前回(こころに響くキャッチコピーを作るには?)ストックしてもらったキャッチコピーを元に、今回は、キャッチコピーを作っていきます。
今回のトレーニングの目標は、「自分の商品・サービスのキャッチコピーを100個書いてみよう」です。
1. キャッチコピーを作ってみよう
「何を書けばいいかわからない」を解消するために、前回ストックをしました。
ストックしたキャッチコピーを取り上げたら、あとは真似をするだけです。商品名を入れ替えるだけでも構いません。キャッチコピーの上手い下手は関係ありません。まずは、真似をしてやってみるだけで大丈夫です。
キャッチコピーに限らず、まったく新しいことを自分で考えるのは、とても大変というよりも、ほぼ不可能なんです。ですので、
「真似する=カスタマイズする、自分用にアレンジしてみる」だけで十分です。
まずは10個、自分の商品・サービスのキャッチコピーを書いてみましょう。キャッチコピーのポイントは長くないことですので、10行も20行も書かずに、1行、長くても2行くらいの長さで書いてみましょう。
どんなコピーが書けましたか?
あなたが書いたコピーをコメント欄でシェアしてもらえると、「そんな切り口もあるんだ」とみんなの共有財産になります。あなたのコピーをお待ちしています。
2. エピソードの書き方トレーニング
このトレーニングは、エピソードをストックすることです。
エピソードがあると、商品・サービスを伝える時に、とても自然に伝えられるようになります。
身のまわりに起こる数々のエピソードを忘れないように、ノートに書いてストックしていきましょう。今のところは、エピソードは商品と関係がないものでも構いません。エピソードのジャンルは気にせず、ちょっとしたできごとに目を向けてみましょう。
たとえば、自分のこころが動いたもの、面白いと思ったもの、イライラしたり怒ったもの、笑えるものなど、「できるだけ自分の感情が動くもの」のほうがオススメです。
エピソードをストックする時にもうひとつ大切なのが、「エピソードを生み出す」ということです。何もしていないと何も起こらないので、「エピソードを生み出すためにこんなことをやってみようかな」という意識で日々を過ごしてみてください。
「今までやらなかったことにチャレンジしてみる」「損をしてしまうかもしれないけれど、やってみようかな」といった行動をすると、エピソードが生まれやすいです。
エピソードを書き出す時にやったほうがいいのは、「対話を入れる」ことです。自分や相手の話した言葉、フレーズを 「 」で書いておくと、よりリアリティーが増します。
なお、エピソード(の記録方法がわからない場合)は、起こったできごとを、起こった通りに記載するだけでも構いません。
「ここに行きました。こんなことがありました。これをもらいました。」など、文章になっていなくても、感情が入っていなくても、できごとを順番に記録することから始めましょう。エピソードがあればあるほど、商品の説明やコピーライティングのバリエーションが増えます。エピソードを生み出す行動をして、ストックすることをやってみてください。
どんなエピソードがありましたか?
たくさんのストックを集めてくださいね。
★ナチュラルコピーライティング
「第1章:マインドセット編」
- 力を抜いて覚悟を持つ「ナチュラル」なコピーライティング
- きれいごと以外の欲望を書き出す
- 自分で自分を満たすこと
- 与えることで循環する
- 『ラブレター』と『最悪なレター』
- 自分のこころの動き「何が不安なのか」を知る
- 相手のこころの不安を知る
- コピーライティングの基礎力をあげる3ヶ月レッスン
- コピーライティングの「マインドセット編」
「第2章:トレーニング編」
- 書く力を身につける「コピーライティングとは?」
- 目指したい人を見極める
- ライティングの「誰」という重要なキーワード
- 商品を「買いたい」と思ってもらうには?
- お客様が知っている「別のところ」を知る
- こころに響くキャッチコピーを作るには?
- 今までやらなかったことにチャレンジしてみる(この記事)
- 「書く力」を確実に上げる方法
上記の魔法の質問に答えてみる