「人が集まる場をつくりたい」
「いつでも満員御礼、集客に困らないようになりたい」
あなたは、そんな方法を求めているかもしれません。
物事には順番があります。まずは人が集まる場をつくること。
イベントや勉強会、かつてはあなたも参加者でした。今度は自分が主催してみましょう。
人が集まれば関わりが生まれます。
どんな人と、どんな風に関わっていきたいですか?
あなたがつくりたいコミュニティ、提供したいものによって形は変わります。
あなたにしっくりくる方法を見つけていきましょう。
1. ビジネスの対象を明確にする「お客さまは誰?」

「お客さまが誰か」が明確であることが大切です。
その人が何で困っていて、
どんな情報が欲しくて、
何が嬉しいのか、
何を体験したいのか。
それがわかっていないと、
そのコミュニティにエネルギーを使っても、
イベントや会を開催しても、
自分の商品はまったく売れないというパターンになってしまいます。
お客様を1人だけにするとしたら、誰をお客様にしたいですか?
2. その対象者が興味のあるイベントを開催する

ただ単にイベントをして人を集めればいい、ということではありません。
「お客さまは誰?」で明確になった対象者(お客様)が興味のあるイベントを開催します。
イベントのメリットは2つあります。
1. 直接モノやサービスを販売するよりハードルが低い
2. もしお客様にならなくても、つながりができる
では、具体的にはどんなことをするといいでしょうか。
「集客に困っている人」に対して「コンサルティングやサービスを提供している」のであれば、「マーケティング・集客をテーマにした読書会」をする。
「健康への意識が高い人」に対して、「サロンでサービスを提供するという商品を販売している」のであれば、「オーガニックレストランでランチ会」をする。
そのように集まってきた人ならば、あなたのお客様になりやすいのです。
お客様が興味があるものは何ですか?
3. 必要そうな人にオファーをする

オファーというのは「提案する」「機会を与える」という意味です。
大事なのは、知っている人全員に対して告知をおこなわないこと。
必要そうな人に対してのみオファーすることです。
そして「選択肢を奪わない」というスタンスで取り組みます。
「これはとてもいい内容だから、絶対参加してね」という誘い方は「参加するという選択肢」しか与えていません。
つまり「参加しない」という選択肢を奪っているのです。
「参加してもいいし、参加しなくてもいいし、どちらでもいいんです。あなたが選ぶのですよ」というスタンスで、提供していくことが大切です。
ぼくの場合は、集まったとき、その場で契約や申込みを取ることはしません。
興味があるかどうかを聞いて、別途メールなどで「昨日お話したメニューですが、よかったら、ご自身のタイミングでお申し込みください」とお誘いします。
集まったその場でチラシを配る、申し込んでもらうより、スマートだし自然です。
そもそも、この会は商品やサービスの契約・販売の場ではありません。
お客様が興味を持っていてくれる、コンタクトの一歩目なのです。
ここで出会い「この人と関係を築きたい」と思ってもらうところから始まります。
選択肢を奪わず、次のステップへとつなげていく提案をする場所だと考えてください。
どんな伝え方でオファーしますか?