は何でしょうか?
その要素を明確にして、自分の中にも取り込んでいきましょう。

魔法の質問
繰り返し買ってもらうためには、どのようにすればいいですか?

繰り返し買ってもらうために、あなたはどんなことができますか?
どんな関わり方をしていけばいいでしょうか?
自然な流れがつくれるといいですね。

魔法の質問
あなたと長く関わると、どんないいことがありますか?

商品やサービスだけに頼っていたのでは、長い関係を築いていくのは難しいのかもしれません。
もっと他の要素も大切です。
お客様の立場になって考えてみると、見つかりやすいですよ。

Filed Under: 仕事 Tagged With: アプローチ, ビジネス, 仕事, 共通点, 視点を変える, 関係性

1人でビジネスを頑張っている状態から抜け出す「仲間をつなげる」

2020年11月30日

仲間ができたら、その仲間をつなげましょう。

1. 1人で頑張っている状態から抜け出す

仲間をつなげることで、1人で頑張っている状態から抜け出すことができます。
仲間同士のコミュニティをつくることを目指してください。

それは協会という形でもいいし、NPOのような非営利組織でもいいです。

できればそのつながった仲間で、自分たちの活動を通して世の中の問題を解決することを目指しましょう。その場合、営利目的ではなく、公益性の高いものにしたほうがコミュニティの吸引力が高まります。

営利目的はその企業の利益のために存在し、公益なものは世の中の課題解決のために存在するからです。

1人よりも、仲間がいるほうが心が楽になることもあることでしょう。
壁を乗り越えることもできるでしょう。

さらに、お互いを磨き上げる場にすることができます。
経験したことを共有することで、全体のレベルアップにもなります。

2. どんなコミュニティをつくっていきたいですか?

魔法の質問
どんなコミュニティをつくりますか?

どんなコミュニティをつくっていきたいですか?
こんな会ができたらいいな、こんな仲間とこんな活動をしたい、とイメージしてみましょう。

魔法の質問
コミュニティのビジョンは何ですか?

仲間をつなげるコミュニティには、何よりも目的が大切です。
何のために集まっているのでしょうか?
その理由があると、より自然に、より強く結ばれていきます。
もう1度、自分のビジョン、コミュニティのビジョンを明確にしていきましょう。

魔法の質問
世の中にどう役立っていきますか?

このコミュニティは、世の中にどう役立っていきますか?
自分たちの会というよりも、みんなのための会になるほうが広がります。

魔法の質問
10年後はどんな世の中になっていますか?

この会の活動を通して世の中に役立つことができた結果、10年後は、どんな世の中になっていると思いますか?
こんな世の中になっていたら嬉しいなと思うことを書いてみてください。

3. 何を大切にしていきますか?

魔法の質問
仲間に共通していることは何ですか?

仲間になってくれている人に共通することは何でしょうか?
それが、会の個性かもしれませんね。
共通していることがわかると、何を大切にしていけばいいのかもわかってくるはずです。

魔法の質問
ビジョンを持ち続けるために、できることは何ですか?

ビジョンは1度つくったら終わり、というものではありません。
いつも、そしていつまでも持ち続けるもの。
活動するときにいつもビジョンを持ち続けていくためには、どんなことをしたらいいかを考えておきましょう。

魔法の質問
どのように運営していきますか?

市民団体にするのか、会社にするのか、NPOにするのか、協会にするのか、どんな形で運営していくのかはとても大切なポイントです。
また、1人では運営できないので、どんな組織で、どんなスタイルで運営していくのかも考えましょう。

魔法の質問
コミュニティで大切にしたいことは何ですか?

コミュニティを運営する上で大切なことは、自分たちがどんな考え方や価値観を大切にするのかを明確にして、みんなで共有することです。
共有することで、活動に軸ができます。
自分たちが大切にすること10ヶ条を、ぜひ、仲間と話し合って決めてください。

Filed Under: お金, 仕事, ライフスタイル Tagged With: コミュニティ, 仕事, 社会貢献, 仲間, 共通点

質問力が高まる実践!「ゲーム」をしよう

2020年8月3日

自分が質問者になったとき、相手の答えを受け取る態度や心構えについて学べるゲームです。

1. 承認し合うことで、場の雰囲気がよくなる

ポイントは、発言を聞いた後に、みんなで「いいね」と言いながら拍手をすること。質問に対する自分の答えに、みんなが賛同してくれる喜びを実感できます。

にぎやかなゲームなので、場の雰囲気を明るくする効果もあります。

★「いいね+拍手ゲーム」のやり方
① ゲームを始めることを告げ、テーマを発表します。
テーマの質問は、ポジティブなものであればOK。質問に対して答えを3つ用意してもらいます。

・テーマ例
A「最近あった、いいことは何ですか? 3つ思い浮かべてください」
B「あなたが大切にしているものは何ですか? 3つ答えてください」
C「最近感動したことは何ですか? 3つあげてください」

② ルールはとてもシンプルです。
話す人は、質問の答えを簡潔に発表します。長々と説明するような話し方はNG。
発表者が答え終わったら、みんなで一斉に「いいね〜」と言いながら拍手をします。

・回答例
A「映画の試写会に当たりました」
B「応援し合える仲間です」
C「妹に子どもが生まれたことです」
 ⬇
「いいね〜!」(拍手)

③ ひとりがひとつの答えを発表したら、隣の人にバトンタッチします。
一巡したら、2つ目の答えを発表。
同じようにして、全員が3つの答えを発表したら終了です。

・こんな場面で
会議が始まる前 → ムードをよくします
レクリエーション・メニューとして → 場を和ませます
パーティーで → 初対面の人同士でも盛り上がれます

・ポイント
筆記用具を使える環境であれば、答えを書き出してもらい、それをひとつずつ読み上げてもらうと、短時間で効率よくゲームが進行できます。

魔法の質問
・最近あった、いいことは何ですか? 3つ思い浮かべてください
・あなたが大切にしているものは何ですか? 3つ答えてください
・最近感動したことは何ですか? 3つあげてください

2. 共通点が見つかれば、心の距離が近くなる

会話の中で相手との共痛点が見つかると、急に親しみがわきます。これは「類似性の法則」といい、共痛点がある人は、心理的な距離が近くなるからです。

そこで、「共痛点さがし」のゲームを行って、質問の経験値を上げていきましょう。職場やサークルなど、付き合いが長い間柄でも、お互いの共通点を知らないことは多いものです。

ゲームの後は、質問をし合った相手との雰囲気がとてもよくなります。

★「2分間・共痛点さがしゲーム」のやり方
① 紙と筆記用具を用意します。2人1組になります。

② 質問する人と答える人を決めます。2分間、質問をして、その中で見つかった共痛点について、答える人が書き留めていきます。
ルールはシンプル。
メガネをしている、服の色が同じなど目に見える共通点ではなく、質問して見つかるものに限ります。

③ 終了したら、記録した共通点を発表し合い、共通する点が一番多かったチームを表彰します。
その後、ペアを変えてゲームを繰り返します。

・ポイント
他のチームの共通点(例えば、おすしが好き、温泉が好き、朝食は食べる派など)を聞くと「なんだ、そんなものでいいのか」と気が楽になります。繰り返すことで、共通点をさがす会話のハードルも低くなっていきます。

魔法の質問
・共通点は何ですか?

Filed Under: 仕事, ライフスタイル Tagged With: 共通点, ゲーム, 心の距離を縮める, 承認, 場作り

会話がはずむ質問のしかた

2020年7月30日

会話が続かない、話がふくらんでいかない・・・。
そんなときは、話題の核になる「キーワード」を見つけましょう。

共通点さがしや、物事のきっかけを質問することで、答えの中に話を広げていく「種」が見えてきます。

1. 共通点を見つけるための質問

「類似性の法則」といって、好きなものや出身地など、共通点があると心理的な距離が縮まります。

相手との共通点を見つけるときは、抽象度の高い質問からしぼりこんでいくと会話が続きます。いきなり「野球」ではなく、「体を動かすのが好き → スポーツ → 野球」といった具合に、答えを聞いて掘り下げます。好きな食べ物などにも使えます。

① NG質問
野球は好きですか?

魔法の質問
体を動かすことは好きですか?

これでもOK
・中華料理の中では、何が好きですか?
・旅行をするのは好きですか?
(「旅行好き → 国内・海外 → 具体的な場所」と展開)

② NG質問
ご両親はどちらにお住まいですか?

魔法の質問
ごきょうだいはいらっしゃいますか?

つっこみ質問
・弟さんはおいくつですか?
・長男ならではの苦労もありますよね?

きょうだい関係の話は、会話の糸口になりやすいものです。ひとりっ子でも「長男・長女同士」という共通点があれば、同じ立場でもはずみます。

なお、家族の話は、兄弟姉妹のことから聞くのが無難。親御さんは健在とは限りません。

③ NG質問
料理は得意なほうですか?

魔法の質問
料理をするのはお好きですか?

つっこみ質問
・どんな料理が評判いいですか?
・レシピを教えてもらえますか?

料理の話題は会話を盛り上げるネタのひとつですが、腕前をさぐるような質問はNG。できない人には失礼な場合も。

「好きかどうか」と尋ねれば上手下手は関係ありません。仮に嫌いな場合でも、「面倒ですよね」などと話を合わせられます。

2. 一対一だけでなく、周囲の人にも会話のバトンを渡す

① NG質問
Aさんのお話しは、興味深いですね。

魔法の質問
Aさんのお話しは、興味深いですね。 Bさんはいかがですか?

これでもOK
・Aさんの立場だったら、Bさんはどうされますか?

集まりの中で1人が話を独占している場合や、話の輪にうまく入れない人がいるときは、周囲の人にも会話のバトンを渡す質問をしましょう。

発言者が増えることで言葉が行き交い、会話が活性化されれば成功です。

② Aさん、最近何かいいことありましたか?

魔法の質問
みなさん、最近うれしかったことは何ですか?

これでもOK
・最近ほめられたことは何ですか?
・最近感動したことは何ですか?

社員研修などでも行われる、場の雰囲気がよくなる「ゲーム感覚」の質問。個人ではなく、その場にいる全員にポジティブな話題を聞くのがポイント。

全員が答え、周りから「そうなんだ」「いいね」とあいづちがあれば、場が盛り上がります。

Filed Under: 仕事, ライフスタイル Tagged With: 会話, 共通点, 抽象度, バトン, ゲーム感覚

また会いたいと思うだけでは伝わらない「次につなげる別れ際のしつもん」

2020年7月27日

交流会やクライアントとの打ち上げ、友人同士の飲み会など、どんなに楽しい会でも、必ず終わりの時間はやってきます。

その場だけのご縁に終わらせず、その別れ際でうまくしつもんすることが、今後の関係を決定づけることになります。

1. また会いたいと思うだけでは伝わらない

また会いたいと思える相手に対しては、会いたいことを伝えるだけでなく、具体的にいつ会えるかということを尋ねるしつもんをしましょう。

「またお会いしたいのですが、いつぐらいに会えますか?」

その場でスケジュールを調整できなかったとしても、「社交辞令ではなく本心から会いたいのです」ということを伝えることができます。しつもんだけで終わらせず、別れたあと、改めて、メールなどで積極的に感謝を伝えることも大事です。

お礼のメールでは、コピー&ペーストできるような文面ではなく、その相手だけに向けて書くということが大事です。会話のなかで出たキーワードを織り込み、それを次に会うことと関連づけるのです。

たとえば、会話のなかで相手がワイン好きという共通点が見つかったとします。

「今日はありがとうございました。今日のお話のなかで、〇〇さんもワイン好きだということを知りました。実は、美味しいワインを揃えているお店を知っているんですよ。できれば、そのお店にご一緒したいのですがいかがでしょうか。お忙しいことと思いますが、ご都合をお聞かせいただければ幸いです。ちなみに、夜であれば私はいつでも大丈夫です」

あくまでも一例ですが、こんな文面であればいいのではないでしょうか。

気をつけていただきたいのは、ムリは禁物という点です。ただ会ってくださいとお願いするだけでは、会う理由が見つからず、相手も行動に移しにくいものです。

強がって相手に合わせていても、長い目で見れば良い関係にはつながりません。やはり重要なのは、会話のなかで共通点を見つけ、相手にも楽しんでもらいたいという気持ちでいることです。

2. お礼のメールは早く、短く

お礼のメールは、可能なかぎり早く送ったほうがいいでしょう。

帰りの電車内でもかまいません。遅くとも翌朝、相手が最初に目にするタイミングで送っておきましょう。

メールは短くてかまいません。
手紙というより、はがきというイメージでしょうか。

最初から長文のメールが来ると、相手は驚くと思います。私はあなたの話を聞いていましたよという事実を知ってもらえればよいので、そこで私はあなたのためにがんばっていますよというアピールになっては逆効果です。

逆に、それほどまた会いたいとは思っていない人への対応も自然にこなしたいものです。

無難に終わらせようと思った人には、お礼のメールは送るけども、次の行動まではコミットしないという対応でいいと思います。

「また連絡しますね」「またメールしますね」
その程度でとどめておき、以後はそれほど気にかけなくていいと思います。

エチケットとして挨拶は重要ですから、別れたあとにメールはしておいたほうがいいでしょう。その際も、会話のなかに出てきたトピックを出してもいいかもしれませんが、次の具体的な約束は書かなくていいと思います。

「今日はありがとうございました。最後の〇〇のお話、とても楽しかったですね。今後ともよろしくお願いいたします」

こんな感じでしょうか。

魔法の質問
次はいつお会いできますか?

Filed Under: 仕事, ライフスタイル Tagged With: 仕事, 共通点, 別れ際, 会いたい, お礼

わかりきったことでもあえて聞いてみよう

2020年7月11日

会話をする相手との共通点がたくさんあれば会話は広がります。共通点があることは、共感や信頼につながりやすいからです。

1. 抽象度を上げれば共通点が見つかりやすい

とはいえ、共通点がなかなか見つからないケースも出てくると思います。そんなときは、しつもんの抽象度を上げてみましょう。そうすることで、共通点が見つかりやすくなります。

ここで、共通点を見つけるためのごく一般的なやり取りを見てみましょう。事例では、スポーツに関する共通点を見つけようとしています。

参加者A「野球はお好きですか?」
参加者B「いまいちですね」
参加者A「じゃあ、ゴルフは好きですか?」
参加者B「いや、それもいまいち」
参加者A「えーと、そうですねえ、じゃあバレーは好きですか?」
参加者B「それもあんまり・・・」
参加者A「わかった! サッカーならどうでしょう?」
参加者B「すみません、それも興味がないんです」

なかなか共通点が見つからないようです。こんなときは、しつもんを変えてみましょう。ひとつ抽象度を上げるのです。

「スポーツは好きですか?」

すると、イエスと言ってくれる確率は高くなります。それでも見つからないときは、もう一段階上げてみましょう。

「体を動かすことは好きですか?」

こうすれば、さらに確率は高くなります。
イエスと言ってもらえてもなかなか会話がつづかない、というときでも、このしつもんは使えます。

共通点が見つからない場合は、抽象度を上げてしつもんしてみましょう。
切り口が広がれば別の共通点も見つかりやすくなります。

2. 会話の切り口と相手の変化を知るしつもん

これまでは、初対面の人との会話についてお話してきました。

始めて会う人と会話をするときには、いろいろな切り口があるということをおわかりいただけたと思います。

ただ、長年おつき合いされた方ならともかく、2回目、3回目に会う人との会話は、まだまだ気を遣うものだと思います。

そんなときは、会話の最初の切り口があったほうが、ふたりの話がスムーズに進むのではないでしょうか。

事例では、AさんはBさんとの初対面のときに、Bさんが毎月2回ゴルフに行っていることを聞いています。

Aさん「たしか、月2回ゴルフに行かれているんでしたよね?」
Bさん「いや、それが行ってないんだよ」
Aさん「どうされたんですか?」
Bさん「忙しくてさ」
Aさん「新しいプロジェクトでも始まったんですか?」
Bさん「そうなんだよ。実は・・・」

わかっていることをあえて聞くのは、相手が話したそうなトピックを聞いてあげることで、会話を発展させるのが目的です。

相手に気持ちよく話してもらうために、あるいは少し硬くなりがちな会話の序盤を柔らかくするために、このしつもんを使いましょう。

このしつもんは、久しぶりに会う人との会話の切り口になるだけでなく、長らく会っていない人の変化を知るうえでも、有効なしつもんになるのではないでしょうか。

魔法の質問
たしか、〇〇がお好きでしたよね?

Filed Under: 仕事, ライフスタイル Tagged With: 会話, 共通点, 共感, 信頼, 抽象度

これだけで初対面でもあわてない!今日から使えるきっかけしつもん

2020年7月3日

相手との共通点が見つかると、会話は広がり、親近感も芽生えます。

1. キーワードをつかめば共通点が見つかる

とくに初対面の場合は、共通点を見るけることに焦点を絞るとよいでしょう。

そのためには、どんなしつもんをするかということよりも、相手の話から何をひろい上げるかということがポイントとなります。

相手の話から、自分の気になったこと、相手が話したそうだと思えることをキーワードとして記憶にとどめてください。そして、そのキーワードをもとに、話を展開していくのです。

マツダ「週末はいかがでしたか?」
相 手「ゴルフに行ったんだよ」

この会話でのキーワードは「ゴルフ」です。このゴルフをもとにして、いろいろな角度からしつもんを広げることができます。

「ゴルフにはよく行かれるんですか?」
「いつから始められたんですか?」
「どうして始めようと思ったんですか?」
「スコアはいくつぐらいなんですか?」
「どんなコースでプレーされたんですか?」
「そのコースにはどうやって行かれたんですか?」
「ゴルフのどんなところが面白いんですか?」
「だれか、お好きなプレーヤーはいますか?」

などなど、ひとつのキーワードから、すぐに思いつくだけでも、いくつものしつもんが浮かんできます。

思いつかないときには、5W1H(when where who what why how)と現在・過去・未来を軸にしてしつもんを考えてみてください。

2. 正解はない

仮に、相手の話のなかからふたつのキーワードを見つけたら、しつもんはさらに増えていきます。さらに、そのふたつのキーワードが関連していたとしたら・・・。しつもんは無限に広がっていくと思いませんか。

つまり、キーワードを見つけることは、会話を上手に勧めるうえで最も重要なことのひとつなのです。

そして、キーワードをひろってしつもんをしていきながら、会話の相手との共通点を見つけていくのです。共通点が見つかれば、その時点で相手との距離は驚くほど縮まっているはずです。

キーワードを見つけるときに、気をつけていただきたいことがあります。
それは、正解はないということです。

どれがキーワードとして正解なんだろうと考えてしまうと、焦ったり、不安になったりするので、自然に引っかかったものから選びましょう。

ただ単に自分が面白そうだと感じたことでもかまいません。相手が話したそうだなと自分が思ったというだけでもかまいません。

会話中に自分のアンテナに引っかかったことを掘り下げてみてください。

魔法の質問
今までどんな本を読みましたか?

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル Tagged With: 会話, 共通点, 親近感, キーワード, 初対面

楽しいことに目を向ける

2020年6月27日

下の図を見てください。
あなたはどこに目が行きますか?おそらく、線が欠けているところに目を向けてしまうのではないでしょうか。

1. 前向きな気持ちになると会話ははずむ

これは、人間の習性と言ってもいいでしょう。たとえば、自分の部屋を見回してみてください。整然としているところではなく、何か乱れたところが気になってしまうということはありませんか?

気持ちも同じです。

できていないこと、うまくいっていないこと、不平、不満といったマイナスの面ばかりが気になってしまうのです。いきおい、会話でも愚痴を言いたがる人が多いものです。これは、みなさんもよくおわかりでしょう。

ところが、愚痴を言っても、結局のところストレスは解消されません。愚痴を聞かされているほうも、気が滅入ってしまいます。

ぼくはそういう会話が苦手なので、こんなしつもんをします。

「最近、何か嬉しいことはありましたか?」

ほかにも「楽しいことはありましたか?」「面白いことはありましたか?」などといったしつもんで会話を始めることが多いですね。

しかし、こういうしつもんをすると、ほとんどの人がこう答えます。

「嬉しいことなんかありません」
「うまくいっていることなんかないです」

なぜでしょうか。

それは、欠けているところばかりを見ているから、本当は満たされているところもあるはずなのに、そこに目が向いていないのです。

うまくいっていないこと、不平、不満、愚痴を話すと、気分が悪くなります。
反対に、嬉しいこと、楽しいこと、面白かったことを話すと、気分が良くなります。

気分が悪い状態で会話をするのと、気分が良い状態で会話をするのと、どちらの会話がはずむでしょうか。みなさんはもうすでにおわかりだと思います。

この感覚がわかると、できていること、うまくいっていることに目が向くようになります。そうすると「人生そんなに悪くない、けっこううまくいっているじゃないか」という前向きな気持ちになるのではないでしょうか。

2. 人となりがわかれば共通点も見つけやすい

初対面の人との会話でも、このしつもんは有効です。

理由は今お話ししたとおりですが、そのほかにも相手が何を嬉しく思うのか、何が楽しいと思うのか、何を面白いと思うのか、その人の人となりを知るうえでも役に立つはずです。

それがわかれば、相手との共通点を見つけやすくなり、会話はさらに広がっていくでしょう。

ぼくたちの社内でも、会議の前にはこうしたしつもんをします。
そうすると、社員が良い気分で会議に臨めるのです。それに、その人の周辺で最近何があったかを知ることができ、お互いの距離も縮まるのです。

魔法の質問
最近、何か嬉しいことはありましたか?
何か楽しいことはありましたか?

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心の距離を縮める方法

2019年10月16日

今回は、心の距離を縮める方法として3つのコツをお伝えします。

1. 共通点を見つける

心の距離を縮める方法の1つとして、共通点を見るけることがあげられます。

知らない土地へ行った時に、出逢った人がたまたま同じ地元の同じ高校の出身、
と知っただけで、昔から知っていたような感覚になることがあります。

共通点があるだけで、心の距離が縮まるのです。

でも、意識をしないと普段の会話の中で共通点を見つけることは難しいもの。

「この人と自分の共通点はどこだろう?」
この質問を自分に投げかけながら5分も話をすれば
10個以上の共通点は見つかります。

共通点をたくさん見つけて、心の距離を縮めてください。

魔法の質問
相手とどんな共通点がありましたか?

2. 目で話す

会話は口で言葉でするもの。そう思っていませんか?

でも、会話は口意外でもできるのです。その1つが目。
「目は口ほどに物を言う」といわれるくらい
目でコミュニケーションが可能なのです。

目だけで伝え合う。そんなゲームも研修をする時にやったりするのですが、
毎回半数以上の方が、目だけで相手の気持ちを理解することが可能なのです。

伝えたいことは、目でも伝えてみる。

夢を話している時、相手の目をよく見てみてください。
きっと輝いているはずです。
悩みを話している時は心だけでなく目も落ち込んでいます。

目でも伝えることを意識してみましょう。

魔法の質問
目でどんなことを伝えたいですか?

3. 表情で話す

目と同じく大切なのが、表情です。
表情を見るだけで、その人の心の様子に気づくことができます。

自分が話をしている時にどんな表情をしているか、
意識したことはありますでしょうか?

ぼくは人前で話すことも今は多いので、その様子をビデオに撮ることもあります。
始めの頃は不安でいっぱいの表情でした。
これでは、聞き手としては内容に対しても不安になってしまいますよね。

一度、鏡の中の自分に話しかけてみてください。

想像以上に暗い表情かもしれません。
表情も、相手に伝わります。
言葉で伝えるのが苦手な場合は、表情だけでも変えてみましょう。

魔法の質問
鏡の中の自分はどんな表情でしたか?

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

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『人の本来持ち合わせているものを引き出す』ことがカメラマン JO MORIYAMAさんインタビュー(2)

2019年10月11日

トム・ハンクス、ミランダ・カー、サラ・ジェシカ・パーカー、安室奈美恵、
石原さとみ、榮倉奈々、菅田将暉なども撮影してきた、バルセロナ在住の写真家JO MORIYAMAさん。

表情を十何年も研究し、写真を撮る時だけじゃなく、その後の暮らしでも活きた表情で過ごしてほしいと、『日常こそ人生』と伝え、ポートレート撮影では表情のレクチャーまでされています。

世界の有名人との撮影秘話、相手の気持ちを想像し、表情を創造する秘訣を伺いました。

インタビュー後半は、撮影時の声がけ、関係性の作り方、これから出版される本について聞いています。


JO MORIYAMA
(ジョウ モリヤマ)
写真家 / 表情の専門家 

http://www.jo-moriyama.com/

  
▼インタビューは前半はこちら
写真だけいい表情をしても意味がない!暮らしでも活きることが大切 JO MORIYAMAさんインタビュー

1. サラ・ジェシカ・パーカーは3分、トム・ハンクスは45秒の撮影秘話は?

マツダミヒロ(以下、ミヒロ):十年以上前、まだスマホなどがない時は、カメラを持っている人が少ない時代でしたが、今はほぼ全員がいつもカメラを持ち歩いています。

そこで、カメラマンの位置付けというか、その辺りが変わってきたと思うのですが、どんな風に感じてますか?

JO MORIYAMAさん(以下、JOさん) : だいぶ(位置付けは)下がってます。全員カメラマンですよ。全員人間だって言っていいほど、全員カメラマンですから。

だからと言うわけじゃありませんが、こうして歳を重ねるにつれて、先程話した表情の話などを言語化できるようになったというのは、自分の中でひとつの進歩かなと思います。

おぼろげに昔からやっていることは変わらないのですが、以前はそれを言葉にできなかった・・・ということはありました。
目指しているところは変わらずに一緒ですね。

ミヒロ:インスタなどもあるが故、良い写真をみんな撮ろうとするじゃないですか、綺麗な景色とか。
そう考えた時に、これからの時代のカメラマンの役割って何だろう?と考えますか?

JOさん:ぼくは、『人の本来持ち合わせているものを引き出すこと』がカメラマンだと思います。

ミヒロ:あぁ〜、あるほど!
ということは、撮るということよりも、引き出す方が仕事なんですね?

JOさん:そうです。ぼくはそう思っています。
それだったら、ちゃんと辻褄が合うんじゃないかと思います。

ミヒロ:そうですね。
前に聞いたエピソードで「芸能人や俳優さんとかのポートレートを撮る時に、すごく時間が短いけれど、そこでどうやるか?」みたいな話がすごく面白かったのですが。トム・ハンクスさんが・・・

JOさん:45秒?

ミヒロ:そうです、45秒(笑) 
他のタレントさんは、そんなに撮影が短くないんですよね?

JOさん:ハリウッド系は結構短いです。たとえば、サラ・ジェシカ・パーカーとかは3分。

余談ですけど、その時は何を間違えたかライトを持っていかなかったんです(笑)ヤバいと思いましたね。なぜ持っていかなかったのかは分からないんですが。
そして他の媒体のカメラマンからライトを借り、その人は英語を話せなかったんですが、ぼくは英語でサラ・ジェシカ・パーカーとワイワイ話すものだから、「返り討ちにあったよ」と言われて(笑)

ハリウッド系は、3分あったらいい方ですね。

ミヒロ:3分の時はどうやって撮るんですか?

JOさん:3分あったら結構撮れるんですよ。

ミヒロ:え? 本当に?

JOさん:撮れます、撮れます。

ミヒロ:最初にこんな声がけをする、このように関係性を作る、というのはありますか?

JOさん:基本、人対人じゃないですか。人対人の共通点を探していくという感じです。

ミヒロ:え? サラ・ジェシカ・パーカーとJOさんの共通点は何ですか?

JOさん:共通点、知りたいですか?(笑)

ミヒロ:知りたい!知りたい!(笑)

JOさん:撮影のことだけは鮮明に覚えているんですよね。
共通点は、『道で声をかけられた時に、振り返る髪のなびく感じが気持ちいい』という共通点(笑)それは見ても、やっても気持ちいい!

ミヒロ:たとえば、「同じ時計してますね」という共通点は、見て分かるじゃないですか。でも、振り返る時の髪の共通点は見て分かりませんよね。
それは、想像して「そうだよね?」と確認するんですか?

JOさん:そうですねぇ・・・確認はしないですけど、特に女性だったら、多分95%の確率で 振り向きざまをやりたいと思うだろうと・・・それを突き詰めていくというか。

ミヒロ:「これがお互いの共通点だよね?」ということは確認しないんですね?

JOさん:まぁ・・・そうですね

ミヒロ:あ! ここがポイントなのかもしれない!
「共通点を探そう」と言うと、みんな「これは共通点だよね?」「うん、分かった、共通点だね」と、確認したものを共通点と呼ぶ、と思っているかもしれないです。

でも、「きっとこの人は、これが好きなんだろうな。ぼくも好きだな」と言うのは心の中にあるものですよね。これを共通点と呼びましょう!と言うことでいいんですよね?

JOさん:そうですね、確認しないで。

たとえばですよ。女性でほぼ髪の毛が長ければ、「これ、やりたいだろう」という想像はあります。でも、実は本人は「あまりそれを好きじゃなかった」となる時も、感覚で分かるんです。
「え?やるの?」、「はいはい、やればいいんでしょ」という感じになるから(笑)

ミヒロ:これはすごく大きいポイントだと思います。『共通点はお互いに確認しなくても共通点である』ということをみんなは思っていないから、そのコツを知ったら、ホッとできる人や安心できるはいっぱいいると思います。

コミュニケーションをうまくするために、「相手との共通点を探せばいい」と言うけれど、「ぼく、釣りが好きなんですけど、あなたは釣りが好きですか?」と質問して、「はい、釣り好きです」と聞いたら、「よし、共通点が見つかった!」ということだと思っていると思うんです。

JOさん:今のはすごく良い例ですね。
釣りの楽しみって、「釣れるか釣れないか分からない」、博打じゃないけれど、共通点はそのような『ザックリ同じ感覚』です。

ミヒロ:あぁ、なるほど!

JOさん:そこを探せばいいという。

ミヒロ:だとしたら、釣りをする、しないという具体的な事例じゃなくて、
それより抽象度をひとつ上にあげて、「なんで釣りが好きなんだろう?」、「多分、こういうことじゃないかな?」というところで、共通点を探していくということなんですね?

JOさん:そうです、そうです。そこですね!

ミヒロ:それで、サラ・ジェシカ・パーカーに戻るんですけど(笑)、振り返る時の髪の共通点を見つけました、それから?

JOさん:彼女は女優なので、「道を歩いているところを、後ろから声をかけられて振り向いている、という設定で撮りましょう」と言いました。
「今のは少しわざとらしいから、もう少し演じてやってみよう」と。

これは、女優、俳優ならではのアプローチなんですけど、本業だからわざとらしくない感じでやっていかないといけない、そこを詰めて撮るといった感じです。

ミヒロ:それで3分で、無事終了ですか?

JOさん:そうですね。
それで、他の媒体のカメラマンから借りていたライトも返しました(笑)

ミヒロ:では、45秒の場合はどうだったんですか? トム・ハンクスさん。

JOさん : トム・ハンクスの場合は、ちょっと事例を失敗したんですけど(笑)、多分20歳くらいぼくより年上なんですね、そして俳優じゃないですか。

「レンズの中に家族がいて、覗くとトムのおばあちゃんが微笑みかけているんですよ」というようなお題を出したんです。でも考えてみたら、おばあちゃんはもう亡くなっている年だなと思って・・・

ミヒロ:でも、亡くなっていても 心の中にいるからいいですよね。

JOさん:まぁ、そうなんですが、もう少し若くしても良かったなと思います(笑) そういう感じですね。

ミヒロ:それは何故、その設定をしたんですか?

JOさん:確実に喜ぶと考えられる設定だからです。良い顔を引き出すことができるだろうという・・・

自分が俳優で、レンズの、いや、穴の向こうにおばあちゃんがいる、微笑みかけてくれている、といった時に、いろんな表情が出てくるだろうと思うんです。
それが確実というか、引き出しやすいだろうな、と。

ミヒロ:それは、トム・ハンクスだからこそなのか、誰でもそうだよね?ということなのか、どうですか?

JOさん:それは俳優であり、日本人のおばあちゃんの感覚とアメリカ人のおばあちゃんに対する感覚が少し違うから・・・

ミヒロ:え、そうなんですか?

JOさん:偉大なるマザーみたいな感じの感覚があるから。

ミヒロ:なるほどね!

JOさん:あからさまに『かなわない』オーラを出す文化だからです。

ミヒロ:で、45秒で無事終了?

JOさん:そうです。30秒喋って、15秒で撮る。

ミヒロ:おぉ!!!すごい!
今の設定を伝えた以外にも会話はあったんですか?

JOさん:30秒伝えて、合間ではありましたけど。

ミヒロ:すごいですね!45秒ですからね。

JOさん:最初で最後ですね・・・手が震えたのは。

ミヒロ:シャッターは何回くらいきれるんですか?

JOさん:結局10枚くらい撮った気がします。まだその時はフィルムだったので。

ミヒロ:そうなんですね。

JOさん:ドキドキでした。

2. 普段の生活にも取り入れないと、写真の前で良い表情をしてもまったく意味がない

ミヒロ:みんなが知ってそうな方との撮影で、JOさんが忘れられないエピソードはありますか?

忘れられないエピソードでも、失敗したなぁ・・・でも、これはうまくいったな!でもいいです。

JOさん : 失敗したなぁの定義は、表情を引き出せなかったと思った内容です。
それで言うなら、嵐の大野くん。ぼくよりみんなの方が知ってると思うんですけど、釣りが好きで、結構寡黙な感じの人だと事前に聞いていたんです。そしてその時はテンション低かったんですね。

アイドルで、本業は写真じゃないし、撮影はこなせばいいだろう・・・と思っているかは知らないんですが、アイドルにとって写真はそんな立ち位置だから、あまり乗り気にさせられなかった、ということと、5分間で4ページという無理難題の撮影だったんです。

ミヒロ:4ページというのは、どのくらいの枚数なんですか?

JOさん:4ページということは・・・雑誌を1ページ開いたときに、大野くんの写真のイメージがガラッと変わった方が読者的には面白いから、背景をサラッと変えられるようにセッティングしてやってたんですけど、表情がどうも拾えないという・・・

それでその時は、釣りの話しを持ち出したんですけど、全然乗り気にならなかった・・・これを言って良いのか分からないんですが、落ちてたくらいの感じだったんです。それは、乗り気にさせられなかった失敗ですね。

ミヒロ:それって、今同じシーンに戻れたとしたらできると思いますか?

JOさん:できると思う。

ミヒロ:すごーい!!!

JOさん:多分、あのタイプであれば、「全然乗り気じゃないよね」というツッコミから入れて、乗り気にさせられただろうなと思いますね。

ミヒロ:なるほど。

JOさん:写真撮影のポイントなんですけど、本当はうまくいってないのに、うまくいったフリをしているというのは、本当に良くない。

撮影によくありがちな話なんですが、「あれ、良くなかった」と後で言われても・・・「もっと、撮影中に言ってよ」っていう感じはよくある話なんです。

ミヒロ:話は変わるんですが、本を出す予定なんですよね?

JOさん:はい。

ミヒロ:本はどんな内容になる予定なんですか?

JOさん:本は『人の表情』についてです。
先程話しましたが、普段の生活にも取り入れないと、写真の前で良い表情をしてもまったく意味がない。

じゃあ、人はどういう表情をして生活したらいいのか、どこを気をつければいいのか、ということを、人のタイプ別というか、性格別に説明したような本です。

これが心に刺さればいいなと・・・

ミヒロ:それを読んで、ひとりでも多くの人の日常の表情が変わり、結果、人生が変わっていったらいいなということですか?

JOさん:そうです。自己否定をしている人は自分の顔が嫌いだから。
否定しやすいこともきっとあるので、克服法ではないですけど、少し視点を変えて自分を好きになれるというようなやり方です。

ぼく自身が、自己肯定型タイプではないので、そんな人を特に救ってあげられたらいいな、という感じです。

ミヒロ:楽しみにしています!

JOさん:はい。ありがとうございます。

 
▼インタビューは前半はこちら
写真だけいい表情をしても意味がない!暮らしでも活きることが大切 JO MORIYAMAさんインタビュー

 
JO MORIYAMAさんも登壇予定!

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

Filed Under: 自分探し, 仕事, ライフスタイル, 旅 Tagged With: 共通点, 写真家, 表情の専門家, カメラマン, サラ・ジェシカ・パーカー, トム・ハンクス

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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