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パリで、思いがけない撮影。写真は「その人の中の世界」を映し出す

2026年7月9日

「取られました」
「何に取られたんですか?」
「カメラに撮られました」

そんなやりとりから始まった今回の話。

ぼくらのプロフィール写真をいつも撮ってくれている写真家のJo Moriyama(ジョー)さんが、わざわざパリまで来てくれて、思いがけず撮影の一日になった。

出典:ポッドキャスト「ライフトラベラーカフェ」
cafe.240 パリで撮影
▶ エピソード全文・音声はこちら → Listenで聴く

1. パリに、写真家がやってきた

もともと撮影する予定はなかった。
でも「2人は運命共同体なんだから、一緒に撮らなきゃダメ」と怒られて、ぼくとWAKANAは並んでカメラの前に立つことになった。

考えてみたら、プロフィール写真を撮ってから何年も経っている。

発信していることも、体現していることも、少しずつ変わってきているのに、写真だけが昔のまま。自分ではあんまり気づかないけれど、「そろそろ変えた方がいいよ」というタイミングだったのかもしれない。

魔法の質問
あなたの中で「そろそろ変えどき」を迎えているものは何?

2. 「人」ではなく、その人の中の世界を撮る

WAKANAは、写真に撮られるのが今も苦手。
緊張してしまったり、心がキュッと閉じてしまったりする。

今回も「カメラ目線で」と言われた瞬間は、やっぱり固くなった。

それでも、それ以外の時間は驚くほど自然体で、ただそこにいる感覚でいられたという。
「ジョーさんは、私を撮るというより、私の中の世界の一部を撮るみたいな感覚で撮ってくれてるから」
WAKANAはそう表現していた。

表面的な顔や横顔を切り取るんじゃなくて、その人の中にある世界を映し出す。
だから撮られる側も、構えなくていい。

写真の苦手なWAKANAが自然体でいられたのは、きっとそういうことなんだと思う。

魔法の質問
あなたが自然体でいられるのは、誰と一緒にいる時?

3. 自分の道だけでは、見えない景色がある

ぼくが面白かったのは、ジョーさんにしか見えない景色があるということ。
「え、こんなところで撮るの?」という、思いもしなかった場所を次々に見つけていく。

カメラを通すと、そこが一枚の世界になる。場所を見つける天才だ。

自分たちには普段見えていない世界が、ジョーさんには見えている。
その様子がかっこよくもあった。

普段は穏やかなのに、撮影が始まるとカッとエネルギーが上がって、集中力とパッションのままに体が動く。車がいっぱい来ている道路に何度も飛び出して、ひかれそうになりながらシャッターを切る。

自分で自分の道を極めても、見えるのは自分の道だけ。
違う道を極めた人と接すると、全然見えなかった通りや景色が見えてくる。

そうやって世界は広がっていく。今回の撮影は、まさに「違う世界を見せてもらう時間」だった。

魔法の質問
最近、自分とは違う道を歩く人から、どんな世界を見せてもらった?

4. 出会いが、人の仕事まで変えていく

ジョーさんはもともと、芸能人を撮ることが仕事だった。
パリに何年も住んで、ファッションモデルの撮影もしていた。

そんなジョーさんが「一般の人」を撮るようになったきっかけは、ぼくらとの出会いだったという。そこに面白さがあることに気づいて、今のスタイルになった。

突然の出会いから始まったご縁が、ずっと続いて、お互いの世界を変えている。
不思議で、ありがたいことだ。

ちなみにワールドカップの話から「サッカー選手で誰か撮ったことあるの?」と聞いたら、答えは内田選手。
ドイツでプレーしていた頃、ファッション雑誌の特集でドイツまで行って撮影したのだとか。

WAKANAが唯一好きだったサッカー選手が内田選手で、「同じ人に撮ってもらった」とうれしそうだった。

魔法の質問
あなたとの出会いが、誰かの転機になったことはある?

5. 撮られることは、知らない自分に出会うこと

写真を撮られるのが苦手な人は、きっとたくさんいる。
ハードルが高かったり、自分に自信がなかったり。「今は人生でいちばん体重がある時だから絶対撮らない」と言っていた友人もいた。その気持ちも、よくわかる。

でも、本当の今の自分を撮ってもらうと、表面的なものじゃないところ——その人の本質にある良さや、雰囲気や、世界観——が写真の中に表現されていく。

自分では知らなかった輝きに出会える。
知らない自分を知れて、自分の魅力を知れて、自分の世界観に気づける。撮られることは、そういう時間になる。

ジョーさんは、ベルギー生まれの写真家。
パリや東京を拠点に、国内外の俳優やアーティストをたくさん撮ってきた人で、表情の研究家でもある。その人を深く理解して、いちばんの魅力を引き出して撮る——この日ぼくらが体験したのは、まさにそれだった。
▶ Jo Moriyama オフィシャルサイト/Instagram(@jomoriyama)

そのジョーさん、11月のしつもんカンファレンスにも来てくれる。
今はパリで撮影会をやっていて、日本からわざわざ参加者が来ているほどのファンの多さ。

話を聞いてみたい人も、撮ってもらいたい人も、ぜひ会いに来てほしい。本当に素敵な人だから。

魔法の質問
写真に撮ってもらうとしたら、どんな「あなたの世界」を映してほしい?

Filed Under: ライフスタイル, 旅 Tagged With: 写真, ご縁, ライフトラベラー, 自然体, 世界観, パリ, 撮影

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プロフィール


マツダミヒロ

質問家。「魔法の質問」主宰。
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅するライフトラベラーでもある。 各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 著書は国内外で35冊を超え、年間300日は海外に滞在。

独自のメソッドの「魔法の質問」は世界各国に広がりインストラクターは5,000人を、 メルマガの読者は5万人を超える。 NHKでも取り上げられた「魔法の質問学校プロジェクト」では、ボランティアで世界各国の学校へ訪問。

『質問は人生を変える』(きずな出版)『賢人たちからの運命を変える質問』(かんき出版)ほか著書多数。
→著書をチェックする(Amazon)

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