
「ソフトクリーム食べると、お腹から声が出るんだよ」
沖縄から戻ってきたWAKANAと、ソフトクリームの話で盛り上がっていた。
WAKANAは仕事中、必ずどこかでソフトクリームを食べる。それも昔からのルーティンで、もはや「仕事の置き手」と呼べるレベル。
でもそのソフトクリームには、ただの甘いものを超えた意味があるらしい。
出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.239 ソフトクリームで仕事はうまくいく
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1. 道の駅で育った「ソフトクリームキャリア」
WAKANAの好きな味は、迷いなくバニラ。
「セッション中に必ずソフトクリームを食べる」というのは、独立してすぐの頃から続いている習慣で、もう人生の置き手のひとつになっている。
「ちっちゃい頃ってどこで食べてたの?」と聞くと、答えは「道の駅」。
週末になると、両親とおじとおばと5人で、毎週ドライブに出かけていたらしい。道の駅を何件も回って食べ歩きをして、山の中を走って、風を浴びて、帰ってくる。それでだいたい元気になれる、そんな子ども時代。
一方ぼくは、子どもの頃ソフトクリームをほとんど食べたことがなかった。両親が寿司屋で土日は出かけられず、家の近所にもソフトクリームを売っている場所がなかった時代。
「ソフトクリーム、もう高級品じゃないけど、めったに食べられないものっていうイメージで大人になったから」。
同じ夫婦でも、ソフトクリームとの距離が全然違う。
「キャリアが違うね」とお互い大笑いしていた。
子どもの頃から、あなたの生活にずっと一緒にあるものは何?
2. バニラのソフトクリームは、クリーニングのアイテム
WAKANAがバニラにこだわるのには、もうひとつ理由がある。20代か30代の頃、ホ・オ・ポノポノについて聞いた時に「バニラアイスクリームを食べるとクリーニングになる」と教わったのだそうだ。
それ以来、仕事中に「あ、食べたい」と思う瞬間がやってきたら、自分を整えるためのサインとして受け取るようになった。
普段の休みの日に欲しくなるわけではない。
仕事の最中、特に1日かけてセッションをしているような時に、ふっと「いま食べておきたい」と感覚が動く。だいたいその日の中盤くらい。
食べると、自分が元気になるのはもちろんだけれど、不思議なことに、その後の時間でお客さんたちまで、はーっと緩んでいくのだという。
「その後がもう、すごいね。みんなどんどん入ってくる」
仕事の質を上げるアイテムとしての、バニラのソフトクリーム。ふざけているようで、本人はいたって真面目だ。
あなたを整えてくれる、いつもの「アイテム」は何?
3. 全員でソフトクリームを食べる、という仕事の時間

昨日は、全国各地に住んでいる仲間たちが集まって、10人ほどでひとつの場所で仕事をしていた。
ランチを食べたあと、「やっぱり休憩が必要だよね」「デザートが必要だね」と空気が流れて、WAKANAの中に「これはソフトクリームだ」というキャッチがやってきた。
近くにはブルーシールアイスもあったし、四つ葉のソフトクリームもあった。
でも「どっちがいい?」と聞いたら、全員1秒で「ソフトクリーム」。
ソフトクリームが、いかに人々に必要とされているか、という話で盛り上がっていた。
しかもそのタイミングで、ゲストとして来てくれていた方々の集合時間が重なった。
迎えに行ったメンバーが、出会いがしらにやった「最初の仕事」が、一緒にソフトクリームを食べること。
「これはとても素晴らしいことだね」と、大真面目に言った。
あなたのチームが、全員でやってみたい「ささやかな時間」は何?
4. 緩んだ自分のほうが、いいものを渡せる
「なんで大事なの?」と聞くと、WAKANAの答えは即決だった。
「いい気分になるから」。
そして、いい気分になっていれば、自分の能力は自然と出る。
仕事というのは、自分が持っているものを、誰かに渡していくことだから。
渡すなら、いい気分のままで渡せるほうがいい。それが何より大事。
その日、いつもは少し声の小さい仲間が、ソフトクリームを食べたあたりから、お腹から声が出始めたという。
隣にいた人が「その声で録音した方がいいよ」と笑っていたほど。
ソフトクリームひとつで、人の声まで変わる。
普段わたしたちは、何かをしようとするとき、無意識にキュッと緊張している。緩むと、出るものが出てくる。
来てくださったゲストの方々も、最初はとても緊張した面持ちだったけれど、ソフトクリームをみんなと食べながらおしゃべりしているうちに、自然とほどけていったらしい。
「次のお仕事は少し遅れちゃったかもしれないけど、その仕事にとっても、相手にとっても、すごくよかった」
ソフトクリームのバイブスは、人を幸せにする。
あなたが緊張をほどいて、本来の力を出すために、どんな時間を持つ?
5. 「自分が緩むアイテム」を、ひとつ見つけてみる
もちろん、それがソフトクリームじゃなくてもいい。
その人にとって、ちょっと自分に帰れるもの。緩めるもの。ほっとできるもの。少し幸せな気持ちになれるもの。
そういう「自分を解放するアイテム」を、暮らしのなかにひとつ持っていると、仕事も人間関係も、自然と回っていくのかもしれない。
幸せになって、緩む。
シンプルだけれど、案外わたしたちはそれを「サボり」みたいに扱って、後回しにしがちだ。
でも本当は、それこそが仕事の質を底上げしてくれる、ちゃんとした時間だったりする。
今週、あなたが意識して「緩む時間」を持つとしたら、何を選ぶ?

今日のおすすめは、近所のコンビニでも、お気に入りのカフェでも、ソフトクリームを片手にちょっと外に出てみる時間。
緩んだ自分のほうが、きっと、いちばんいいものを誰かに渡せるから。