キャンバスに
2人で未来のイメージを描こう。

1. 仕事に理解のない人と、結婚することにためらいがあります
彼は母親が専業主婦だったせいか、
結婚したら私にも家庭に入ってほしいと望んでいます。
だから私が仕事で悩んでいても、
すぐに「そんなに一生懸命やる必要はないよ」と言います。
けれども私は、結婚してもできるかぎり仕事を続けたいと思っているのです。
仕事をしている私を認めてくれないこと以外は申し分のない人なのですが、
その一点が私に結婚をためらわせています。
仕事で得られるものは何ですか?
2. ” 本質 “を探ろう
今の仕事は、
あなたを自立させているし、
あなたを認めてくれる要素でもある。
それをすべて奪われてしまっては、
心細い。
ここでもう一度整理してみよう。
仕事に求めるものは何か、
仕事で得られるものは何か。
もし、それらが、
今の仕事でしか得られないのであれば、続けてみよう。
他のことでも達成できるのであれば、
あらたなことにチャレンジしてもいいかもしれない。
あなたにとって、仕事とはなんだろうか。
3. 譲りライン

譲れるところと
譲れないところ。
その境界線はどこだろうか。
この境界線があいまいだと、
自分と相手を犠牲にしてしまう。
自分の中で、この気持ちを整理してみよう。
譲らない意思も大事だし、
譲り合うココロも大切。
あなたはどこまで譲れるだろう。
そんなことをお互いに話し合い、
理解することができれば、
相手が何を求めているかも
感じることができるかもしれない。
・譲れるところはどこですか?
・お互いが求めているものは何ですか?
4. 彼のことは好きだけど、家の問題があって決断できません
彼の家は商売をしており、彼自身もその仕事を手伝っています。
ゆくゆくは彼が後を継ぐことになっており、
もし私が彼と結婚するとなると、当然私もその仕事を手伝うことになります。
しかし彼との結婚によって、
私自身の仕事や住む環境が限定されてしまうことを考えると、
「好き」の気持ちだけでは、なかなか結婚に踏み切れないのです。
相手のすべてを含めて好きですか」?
5. 本当の「好き」

人は、1人では成り立ってはいない。
まわりとのかかわりをもって
成り立っていく。
家族とのかかわり、
仕事とのかかわり、
友人とのかかわり。
そのかかわりをもって、
1人の人間である。
あなたが相手を愛したときに、
一個人を愛するのだろうか。
それとも、かかわっているすべてを愛するのだろうか。
かかわりも含めて、好きになること。
もしかしたら、それが愛かもしれない。
6. 相手が望むあなた
彼はどんなあなたを愛するだろうか。
言う通りにしてくれる人?
それとも、
自分の意思を持ち、行動をする人?
それを知るためにも、
もっと言葉をかわしてみよう。
もしかしたら、
制限があるあまりに、自分を押し殺し、
元気が奪われていくかもしれない。
もしかしたら、
思っていた以上に優しく
やりがいが出てくるかもしれない。
たくさん話して、
自分に正直に、相手に正直に、
生きていく決断をしよう。
・彼はどんなあなたが好きだと思いますか?
・何があれば決断できますか?

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