
いま、ぼく達はサルデーニャ島に来ています。
船旅の途中で立ち寄った島。
お昼ご飯の前に、港の近くのカフェにようやくたどり着いて、この話をしています。
出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.250 新体験をさがす
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1. 歩く町というより、食べる町
久しぶりのサルデーニャ島はどう?と妻に聞いてみました。
妻の答えは、歩く町というより、ご飯を食べる町という感じ。
ただ、港に着いているから、ここはたぶん街の端っこ。
まだ街の中には行っていないので、本当のサルデーニャとはまた違うかもしれない、と妻は言います。
ぼくはというと、来たばかりでまだよく分からない。
分かるのは、暑いということ。
9月も末に入るのに、30度まで上がるらしい。
もう少し涼しいと思っていたけれど、南のほうはまだまだ夏です。
それでも、風が気持ちいい。
坂道の多い街で、公園の近くはとくに風が抜けていて、ふたりでそこが気持ちよかったね、と話しました。
はじめての場所で、あなたが最初に感じ取るのは何ですか?
2. 船は「どう過ごしたいか」で選ぶ
今回乗っているのは、オーシャニアクルーズという会社の船です。
これまで何度もお世話になってきたけれど、今回は新しくできた船。
新たな気持ちで乗っています。
そして、ぼく達にいちばんフィットしている船かもしれない。
理由はシンプルで、座る場所がたくさんあるから。
バーで過ごすのが好きな人なら、バーがたくさんある船のほうが楽しいはず。
ぼく達は基本的にお酒を飲みません。
ふたりきりというより、友人たちと一緒に乗ることが多く、対話する時間もたっぷりある。
だから、なるべく静かな船を選ぶことが多いのです。
そうすると、いい時間が過ごしやすい。
自分らしい時間になる。
家でも船でも、何でもそうなのだと思います。
自分がどんな時間を過ごしたいか。それを基準に選ぶのは大事だね、とふたりで話していました。
あなたは、どんな時間を過ごすために、その場所を選んでいますか?
3. 妻の理想の間取り、ぼくの壁ぎらい

せっかくなので、あえて妻に聞いてみました。
理想の間取りって、どんなもの?
妻は、開放的な空間が好き。
でも、寝室のような「陰の部屋」はひとつ欲しいのだそう。
うまく区切られていれば、壁がなくてもいい。
内側の自分と過ごしたいときと、外側の自分で過ごしたいときは違うから、その場所が分かれていることが大事なのだと妻は言います。
ぼくはというと、いろいろなホテルや家に住んでみて、ひとつ分かったことがあります。
壁が苦手。
ぼくの場合は、部屋が少ないほうがいい。
いる場所との間に、壁が少ないほうがいい。
カフェに入っても、壁ぎわには座らず、まわりに壁のない席を選びます。
船でも、つい部屋から出てしまう。
「囲まれてるとダメだもんね」と妻。
そうなんです。気持ちのうえでも、現実の空間でも。
あなたがいちばん自分らしくいられるのは、どんな空間ですか?
4. 新しい体験は、心をひらいたときにある
これからの船の時間を、どんなふうに過ごしたい?
妻に聞くと、今回はあまりそういうことは考えていない、という答えでした。
考えているのは、1日1日をどう過ごすかだけ。
いつものぼく達なら、今日もたぶん船から降りていなかった。
船の中で話したり、考えごとをしたり、何かを作ったりして過ごしていたと思います。
でも今日は、あえて降りてみた。
船でもおいしいお昼ご飯は食べられるから、わざわざ島で食べなくてもいいのだけれど。
妻は言います。
新しい体験は、いつも自分の心をひらいたときにある、と。
だから今日は、それを体験する日にしようと決めていたのだそう。
これからの時間に何をするにしても、そういう体験ができたらいい。
それが、いま考えていることのインスピレーションになったらいい、と。
その話を聞いて、ぼくも決めました。
今日は、何が自分にとって新しいことなのかを、自分の中で見つけてみよう。
「シェアが楽しみだね」と妻。
今日、心をひらいて迎えてみたい「はじめて」は何ですか?
5. まずは、食べたことのないパスタから

このあと向かうお昼ご飯のお店には、この島が発祥のパスタがあるそうです。
餃子のような形をしたパスタ。
ふたりとも、まだ食べたことがありません。
これが今日の最初の新体験になりそう。
ほかにもこの町で、新しい体験を見つけられたら。
歩く町ではなく食べる町、と妻が言った港の端っこから。
今日は、心をひらいて歩いてみます。
いつもなら選ばないほうを、今日ひとつ選ぶとしたら何ですか?