メールマガジンやニュースレター、ブログの読者登録をいかに解除してもらうか、ということを考えてみましょう。
1. 絞るマーケティング
マーケティングを教える多くの方とは逆のことをお伝えするのは、これが重要とぼくが考えているからです。
いかにお客様に広めるか?登録数を増やすか?ということばかりが言われていますが、これからの時代は、「広めるマーケティングから絞るマーケティング」が重要です。集めることが重要なのではなく、自分のところに残ってもらうことが重要なんですね。
「数ではなく、質である」ということです。
ですので、「お客様の質を高める工夫」が必要になってきます。というのも、登録者が増えれば増えるほど、実は質が下がりやすいんです。少なければ少ないほど、濃いコミュニティを作ることができるので、質が高くなっていきます。
2. 「見えないもの」にヒントと価値がある
「世の中は見えないものが大事」とぼくは常々思っています。なぜかというと、ランキングやクリック率、開封率など、見えるものはすべて操作できるからです。
マーケティングをやっていると、クリック数、クリック率、開封率にフォーカスしてしまいがちですが、そこは全然重要ではありません。というのも、それらは見えるものだからです。
見えるものの奥にある「見えないもの」にヒントと価値があります。
前日、マーケティング業界の方から「ミヒロさんのメルマガはどのくらいの開封率ですか?」と聞かれたので、「測っていないんです」と答えたら、「そんな人もいるんだ⁉︎」と、とても驚かれました。
たとえば100人に配信して5人クリックしたら、5%です。その5%が多い少ないというのが大事ではなくて、そのメールを読んだ人が「どんな感情になっているのか?」「どのように嬉しさを感じているのか?」「どのように悲しんでしまっているのか?」というところは見えないわけです。
その「見えないところにフォーカスする」ことが、とても重要です。
それが本質的なコピーライティングを生み出す力につながると考えています。だからこそ、クリック数や開封率という数字に惑わされることなく、見えないものを見る力、感じる力を大切にしましょう。
実はぼくも昔は、解除されることがとても怖かったんです。ですが、解除されない方法は、一切配信しないということになりますよね、笑。配信するたびに解除が起こるので、配信しなければ解除されることはないわけです。
ある時ぼくは、「自分のことを嫌いだから、嫌だから解除される」というマインドセットから、「自分に必要な人が残っていくんだ」というマインドセットに変わり、「残った人たちを大切にしたい」と思いました。そして、「残った人たちを明確にしてくれるのが解除だ」と認識するようになり、解除されたことに対して、とてもありがたいと思えるようになりました。
それ以来、「解除大歓迎」というふうになっていきました。そうすると、とても濃い人たちだけが残っていくので、とてもいいコミュニティができて、いい関係性が作れるようになりました。
解除されるために何をしますか?
★ナチュラルコピーライティング
「第1章:マインドセット編」
- 力を抜いて覚悟を持つ「ナチュラル」なコピーライティング
- きれいごと以外の欲望を書き出す
- 自分で自分を満たすこと
- 与えることで循環する
- 『ラブレター』と『最悪なレター』
- 自分のこころの動き「何が不安なのか」を知る
- 相手のこころの不安を知る
- コピーライティングの基礎力をあげる3ヶ月レッスン
- コピーライティングの「マインドセット編」
「第2章:トレーニング編」
- 書く力を身につける「コピーライティングとは?」
- 目指したい人を見極める
- ライティングの「誰」という重要なキーワード
- 商品を「買いたい」と思ってもらうには?
- お客様が知っている「別のところ」を知る
- こころに響くキャッチコピーを作るには?
- 今までやらなかったことにチャレンジしてみる
- 「書く力」を確実に上げる方法
「第3章:テクニック編」
- 表面的なテクニックとテクニックを生かすことの違い
- 「これ、いいな」と思う理想を集める
- 「目的以外のものは全部捨てる」くらいの心構えを持つ
- お客様と関係性がつながっていくという意味を込める
- 不安要素と解決方法
- 「ふつうに販売していないもの」とは?
- 自分で語らない
第4章:マーケティング&プロモーション編」
- 「この部分が弱いな」という思いがあれば、何度も戻ってみる
- マーケティングの黄金の3ステップ
- ご縁を作るには?
- 等身大のことを発信することがブランドになる
- コピーライティングは集客に役立つ?
- 文章で「価値を提供する」方法
- プロモーションとは「誰かを助けるものである」
- 自分の資産を増やすコツ
- 「自分に必要な人が残っていく」読者登録を解除されよう(この記事)
- 必要としているサービスを、必要としている人に、価値を正しく伝える