いよいよ今回は、コンタクトメールの型・構成をお伝えします。

1. コンタクトメール(セールスメール)2
基本的に、この構成通りに書いていくと成果が高まります。
ぜひメモを取りながら、繰り返し読んで書いてみてください。
コンタクトメールの目的は、「クリックしてもらう」ことです。「それ以外のものは全部捨てる」くらいの心構えが必要です。クリックしてその先を見てもらうための構成は、次の5つです。
それぞれの質問に答えるとコンタクトメールが完成します。
(5つから成り立ちます。この5つを書きやすくするための質問は次の通りです。)
構成
- ストーリー
- 問題提起
- 解決後のゴリヤク
- より詳しくその先へ
- コンテンツ
2. コンタクトメールを完成させよう

1.ストーリー
メールの最初には、ヘビーなものよりも最近のトピック、「こんなことがあった」「こんなことを感じた」「こんなことを知った」といった、ストーリーを書くといいですね。
できれば、そのあとに続く自分の商品を関連のあることがオススメです。たとえば、「家を販売する」としたら、全然関係がない「ゲームのこと」をトピックにしてもあまり意味がありません。「英会話」を伝えたい場合は、「外国人と話した」ことをトピックする、というように、商品と関連があるストーリーにするのがベストです。ここで「.エピソードの書き方トレーニング」が生きてきます。培ったエピソード力を使って、構成の最初にくるストーリーを書いてみてください。
最近、どんなできごとがありましたか?
2. 問題提起
「世の中にはこんな問題がありますよね」ということを書きます。「自分に全然関係がないこと」ではなく、「あなたの商品・サービスで解決できること」を書いてください。
世の中にはどんな問題がありますか?
自分が販売している商品・サービスでその問題を解決できることが前提です。かつ、1)のストーリーからつながっていくのがベストです。
3.解決後のゴリヤク
自分が問題を解決したことを説明します。
解決することによって、どんなゴリヤク、どんないいことがあったのかを、ここで書いていきます。
たとえば、さきほどの「英会話」であれば、「英語を話したいと思って英会話教室に行っても、なかなか話せるようにならない」という問題提起をした後で、次のようなゴリヤクを文章で見せます。
「英語が上達するあるコツを見つけたので、私は話せるようになりました」「そのおかげで、海外でも何のストレスもなく会話ができます」「そのおかげで、ニューヨーク、ハワイ、ロサンジェルスに友達ができました」など、「こんな姿になれる」というゴリヤクです。そして、その解決方法についてはここでは書かず、クリックした先のエンゲージページで伝えます。
どんなゴリヤクがありましたか?
4.より詳しくその先へ
ここがもっとも重要です。
もっと知りたい人には、クリックして詳細を見てもらう必要があります。読者に行動してもらうことを目的として、今までのストーリーがあります。
たとえば、「英会話が上達するたった1つの方法とはこちらです。クリック」「実はこれを実践したから上達したんです。これとは、こちらです。クリック」といったフレーズを使います。
その先を見たくなるフレーズは何ですか?
できるだけたくさん書いたり、他の人のものを参考にしたりして、よりクリック率が高まる、つまり、その先を見たくなるフレーズを考えてみてください。
ここまでがコンタクトメールの流れです。
5.コンテンツ
コンテンツとは、役立つ情報のことです。ここからは、ストーリーが変わっても構いませんが、トピックは変わらないほうがいいですね。
自分が関連する商品についての、読むだけでちょっとしたゴリヤクがある情報、「役に立ったな」「読んでよかったな」「読んで得したな」と思うものを、ここから書いていきます。
コンテンツのボリュームは多くても少なくても構いません。
コンテンツはあってもなくても構いませんが、あったほうが解除率がぐっと減ります。
その理由は、1から4までの構成は、読む人によっては「セールス」にあたるかもしれないからです。
「セールス」にあたると、「嫌だな」「解除しようかな」と思われますが、その先に、その商品に関するお得な情報・ゴリヤクがあると、「このメールは自分にとって有益だな」と思ってもらえます。「次回も読んでみようかな」という気持ちが少しでもあれば、メールを解除されにくくなります。
メールアドレスのリストが減ることがないように、コンテンツはあったほうがいいと思います。
どんなコンテンツがありますか?
1から5の答えを並べていくと、コンタクトメールができあがります。つなぎ目に文章を加えたりすると、より完璧なものになります。
ぜひ1度、コンタクトメールを書くことにチャレンジしてください。
どんなコンタクトメールが書けましたか?
このレッスンを何度も読み返して、繰り返しトレーニングすることをオススメします。
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「第1章:マインドセット編」
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