自分のワクワクのもとを知っていますか?
今回は、「自分の好きなことは何か」を深めていきましょう。
1. 過去の経験を振り返る
行動の源には2つのパターンがあります。
1.外から言われて起こす行動
2.自ら生まれる行動
行動という意味では同じですが、行動した後の結果は違ったものになります。
1の「外から言われて起こす行動」は、強制的でモチベーションが下がりやすく、継続できない場合が多いのです。
自ら生まれた行動のほうが、モチベーションが上がり、継続もしやすいのです。
自分がワクワクすることであれば、頼まれてなくても自然とやってしまいます。
自ら行動を生み出すためには、ワクワクするものを発見すること。
今まで、自分が何でワクワクしたかを知ることから始めましょう。
大切なのは、過去の経験を振り返ってみるということです。
2. 今までワクワクしたことは何だろう?
ぼくはあるとき、自分が何が好きなのかを考えようと、自分に次のしつもんをしました。
「今までワクワクしたことは何だろう?」
そこで出てきたのが、「人が変わる瞬間を見るのが好き!」ということでした。
ぼくたちの大学は当時新設で、ぼくは大学の1期生でした。そして1期生で独立をしている学生は少なかったので、起業したぼくのところに「自分で何かをしたい」という学生がたくさん訪ねてきました。
そこで、その学生の話を聴いたり、しつもんをしたりしていました。
すると不思議なことに、学生たちがやる気になって帰っていくのです。
そのときに「これは楽しい!」と感じました。
でも、話を聴いてお金をもらえる、人をやる気にしてお金をもらう、そんな職業があることすら考えつきませんでした。
それから数ヶ月後、あるIT系ベンチャー企業の講演会で、その企業が成功した理由の1つは、コーチがついていたからという話を聞きました。
その頃は、コーチといえばスポーツのコーチしか知らなかったので、ビジネスのコーチがいるということに、驚きとともに可能性を感じました。
「これを仕事にしたい!」
そう思いながらも、会社を経営し続けていたのです。
今までワクワクしたことは何ですか?