「メンバーの交流が活発なコミュニティをつくりたい」
そう思うとき、あなたは何をしていきますか?
まずは、メンバーの欲していることを知ること。
自分が目指す道とズレていないか、見直していくこと。
浅い関わりなのか、深い関わりなのか、決めてつながっていくこと。
コミュニティが育ってくると、これまでとは違った心得が必要になります。
自分中心でいることを卒業し、コアメンバーに立場を譲ります。
人を応援し、人を育てることをしていきます。
根底にある思いは常に「感謝」です。
感謝のエネルギーを循環させるコミュニティを育んでいきましょう。

1. 定期的にチェックすべき、4つのポイント
コミュニティを運営していくなかで、定期的にチェックしていかなければならないポイントがあります。
チェックする項目は、
- 一貫性があるかどうか
- コミュニティの3つの段階を意識しているかどうか?
- 自分のタイプに合ったことをしているか?
- 浅い関わりと深い関わりの区別をしているか?
です。
それぞれ見ていきましょう。
2. 一貫性があるかどうか
一貫性というのは、自分のビジネスと、いまのお客様と、これから集めようとしているコミュニティのお客様が一致しているかどうかです。
まずはコミュニティのお客様と、自分のビジネスのお客様が一致しているかどうかを定期的にチェックします。
コミュニティには人が集まっているのに、ビジネスが伸びていないのであれば、ズレが起こっているということです。
2. コミュニティの3つの段階を意識しているかどうか?

コミュニティの3つの段階。それぞれの段階において、アプローチする方法、関わり方が違うので、それを意識していきます。
・第1段階 あなたの活動に興味を持っているけれど、まだ関わっていない人
・第2段階 ネットでの関わりがある人、やり取りをしたことがある人
・第3段階 会ったことがある人
全部の段階の人に同じ関わり方をするのではなく、自分に問い直してみましょう。
まず自分に興味を持っている人には、どんなアプローチをしたいでしょうか?
ネットでの関わりを持った人には、どんなアプローチをしたいでしょうか?
会ったことがある人には、さらにどんな関わり方をしたいでしょうか?
段階別に、どんな関わり方をしていくか、見直していきましょう。
3. 自分のタイプに合ったことをしているか?

会うのが得意という人、ネットが得意という人。
人は大きく分けると、この2つです。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
自分のタイプを知って、何をするか。
苦手なことをがんばるのではなく、得意なほうに力を入れていくことが重要です。
真面目な人ほど、苦手なことを補おうとする傾向があるのですが、その発想は手放してください。得意なことに力を入れるほうが、ストレスなく楽しくできますし、あなたらしいスタイルであるほうが、ぴったりのお客様とつながれます。
無理なく楽しめるスタイルが、継続のコツです。
4. 浅い関わりと深い関わりの区別をしているか?

これを意識していないと、すべての人に深く関わらなければいけない、と無理をして動いてしまいます。
深く関わるのは全体の20%くらいで十分です。
それ以外の80%は浅く関わっていく。
2つの関わり方を用意しておくことが重要です。
そうでないと、どんどん時間とエネルギーがかかってしまいます。それを意識してみてください。
以上の定期的にチェックする4つのポイントを踏まえて、あなたのコミュニティ構築を改善するには、どこにフォーカスするといいのか考えてみましょう。
「一貫性」「コミュニティの段階」「タイプ」「関わりの深さ」を定期的にチェックする