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事実

言い出すと、感情沼にハマってしまう あなたへ

2020年9月13日

*一般の方に募集した夫婦のお悩み「ケース5」

些細なことで言い合いになっているうちに、感情的になってしまうことがあります。
連絡をくれないとか、何度も頼んでいることをやってくれないとか、ひとつずつは些細なことでも、それが何度も溜まると、話しているうちにブチッと切れて声を荒げたり、ワッと泣き出したりしてしまったりすることも。

夫はそういうのがとても苦手です。自分でももっと穏やかになりたいのですが・・・。

1. 「事実」と「感情」を切り離そう

Mihiro&Wakana’s TALK

感情的になりやすい人は、事実と感情がセットになっているということに気づくと楽になれることがあるよね。

事実と感情がセットって、どういうこと?

例えば友達とすれ違ったけど、その子が挨拶をしなかった時に、「挨拶もしないなんて、なんて失礼なんだ!」と怒った人がいるとするよね。でも、その友達はただ気づいていないだけだったりするかもしれない。
 
こんな風に、「ただ挨拶しなかった」という事実に対して、「私のことが嫌いなの? ひどい!!」という感情を紐づけて受け取ってしまう人もいるの。

そういう人は、どうすればいいの?

事実と感情を分けること。事実をしっかり確認した上で、
「それに対して自分はどう感じたのか?」を考える。そして、
「自分が本当に望んでいることは何か」
「その望んでいることを実現させるために、どのような行動をするのか」と自分を主語にして考えることが大事な気がする。
 
やっぱり自分を主語にして考えないと、結局「なんでこんなこともできないんだ、相手が悪い、相手のせいで・・・」というところで止まって、ずっと同じ場所でぐるぐるすることになってしまうから。

じゃあ、例えば「彼氏が帰ってくるのが遅い。私のこと、大切にしてくれていないのかしら」と事実と感情をくっつけて、モヤモヤしている女性がいたとしたら・・・。
という例で考えてみようか。
 
1. 起きている事実は何ですか?
 ↓
彼氏が帰ってこない。1人で夜遅くまで待っている。
 
2. その事実に対して、どんな風に感じていますか?
 ↓
寂しい。
 
3. あなたが本当に望んでいることは何ですか?
 ↓
もっと一緒に過ごしたい。
 
4. その望んでいることを実現するために、どのような行動をしますか?
 ↓
・もっと一緒に過ごせるようになるために、2人で話し合う。
・彼が一緒に過ごしたくなるように、心地いい環境を作る。笑顔でいる。

このプロセスを自分の中で消化するだけで、悶々とした気持ちが楽になって、パートナーと感情的なコミュニケーションになることは少なくなりそうだよね。
 
言ったことをやらない、やれないという事実には、必ず何かしらの理由があるんだよね。
そこを知らないとずっとイライラしちゃう。
 
感情的になるとき、感情に自分の心がのっとられて、コントロールできないほどに自分が感じた感情の世界にどっぷり入って、そこで起きていることのすべてを自分の主観で判断してしまっているんじゃないかな。
 
そこから抜け出すには、なぜ相手はできなかったのか、を理解しようと相手に話を聴くことや、「事実」と「感情」を分けて物事を見ていって、本当に自分が望んでいる状態にするためにどう関わるのがいいか、どうすればいいかを一つひとつ考えていく。
 
これは相手のためにもなるけれど、結局自分が望む状態になるためにやることなんだよ。
 
何度もやっていると、どんどん楽に自然にできるようになっていくよね。

2. ベスト・パートナー・セラピー

「事実と感情を切り離すことで、感情的になるのを抑えられる」

感情が豊かなのは良いことですが、相手にネガティブな感情をぶつけてしまうのは考えもの。

パートナーにしてみたら、よくわからないところで、いきなり感情のスイッチが入って、ヒステリックに叫ばれたり、泣かれたりしたら、どうしていいかわからなくて混乱してしまうでしょう。

それを避けるには「感情を抑える」のではなくて、「事実」と「感情」を切り離す作業をしてみることです。

例えば夫が遅くなることを連絡しないで夕飯がムダになる。
あるいは自分が風邪を引いているのに何もしてくれなかった。
家事を手伝わないで、ゲームをしている。

これらは、なにも「あなたをないがしろにしているから」だとは限りません。

  • 起きている「事実」を確認する。
  • その事実に対して、どう感じているか考えてみる。
  • 本当に望んでいることを考えてみる。
  • その望んでいることを実現するために、どう行動するか。

この4つを考えていく作業をすることで、だんだん事実と感情を切り離していく思考法が鍛えられます。

感情を切り離して考えるクセをつけていくと、自分にとっても楽であり、パートナーとのよりよいコミュニケーションにつながるはずです。

魔法の質問
・起きている事実は何ですか?
・その事実に対して、どんな風に感じていますか?
・あなたが本当に望んでいることは何ですか?
・その望んでいることを実現するために、どのような行動をしますか?

  

  

*書籍の一部を無料でご覧いただけます。

Filed Under: 自分探し, 恋愛, ライフスタイル Tagged With: パートナーシップ, パートナー, 対話, 感情, 事実, 本音

たったひと言で会話がつながる!「深める質問」を使いこなそう

2020年7月22日

質問の答えが返ってきたら、その話題を深める質問をしてみましょう。

どれも短くてシンプルな質問ですが、それだけに、相手からもダイレクトな反応が返ってきます。うまく使えば、ひとつの話題から、さまざまに会話が広がります。

1. 違う視点や、他の例を引き出す質問

物事を別の側面から見た場合に、「どんな要素があるのか」「別の例を挙げるとしたら何があるか」などがわかります。

A「先日、異業種交流会に参加してきたんですよ」
B「そうなんだ。何が楽しかった?」
A「農業を始めた人がいて興味深かったです」
B「他には? どんな人が来ていた?」

魔法の質問
他には?

2. その先を聞く質問

「具体的にはどういうこと?」「それが手に入ったらどんなことが起こる?」「その先を聞かせて」など、話の続きを促す問いかけです。

A「新規就農者の若い人が、面白いイベントを企画していました」
B「へえ〜。 それで?」
A「ソーラー調理器を使って、有機野菜で乾燥野菜を作るんですって!」

魔法の質問
それで?

3. 事実・意思を確認する質問

再確認や念を押すニュアンスがあるので、主観をはさまない事実を確認したいときに使います。また、本人が本当にやりたいのかどうか、意思を確認するためにも効果的。

A「私もそのイベントを手伝いたいと思いました」
B「本当に?」
A「ええ。私たちの仕事にも役に立つと思うんです」

魔法の質問
本当に?

4. 定義を確認するための質問

言葉に対してもっているイメージは人それぞれです。具体的にどういう意味やニュアンスで使っているのか、あらためて確認する際に使います。互いの意識のすり合わせに有効です。

A「アイデアが豊富で、成功する人だな!って感じました」
B「Aさんが考える、成功って?」
A「好きなことにお金と時間が使えること、ですかね」

魔法の質問
〇〇とは?(・・・って?)

Filed Under: 仕事, 子育て, ライフスタイル Tagged With: シンプル, 事実, 意思, その先, 違う視点, 定義

感覚やよりも「事実」を重視

2020年7月13日

部下の仕事が滞っているとき、仕事がしっかり進んでいるかを確認するのは、上司の大切な役目のひとつです。

1. うまく進まないのは何が原因だと思う?

この場合は、まずストレートに「A社の件、うまくいってる?」「予定どおりに進んでる?」としつもんするといいと思います。部下から、「順調です」「予定どおりに進んでいます」という答えが返ってきたら、できていることを確認するだけで問題はないでしょう。

しかし、「うまく進んでいません」「思ったより大変です」という答えが返ってきたときには、問題点を明確にする次のようなしつもんをします。

「うまく進まないのは何が原因だと思う?」

これは、問題点を洗い出すための大事なしつもんです。
「価格交渉のところで止まってしまっていて・・・担当者が変わって、もう一度説明しないといけないんです」「最終契約までこぎつけたんですが、今、先方の社内での確認に時間がかかっているようで・・・」など、スムーズに進んでいない原因が見えてきます。

ここでは、何が問題になっているのかという原因にあたる「事実」を発見することが大切です。あくまでも、感覚や感想ではなく「事実」です。ここで事実が見えてきたら、続いてこうしつもんします。

「それを解決するにはどうすればいいと思う?」

大切なのは、事実を把握した上で、その先の改善策に目を向けることです。改善策が出てくると、部下は行動に移すことができるようになります。仮に、上司のサポートが必要であると感じた場合は、放っておくことはせず、「何か私にできることはある?」と聞いてみましょう。

部下にとって、上司のこの一言はとても心強いものです。

反対に、「なんで進んでないの?」「ちゃんと進んでるよね?」のような質問は、部下の正直な答えを奪ってしまい、真実や解決策に辿り着かなくなることが多くあります。これは、仕事も滞る上に、部下自身の成長にもつながりません。

魔法の質問
うまく進まないのは何が原因だと思う?

2. どのようにすれば期限を守れると思う?

「時間がなかった」
「わからなくて進まなかった」
「緊急の用事が入ってしまった」

期限を守れなかったとき、部下からこんな言い訳を聞くことがあるかもしれません。そんなときはまず「守れなかった理由は何だと思う?」と聞いてみましょう。

期限どおりにできなかった場合、必ず守れなかった要因があります。
ただ、事実を把握するのは大切ですが、そこだけにフォーカスしてしまうと、さらなる部下の言い訳を引き出すことにつながってしまいます。

そういう場合は、未来に視点を向けて
「どのようにすれば期限を守れると思う?」
と、部下なりに改善策を考えてもらうようにしましょう。

このとき、部下の答えに合わせてしつもんするのも効果的です。
たとえば、「時間がなかった」という答えには、「どのようにすれば時間を作れると思う?」としつもんするといいでしょう。

「わからなくて進められませんでした」という答えには、「どの部分がわからなかったのかな?」「何があったらできると思う?」と次のステップに意識を向けたしつもんをしていきます。

また、ストレートに「次からはどうしたらいいと思う?」と聞くのもいいかもしれません。そこで、部下から「今度からは先に報告します」「次は断ります」「相談します」「期限を延長してもらえるか交渉します」など、本人なりの答えが出てくると、それが成長につながります。

経験がない部下は考え方に偏りが出ることがあります。そんなときは「他には?」と聞いて、新しい考え方を生み出してもらうのもひとつの方法かもしれません。

魔法の質問
どのようにすれば期限を守れると思う?

Filed Under: 仕事 Tagged With: 改善策, 仕事, 事実, 問題点, 期限

ほめる、叱るは事実に注目する

2020年4月9日

会話といわれるとあまり意識したことがないかもしれませんが、日常生活においてもほめたり叱ったりする場面は多いものです。

といっても、あらかじめ「ほめよう」と考えて話を聞くのではなく、相手の話を聞いたうえで素直に「すごいな」「よくやったな」と思ったときにほめるのが最も自然だと思います。

1. ほめたいときに素直にほめる

ちなみに、相手をほめるときに、あなたはどんな言葉を使っていますか?

「すごいですね」「さすがですね」

おそらく、どんな方も一度は使ったことがある言葉でしょう。

もちろん、そう思ったからそう言っているだけなのですが、不思議なことにこう言うと「そんなことないですよ」と言われることが多いのです。

ほめられた相手の照れもあるのでしょう。
ぼくだったらこう言います。

「いいですね」

この言葉を使って「よくないですよ」と言われたことはありません。みなさんも参考にしてみてください。

2.認めるだけでも相手は嬉しい

相手をほめようと言われても、難しいと感じる方も多いでしょう。

相手と面と向かってほめるのは勇気のいることですし、実際にほめ言葉を口にするのが照れくさいと感じる人も多いと思います。

また、勇気をふりしぼって相手をほめたとしても、日本人はほめられ慣れていないところもあるので、お世辞や社交辞令としか思ってもらえないこともあります。

ほめるのが難しければ、事実を伝えるだけでも十分だと思います。

事実を伝えるだけでも、相手を認めることになります。部下に頼んでいた資料ができたら「資料ができたんだね」と伝えるだけでもいいのです。

一方、認めることに感情がプラスされるのがほめるということです。同じケースで言えば「資料できたんだね、さすが仕事が速いね」といった具合です。

いかがでしょうか。ほめるの恥ずかしくても、事実を伝えて認めることだけなら、恥ずかしくはないのではないでしょうか。

人は、ほめられると嬉しく思います。さらに言えば、認められるだけでも悪い気はしないものです。認められることで気分が良くなればその場もなごみ、会話もつづいていくのではないでしょうか。

そのときには、相手ができたことをよく見て認めることが大事になってくるのです。

3. 叱ることは相手のため

ほめることより難しいのが、叱ることです。

まず、怒ると叱るの違いからお話しします。最も顕著な違いは、感情が入るかどうかです。怒るときには、感情がメインになっています。ほめるのとは逆に、腹が立ったという感情は抑えて対応したいものです。

部下が何か間違いをしたとき、本来は声を荒げるほどの話ではないのに、怒る上司がいます。その人は、要するに自分のために怒っているのです。自分が嫌だから、自分が頭に来たから、自分がイライラしているから、だから怒る。

そのため、間違いを改めるという本来の意図から逸脱し、問題の解決にはつながりません。「わかったか?今度はこうするんだぞ」。頭ごなしにそう言っても、相手は必ず同じ間違いを繰り返します。

反対に、叱るときには感情が入りません。

叱られている相手に良くなってもらうためにアドバイスをし、間違いや誤解を正してもらうための行為です。

できていることはしっかり認めたうえで、

「どこを改善したほうがいいと思う?」
「次回失敗しないために、何をやったらいいと思う?」

こんなしつもんを交えながら叱ると、相手は失敗を繰り返さないようにするためにはどうすればいいかを自分で考えるようになり、確実に成長するはずです。

怒ったら相手に嫌われます。しかし、叱ることでは嫌われません。なぜなら、叱ることは相手を思っての行動ですから。

魔法の質問
相手ができているところはどこですか?

Filed Under: 自分探し, 恋愛, 子育て, ライフスタイル Tagged With: 感情, 叱る, 怒る, 事実, ほめる, 認める

事実を確認しよう

2020年3月31日

世の中には事実しかありません。
しかし私たちの世界には主観しか見えておらず、事実は隠れています。

主観の中に潜んでいる事実を、いかに見つけることができるかが大切です。

1. 100人いたら100人が同じことを言うのが事実

私たちは、生まれてから今日まで、物事を「主観」で見ています。
人は、生まれて育った環境や経験を総合し、よしあしの判断を下す基準を持っています。

それが主観です。

主観で物事を判断する時、その奥には「事実」があるのです。
しかし、その事実とは何かを見ることは、なかなかできていません。

100人いたら100人が同じことを言うのが事実です。

たとえば、北海道から来た人が「今日の東京は暑い」と感じても、沖縄から来た人は「今日の東京は涼しい」と感じる、といった違いが起こります。

これは主観です。この二人が会話をすると、ずっと暑い涼しいと言い合ってしまうことでしょう。

では、ここにある事実は何でしょうか?

「東京の今の気温は、24度ですね」です。
この事実を伝えれば、この二人は「そうですね」としか言うことができません。

このように、ある事実があった時に、人はその事実を自分の主観で受けとめて言葉を発します。

異なる主観を持ち人が相手だと、本当に伝えたいことや本当に思っていることが、相手に伝わらないということが起こります。

質問を使うと、異なる主観を持つ人同士の、会話が成り立つ土俵をつくることができます。同じものを見て話をできるようになるのです。

そのために必要なのが、「事実は何か?」を見つける力です。

2. 奥にある事実を見つけること

事実を見つける練習になるのが、ニュースの事実報道や数値化です。
感情を入れない情報だけの報道は「事実」を伝えています。

ニュースでは、5W1H「いつ(When)、どこで(Where)」、「誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」が盛り込まれています。

この要素が含まれるように、
「この話をニュースのように表現するとしたら?」
と練習してみてください。

また、数値化することは、仕事の面でも、とても効果があります。
「どう?あのプロジェクト進んでる?」
という質問に、

「もうバッチリです!」
と自信満々の答え。でもまったく進行しているようには見えません。そんな時は、数値化した質問で事実を見つけていきます。

「今、何%ぐらいできている?」
「10%です!」

本人は残りの90%が、あと1週間でできると考えていますが、それはただのポシティブ思考であり、現実的ではありません。

数値化していなかったら「もうバッチリです!」という言葉を信じて、当日になって実はできませんでした、ということになっていたかもしれません。

主観ですれ違うことを防ぐには、奥にある事実を見つけること。

その事実を明らかにして伝え合って、同じものを見ている状態で会話をしましょう。
これができるようになると、ストレスがぐっと減ります。

魔法の質問
事実は何ですか?

Filed Under: 自分探し, ライフスタイル Tagged With: 会話, 事実, 主観, 質問を使う, 土俵, 報道, 数値化

主観の奥にある事実を見つけよう

2020年3月12日

私たちは主観で生きています。

その主観は今までの経験に基づいて出来上がっています。過去の体験や知識によって、正しいことと正しくないことの判断をします。

1. お互いの主観が異なっていてもかまわない

同じ出来事でも、国が違えば正しいことにもなるし正しくないことにもなります。
時代が違えば、昔正しくなかったことも、今は正しいことになります。
昨日まで正しかったことが、今日は正しくないという出来事も起こります。

主観の奥には、事実や出来事があるだけで、その事柄自体には何の意味もありません。その事実に対して、自分が過去の経験から意味づけしているだけなのです。

人と意見が合わない、価値観が違いすぎる、と感じることはお互いの「意味づけ」が同じではないという状態です。

でも、お互いの主観が異なっていてもかまわないのです。

いろいろな考え方がある。
いろいろな人がいる。

フラットな状態で人と接することで、良好なコミュニケーションを築くことができます。

そのために必要なのは「主観をできるだけ取り除き、事実を見つけること」なのです。なぜならば、主観がある限り偏った言葉を使ってしまうからです。

2. 人はコントロールされると反発する

たとえば、登校拒否をしている子どもと話をする場合。
親が「学校には行くべきだ」という主観を持っていたとすると、こんな質問をしてしまいます。

「なんで学校に行かないんだ?」
これは、理由を問いただすための尋問ですね。

こう聞かれると、行かない理由行きたくない理由である「言い訳」を答えてしまうのです。

あるいは、うまく言えない言いたくない、と黙ってしまうかもしれません。行きたくない理由は、今現在、本人の力だけでは変えられないことかもしれません。

学校に行くべきという主観のまま対応すると、こんな言葉が出てしまいます

「ちゃんとしなさい」とか「甘えるんじゃない」とか「わがままだ」とか「みんな我慢しているのだから」とか「学校でしか学べないものがあるのだから」など。

親としてその子を「矯正」しなければ、という流れになってしまいます。

これは、相手を誘導していることになります。
子どもに選択の自由がなく、親の思う通りにコントロールしたいという状態です。

しかし、人はコントロールされると反発します。
コントロールは逆効果なのです。

相手が本当の答えを見つけることをサポートしたいと思うなら、あなたの主観は一度手放しましょう。

事実だけを見て、質問することが大切です。

3. 主観を外して質問する

先の例で言えば、事実は、「その子は、今日は学校には行っていない」という状態。そのこと自体に、いい悪いはないのです。

その子には、行きたくない理由があるはずです。
でも、学校に行くべきだというゴールに向けて誘導するような質問をしたら、答えたくなくなります。

「何を言っても無駄だ。結局この人は自分が何を答えようが学校に行かせたいのだから」
「話を聞いてくれる気はないんだ。思い通りに動かしたいだけなんだ」
と感じます。

だからこそ、主観を外して質問することが大事です。

たとえば、
「どんな気持ち?」
という質問で、相手の今の状況や今の心情を話させてあげる。

学校に行きたくない状態などの理由を口にしてもらいます。

「学校に行くかわりに、今何をしたい?」
という質問で、もっとワクワク取り組めることにフォーカスするなど。

学校に行っていない、という事実だけを取り出します。

そして、正しいかどうかはさておき、目の前の相手の状況や、どうなったらいいかを聞きましょう。

自分の主観を捨て、事実だけを見て質問をすると、実りある答えが返ってきます。

魔法の質問
そこにはどんな事実がありますか?

Filed Under: 自分探し, 子育て, ライフスタイル Tagged With: 事実, 体験, コントロール, 主観

ウィリアム・シェイクスピアの名言「今起こっていることは、幸か?不幸か?」

2020年2月5日

今回は、偉人の名言からヒントを得て、
自分に問いかけるということをしてみたいと思います。

偉人と呼ばれる方々の生き方からは、
時代を超えて学ぶべきところがとても多いですが、
その生き方を生んだであろう思考に想いを馳せてみることは、
より深い気づきが得られるのではないかと思います。

きっと偉人と呼ばれている人たちは、
こんな質問を自分自身に
問いかけていたのではないでしょうか。

よかったら、ぜひあなたも質問に答えてみてください。

今回の偉人は、劇作家・詩人のウィリアム・シェイクスピアです。

1. ウィリアム・シェイクスピアの名言

世の中には幸も不幸もない。
そんなことは考え方でどうにでもなる。ウィリアム・シェイクスピア

こちらのウィリアム・シェイクスピアの名言を受けて、質問です。

今起こっていることは、幸か?不幸か?

2. 幸せも不幸もない、あるのは事実だけ

世の中で起こっている物事には、
実は、幸せなことも、不幸なこともありません。

そこにあるのは事実だけです。

だからこそ、何かが起きたとき、
「そこにどんな事実があるのか?」を見つけることが大切です。

その事実を見つけたときに、あなたは、幸せという感情か、
不幸という感情のどちらかを選ぶことができます。

たとえば、会社をクビになった場合、事実は、
「明日から会社に行かないでいい」ということです。

その会社からのお給料に執着があれば、
不幸になるかもしれませんが、
自分の人生を振り返りたいと思っていたのなら、
良いことにも転じます。

ぼくたちは考え方ひとつで、
幸せになることも、不幸になることもできます。

それを知った上で、どちらを選ぶか選択しましょう。

魔法の質問
今起こってることは、幸か?不幸か?

Filed Under: 自分探し, ライフスタイル Tagged With: 選択, 名言, 偉人, 幸せ, 事実, 考え方, シェイクスピア, 不幸, とらえ方

枠を取り払おう

2019年9月7日

あなたには、どんな「枠」がありますか?

枠とは、
「こうするべきだ」
「このままではできない」
「こうするものであるはずだ」
と決めつけることです。

これは思い込みであって、事実ではないことも少なくありません。

1. 制限を設けないと可能性が広がる

枠をつくっていると、アイデアも限定されますし、
相手に対して選択肢の提示ができにくい、という状況に陥ります。

反対に制限を設けないと可能性が広がっていきます。

たとえば、子どもが学校に行かないという状況があったとしましょう。
この時に、

「子どもは学校には行かなければいけない」
という枠があると、

「学校に行かなくてもいい」
という選択肢がなくなり、学校に行かせるためのアプローチしかできなくなります。

「学校に行くために何ができる?」
「明日は学校に行けそう?」

というように。

でも、相手のためになる関わり方は、
「どうしたいの?」

というように
「その子がどうしたいのか?」を聞いてみることなのです。

枠があると、ある制限の中でしか考えなくなります。
それはとても、もったいないことなのです。

ふだんから制限を外す練習をしてみると、人生の幅が広がります。

2. 常識、と言われるものを違う角度で見直してみる

では、どんなことをするといいのでしょうか?
言葉の言い換えをしてみることが、効果的です。

「べきだ」「〜しなければいけない」「〜してはいけない」という言葉を、
「かもしれない」と、言い換えてみるのです。

たとえばこんな感じです。
常識、と言われるものを違う角度で見直してみるのです。

「子どもは学校に行くべきだ」
 →「学校に行かなくてもいいかもしれない」

「大人は働くべきだ」
 →「働かなくてもいいかもしれない」

「贅沢をしてはいけない」
 →「贅沢をしてもいいかもしれない」

「女性は家事をするべきだ」
 →「家事をしなくてもいいかもしれない」

「夫婦は小さな子どもを置いてデートをしてはいけない」
 →「子どもをあずけて、大人だけの時間を過ごしてもいいかもしれない」

「職場に子どもを連れてきてはいけない」
 →「連れてきてもいいかもしれない」

「大学を卒業したらすぐに就職しなければいけない」
 →「卒業後すぐに就職しなくてもいいかもしれない」

「英語を話せないと海外では仕事はできない」
 →「英語が話せなくても海外で仕事ができるかもしれない」

「目標をつくるべきだ」
 →「目標はなくてもいいかもしれない」

「お金はたくさんあったほうがいい」
 →「お金はたくさんなくてもいいかもしれない」

「長期休暇をとることはできない」
 →「長期休暇はとれるかもしれない」

「長期旅行をしたければ、会社をやめなければいけない」
 →「会社をやめなくても旅行できるかもしれない」

これまで「当然」「あたりまえ」だと思っていたことに
「かもしれない」という言葉をつけることで、違う選択肢が浮かんできます。

違う角度から見てみることや思考の柔軟性が大事なのです。

自分自身の枠を外すことができると、
人がどんな枠にとらわれているかが見えやすくなります。

枠を外すための質問をしてあげられます。

「かもしれない思考」で、
枠を外していきましょう。

魔法の質問
何に「かもしれない」をつけますか?

Filed Under: 自分探し, ライフスタイル, スピリチュアル Tagged With: 枠, 事実, 可能性, 選択肢, 思い込み

「うまくいかない。でも今の経験から学べることは何か?」を考えるとうまくいく

2019年7月6日

ポジティブシンギングは、
物事を楽観的に捉える思考法のことを指します。

しかし、単純なポジティブシンギングは意味がありません。

なぜなら
「ネガティブな問題は無視して、いいことだけを考えよう」と
自覚しているからです。

今回は、物事の捉え方について深めていきましょう。

1. プラスとマイナス、どちらを見るか?

つまり、自分の思考のなかだけで、
無理やりポジティブになっているだけだからです。

しかし、大切なのは、事実を捉えることです。

現在あなたが直面している事実を発見してみましょう。
事実とは、100人が見たときに100人が同じことを言うことです。

そのあとに、
その事実のプラス面とマイナス面を把握していきましょう。

2. 捉え方を変える

さまざまなことにチャレンジはしたのですが、
なかなかお客さんは集まりませんでした。

本当は楽しいはずのセミナーの開催も、憂鬱なものへと変わっていきました。
でも、そのままでは何も変わりません。

そこで捉え方を変えることにしました。

「事実は変えることができない。
自分が持ち出しで支出をする分、何かを得よう!」

と切り替えたのです。

現状からマイナスの側面を見ると、
「お金が出て行くだけ」のプロジェクトになってしまっています。

そこで、プラスの側面はないかと考えてみました。

ぼくは主催者なので、移動のときなどは、
講師である武沢さんと2人になることが多いです。

「そのときに相談したいことをたくさん聞き、
個別コンサルティングをしてもらおう!」

そう考えると、その投資(出費)は安いものです。
これが、プラスにつながる事実です。

物事には、事実しかありません。
でも、人は事実を主観で捉え、
だめだった、辛い、悲しい、ついていない、憂鬱だと考えてしまいがちです。

それは、人は欠けている部分、
マイナスな部分に目が行くという心理が働くからです。

だからこそ、プラスの事実にフォーカスすることが大切なのです。

魔法の質問
マイナスの出来事を価値あるものにどう変化させますか?

Filed Under: 自分探し, 仕事 Tagged With: フォーカス, ポジティブ, 事実, 捉え方, 切り替え

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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