「与えたら、受け取る」
これがギブ・アンド・テイクの考え方です。
でも、成功している人のなかで、
ギブ・アンド・テイクという考え方を持っている人はほとんどいません。
彼らがやっているのは、
「与えたら、また与える」こと。
つまり、ギブ・アンド・ギブです。
あなたもこんな考え方で行動してみましょう。
1. まずは「与える」ことだけを考えよう

見返りを求めず、与えてみること。
受け取ることを期待せず行動すること。
これらを心がけましょう。
一見すると、ギブ・アンド・テイクはバランスが取れていますし、
ギブ・アンド・ギブはバランスが崩れています。
バランスが取れているほうがいいように感じるかもしれませんが、
あえてバランスを崩すことで、
自分のところに自然とエネルギーが流れてくるのです。
差別化を図ることはとても大事なことですが、
それだけでビジネスがうまくいくわけではありません。
ぼくの場合も、メルマガの読者はなかなか増えませんでした。
それは当然です。
その時点では本も出していないし、コーチングの仕事も始めたばかりで、
誰もぼくのことを知らないからです。
どんなに書いても読者が増えず、
一時はメルマガをやめようかと思っていました。
でも、それまでのぼくは、何をやっても三日坊主。
「ここでやめたら成長がない」と思い、なんとか続けていたのです。
2. 自分のファンや応援してくれる人が増える方法は?

そんなときに、自分のメルマガで他のメルマガの紹介を始めました。
するとどんどん読者が増えていきました。
自分のメルマガで紹介すると、相手もこちらのメルマガを紹介してくれます。
ここで大切なのは、「与える」という気持ちで行うことです。
しかし、多くの人が陥る間違いが、
この「ギブ・アンド・テイク」です。
「こっちが紹介したんだから、君も紹介してよ」
ではなく、「紹介させてもらうけど、紹介してもらわなくてもいいですよ」
というくらいのスタンスです。
ちょっと想像してみてください。
あなたのところに、「紹介してあげますから、紹介してください」
とお願いに来る人と、
「あなたの活動の○○なところに共感しています。紹介させてください!」
と来る人、どちらに好感を持てますか?
今でもぼくのところにはこのような依頼が来ますが、ほとんどは前者です。
このケースはギブ・アンド・テイク。
一見バランスがとれているようにも思えますが、心地よくはありません。
後者は与えるだけ。
でも、逆に「何かしてあげたい」と思ってくれるはずです。
そんな気持ちで人との関わりを持っていくと、
あっという間に自分のファンや応援してくれる人が増えていきます。
まずは、相手のためにできることをやってみましょう。
何を与え続けますか?