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全国講演

ダメ営業マンから全国で講演をするようになった秘訣とは?

2019年4月29日

サッカーコーチからマツダミヒロの鞄持ち、今の活躍まで、どんなプロセスを歩んできたのか?何がきっかけで、どう感じて、ここまで行動してきたのか?

全国で年間150回の講演を行いながら、協会を立ち上げ、旅も続ける藤代圭一さんにインタビュー。

好きなサッカーと、子どもたちと関わる仕事をしながら、海外でも講演を行う秘訣、天才的なコミュニケーションでたくさんの人とつながるその秘訣を伺いました。


藤代 圭一
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰

インターハイ優勝チームなど全国優勝を目指すチームから地域で1勝を目指すチームまで様々なスポーツジャンルのメンタルコーチをつとめる。
2016年からは全国各地にインストラクターを養成。その数は250名を超える。
著書にスポーツメンタルコーチが教える「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」「サッカー大好きな子どもが勉強も好きになる本」

  

インタビューの後半では、今の生き方、働き方になるまでに実践してきたこと、チャレンジしたいことをお話いただきました。

▼前半はこちら
好きになればうまくいく。藤代圭一さんインタビュー

1. 発信をするのが大事で、発信をするときに意識していることは?

ミヒロ:話は変わっちゃうんだけど、今、講演や講座を開催している数はどのくらい?

フジシー:多いときで150回くらいです。

ミヒロ:2日に1回ちょっとくらい。

フジシー:そうですね。

ミヒロ:今の活動を始めてから、そうなるっていうのは見えていたの?

フジシー:そうしたいと思っていました。増やしたいと思っていました。

ミヒロ:え?そうなの???すごい!!!

フジシー:スケジュール帳を真っ黒にしたいと思っていました。

ミヒロ:そういう意味では目標達成みたいな感じだね。

フジシー:はい、そうですね。

ミヒロ:じゃあ、そこの姿を目指して歩んできたんだ?

フジシー:歩んできました!

ミヒロ:これまでの過程では、どういうことをしてきたの?

フジシー:そのときは発信をすごくするようにしていて・・・情報発信ですね。
サッカーコーチを辞めたあとに、IT系の営業をやっていたんですよ。営業でお願いされたのは2つで、飛び込み営業とテレアポ。

ミヒロ:体育会系!(笑)

フジシー:あまり・・・その営業は・・・得意じゃなくて
申し訳ないですけど、その会社は向いてもいなかったんで、
やることと言えば、「行ってきます」と言って、いちばん遠い公園に行ってコーヒーを飲むと言う・・・(ふたりで大笑い)

ミヒロ:ダメ営業マンだね。(笑)

フジシー:ダメ営業マンやってたんで、それの反省というか、
できるだけ自分から行かずに興味を持ってもらえないかと思って。

ミヒロ:すごい視点だね。

フジシー:これどうですか?これ、どうですか??って言って、散々断られたり、無視された経験があるので。

ミヒロ:そこと発信は、普通に考えたらつながらないよね?

フジシー:でも、興味を持ってもらうにはどうしたらいいだろう?と思って。

ミヒロ:そのためには発信だと思ったわけ?

フジシー:そのためには目に見える回数というか、興味を持ってもらう回数を増やさなくちゃいけないと思って。

ミヒロ:目に見える回数を増やす、ね。なるほど!

フジシー:そうしたら自分から頭を下げなくても・・・自分から行かなくてもいいかなと思って。
でも、最初はもちろんうまくいかないですけど、コツコツコツコツやっていたら、ちょっとずつ見てくれる人が増えたりとか、コメントを下さったりとかが増えて、楽しいな、人の役に立てているなという感じは得てきて、よりモチベーションは高まりました。

ミヒロ:発信しようって始めてから、何回ぐらいとか、何ヶ月くらい経ったら
やってる甲斐があったかもって思えるの?

フジシー:3ヶ月くらいから半年ぐらい経ったかと思いますね。
3ヶ月くらいから、ちょこちょこくるんですけども、頻繁にはこないんです。
これでいいのかなーって、波があるんですよね。

ミヒロ:でも半年越えたらコンスタントにくるの?

フジシー:そういう感じはありました。感覚的なものですけど。

ミヒロ:発信をするのが大事ってことで、発信をするときに意識していることは?

フジシー:発信をしているときに意識していることは、「誰かの批判をしない」
そこを、ぼくは大事にしています。

スポーツでもそうなんですけど、相手に勝とうと思ったら、簡単な手法としては相手に怪我させればいいんですよ。負傷したら、自分たちのパフォーマンスが低かったとしても、勝てる可能性があるじゃないですか。

それってスポーツマンシップでも、フェアでもないですよね。それと同じで、誰かを批判して、自分を持ち上げるっていうのは、いつかそのツケが回ってくると思ったんで批判しないというか。

でも、そういう事をついついやりがちというか、誰かや悪いところを指摘して、うちはそれはないですよ、と・・・

ミヒロ:ライバルよりも、こっちの方が優れているよ!みたいな感じね。

フジシー:それはやめようと思っていました。

ミヒロ:他にはある?

フジシー:最初の頃は、とにかく発信しようと思ったんで、短い時間でできることを考えて、続けられるように、負担にならないようにはしてましたね。

半年くらい経ってからは、もっと役に立ちたいと思ったので、読んでくれる人に直接会う機会があったら、話を聞いて、困っていることを聞いて、それをメールマガジンとか、ブログで書くっていうことをしてました。

ミヒロ:役に立とうと思うよりも、続けようという優先順位が先で
それで できるようになったら、役に立とうというステージにきて、
そのときには読者の人から生の声を聞いて、その回答とかをネタというか、テーマにしてメール配信する。

発信っていうのは、メール配信なの?

フジシー:ブログとメール配信をしてました。
昔から続けられないって自分で分かっていたんで、どうにかして工夫しなきゃ!続けなきゃって!
じゃないと、飛び込み営業しなきゃいけないって。(笑)

ミヒロ:スポーツとか運動とかでも、続けられないって言う人はいるよね?
たとえば、「ジョギングをしよう」と一大決心をして、3日間は続くけど続かない。これ、よくある話だよね?

そういうことにも共通するような気がするんだけど、続けるコツは?

フジシー:大きい目標をつくっちゃうと、続かないんじゃないですかね?
目標を小さくする。行動もそうですね。

子どもたちもセミナーとか受けた後は、やる気が高まってるんで
「じゃあ、全国優勝するために、今日なにやる?」とか聞くと
「このあと帰って、2時間走ります!」って言うんですが(笑)

「明日もやるの?」って聞くと、「明日はちょっと分かんない」って。
継続することがとても大事ですよね。

ミヒロ:それを実践してきたわけだね?

フジシー:実践しましたね。

2. いろんな国でも講座をしているけれど、それは何でできるの?

ミヒロ:今はバリ島で収録しているわけなんだけど、いろんな国というか、地域でも、街でも、取材をしたりとか、会ったりとか、もしくは講座をしたりとかしているけれども、それは何ですることができるの?

たとえば、「よし、ぼくも、どっかの国でやりたいな」と思ったときに、誰も友だちもいないし、そんなできないじゃない?

フジシー:これはミヒロさんから教えてもらったんですけど、「遊びに行くといいよ」って言ってくれたじゃないですか?
ぼくもそれを実践しようと思って、実践してきたんです。

今回もこのバリ島に来る前に、ジャカルタに友だちがいるんで、友だちに会いに行ったんですよね。そうしたら、「現地のローカルの子たちとインドネシアの子たちと日本人の子たちが集まる機会をつくるから、そこでなんかやってくれ」って言われて、それでやったんですよ。

そうしたら、そこに来てくれた人が「すごくよかった、またジャカルタに来てくれ」って。そうやってつながっていくことが多いなと思います。

ミヒロ:まず1回会いに行く、遊びに行く。そのときに意識していることは?

フジシー:「こんな時間を過ごしたいな」っていうことは、伝えるようにしています。たとえば「ジャカルタの教育について知りたいと思っているから、そういう人がいたら教えてほしい」とか「こういう時間をつくりたいから、なんかいいところあるかな?」とか、それは聞くようにしてますかね。

相手の時間もあるから、そのすべてができるわけじゃないですけど。
そこで、ご縁がある人とたくさん時間を過ごして、その人の話もたくさん聞くようにはしています。

ミヒロ:友だちに会いに行ったって話なんだけど、いきなり友だちはできないじゃない?ジャカルタに限らず、いろんな今までのことは、どういうプロセスから友だちになったの?

フジシー:その彼については、日本で講座に参加してくれて、海外に移住した人というのがひとつのパターンですね。

ミヒロ:ネット上だけで、最初知り合ったとかもある?

フジシー:あります。今回もメルマガの読者の人も会いに来て下さりました。
発信してたっていうのもありますかね。

ミヒロ:発信すると、ご縁がつながっていくんだね。

フジシー:そうですね、確かに。
まだ読者の少ない数年前にも、アメリカに行く用事があって、
「ニューヨークに行きます」って書いたら、「ニューヨークに住んでいるので、一度お茶しませんか?」ってきたんです・・・すごいですよねぇ

ミヒロ:すごいね発信って。発信したら向こうからくるわけだから。
飛び込みじゃなく、実現できる。

ミヒロ:これから、こんなことにチャレンジしていきたいってありますか?

フジシー:最近、講演もやらせていただいて、もっともっと自分をアップデートしたいっていう気持ちが強まったんです。深みをもっとつくりたいなと思っていて・・・

ミヒロ:深みとは?

フジシー:その子の過程にもう少し寄り添っていきたいなというか・・・

ミヒロ:過程に?

フジシー:過程とはプロセスですね。
講演業が多くなってしまうと、ポツポツとして(転々として)、関わりはそんなに多くないじゃないですか。
その深みを増やすためには、もう少し密に接する機会をつくれたらいいなというのは、ひとつ思ってます。

もうひとつは、スポーツって言語とか、宗教とか、考え方のボーダーを超えられるいいところがあると思っていて、これはスポーツと音楽くらいかなとぼくは思っているんですね。

でも、日本でサッカーの試合とかを観に行くと、対戦相手とそんなに仲良くなる機会ってないんですよ。練習試合はあっても、試合はするけどそれ以上は関わらないっていうか・・・

毎週友だちが増えてもいいけど、増えていかないんですよ。

ミヒロ:確かに!機会はあるけど、ご縁はつながらないんだね。

フジシー:競技が加わると、さらになくなってしまうんで。
バスケットボールとサッカーの選手は同じ学校じゃないから。

スポーツができることって、もっとあるんじゃないかなと思っていて
それはチャレンジしたいなと思っています。

まだ曖昧なんですけど、ボーダーをなくすような取り組みをしたいですね。

ミヒロ:それの仕掛りのプロジェクトみたいなのってある?

フジシー:去年、「つながりプロジェクト」というものをやりました。
これは、2チーム合同で応募してもらえたら、ぼくたちの講師を派遣しますという企画なんですが、これがすごく好評だったので、もう1回やりたいなと思っています。

どのようなカタチでやればいいかなっていうのを考えているところです。
それはぜひ、やりたいですねー

ミヒロ:スポーツを通して、垣根をとって、つながりをどんどんつくっていくことが広まったらいいなって感じね?

フジシー:そうですね。子どもたちのためにって思ってますけど、実はぼくたち大人も必要かなとは思っています。

ミヒロ:個人的に、これからやっていきたいこととかは何があるの?

フジシー:昔から好奇心が旺盛で、困ったことがあったんですよ。
小さい頃に、「あなたの夢はなんですか?」とか「やりたいことはなんですか?」って聞かれるじゃないですか。

そうすると、小さい頃は「たくさんあっていいわね」って言われるんですが、
高校生くらいになってくると、「どれにするの?」って言われる。

ミヒロ:そうだね。

フジシー:これがぼくにとっては、結構キツかったんですよね。
自己啓発とかビジネス書を見ても、「ひとつに絞ることが大切だ」って。

これができなかったんですよ。

ぼくは今でも、ひとつに絞りきれてはいなかったんですよね・・・いろんなことがやりたくて。

だからそういう生き方もあるんじゃないかとぼくは思っていて、ひとつに絞らなくてもいい、いろんなプロジェクトをまたがっているからこそ、よりよいアイデアが生まれるんじゃないかとか、そんな生き方を自分としては発信していきたいなと思っています。

ミヒロ:専門家が大事だよねっていう時代があったと思うんだけど、
「あなたはサッカーの人」っていうよりも、たとえば「サッカーと〇〇と〇〇と〇〇の人」って言った方が、生き残れる感じがするよね、これから。

掛け合わせとか、組み合わせとか。
そういうのが、これからの時代がすごく求めているんじゃないかな。

フジシー:そうなったらいいですね!

ミヒロ:はい!
では、インタビューをありがとうございました。

フジシー:ありがとうございました。


▼インタビューは前半はこちら
好きになればうまくいく。藤代圭一さんインタビュー


一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事・しつもんメンタルトレーニング主宰 藤代圭一さんも登壇。

しつもんカンファレンス
2019年11月9日(土)10日(日)

  

Filed Under: 自分探し, 仕事, 子育て, 旅 Tagged With: インタビュー, サッカー, スポーツメンタルコーチ, しつもんメンタルトレーニング, 藤代圭一, 全国講演

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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