できている人も、できていない人も、
人間の能力としては、大差ありません。
では、「うまくいく人、いかない人」は何で決まるのでしょうか?

1. イメージして実現しよう
それはセルフイメージ(自分がどんな人間であるかというイメージ)で
決まるのです。
自分でイメージできないことは、実現もできません。
でも、イメージするこということは、
誰にでもできるはずです。
過去の経験から自分の行動を制限するのではなく、
未来をイメージすることから始めましょう。

2. 自己評価は他人の評価よりも低い場合が多い
人間が行動しようと思ったとき、必ず無意識的ストップがかかります。
「思いはあるけれど、ぼくには知識も経験もないし・・・」
あなたの心はこんなことを言ってくるかもしれません。
ぼくも「出版しよう」と思いましたが、
知識や経験のなさがストッパーになっていました。
そこでまずぼくがしたことは、「イメージしてみること」です。
経験がなくても、イメージすることはすぐにできますからね。
まずは、自分の本がどんな状態で世の中に出ているかを想像してみました。
「どんな表紙だろう?」
「どんな帯だろう?」
「どんなプロフィールだろう?」
「書店のどのコーナーに置かれているだろう?」
そんなふうに1つひとつイメージしていきました。
まずは表紙のイメージを具現化するために、近くにあった本を写真に撮り、
表紙の画像を「メルマガファン待望の書籍化!魔法の質問」と修正しました。
さらに、出版したことがイメージできるように、
Amazonの画面をキャプチャーし、これに修正した画像を貼り付けました。
まるで本当に自分の本がAmazonで売られているように。
それをインターネットにアップして、友人たちにメールを送りました。
「ぼくの本が出ました! Amazonで買ってください」と。
この日は4月1日。エイプリルフールの日です。
そしてぼくのもとには、
「本が買えないよ!」というたくさんのクレームメールが届きました。
当然ですが、クリックしても本物ではないので買えないのです。
お詫びのメールをしましたが、
返ってくる返事は「応援しているよ!」の声ばかり。
自分がとても無理だと思っていることでも、
他の人は「本を出すことができたんだね」と思い、
捉え方が違っていることに気がつきました。
自己評価は他人の評価よりも低い場合が多い。
だからこそ、もっと自信を持っていいのです。
このエイプリルフールの話をたくさんの人にしました。
ネタは「出版したことにした!」ということも。
それから半年後のことです。
「うちから出版しませんか?」という1通のメールがぼくのもとに届きました。
これには自分でも驚くばかりで、編集者の方がぼくのメルマガを読んでいて、
本を出したいので会いたいとのメールでした。
こうしてあっさりと出版が決まったのです。
エイプリルフールは嘘をつく日ではなく、
未来を先取りする日だと考えて行動してみましょう。
未来を先取りできるとしたら、何を実現しますか?