自分探しトラベルでは毎週水曜日に、マツダミヒロとパートナーのWAKANAとのラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」の内容をお伝えしていきます。
ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。
マツダ ミヒロ
「魔法の質問」主宰、質問家、ライフトラベラー、作家
Wakana
Holistic Life Consultant
時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で講演・セミナー活動や執筆を行う。
ラジオでは2人の他にナビゲーターとして武井ひろなさんと共にお送りしています。
Navigator:武井 ひろな
プロポーザー
選ばれる人、興味を持ってもらえる人になるための自己紹介、PR術をお伝えしています。
世界各国で自分らしいライフスタイルを行っている
素敵な方々にインタビューをし、
配信するライフトラベラーカフェ。
このバージョンではミヒロさんとWakanaさんが日本に来たときに、
各国で旅してきたときのおみやげ話と
みなさんからの質問に直接答えるカフェトークでお届けいたします。
今回は、何処に行かれたのですか?
はい、今回はアテネです。
アテネ! お~。
ギリシャの首都。
オリンピック。
(笑)
オリンピックですね、走れメロスですね。
どうでしたか?アテネ。
いや、暑いんだね、アテネってね。
夏は暑いんですよ、40数度。
えっ!?
そう。
それ、どうやって過ごすんですか?服装とか。
外に出れない。
あ、暑すぎて。
夜中で35度くらい。
夜の9時でその位。
え~。
なんか、ギリシャの方って、
のんび~りしてて、
仕事とかもあまりしないみたいなイメージありますけど、
その暑さのせいですか?
もしかして。
そうだと思う。
でもさ、びっくりしたのが、
経済的にも破綻してるとか
ニュースでしか知らないでしょ?
で、実際に行って、
『街が破綻してるのかな』と思ってたわけ。
実はすごい活気もあるし、
人も沢山いるし、
何よりびっくりしたのは
ギリシャコスメとかが
すごくクオリティが高いらしいんだよね。
そうそう、日本にもあるものとかね。びっくりした。
それがびっくりした。
ん~。
じゃ、なんか
ニュースで見るよりそんなに深刻な感じじゃないんですか?
いや、でも 私たちはそのね。
あの…
暮らしてる訳じゃないから。
実情を見てないから、
ただほんとに街のね 雰囲気とかは
イメージしたものと違ったってことだね。
そうそうそうそう、ほんとに人も沢山いたしね。
活気があった。
あ、良かった。そうなんですね。
あと毎回行く、
山の上でご飯を食べれる所があって、
そこから日の沈む所を…
Sun set見たりとか、
夜景見たりとか、
あの、何だっけ?
神殿とかも見れるし
そうそうそうそう、
ライトアップがすごい綺麗なの。
え~、本物ですね。
それは素晴らしいよね。
街並みがやっぱ綺麗だね。
街並み。そう。
全部、オレンジだっけ?白だっけ?
ね、屋根が全部同じ色なんですよ、おうちの。
なので、すごく綺麗だよね。
へ~…いつか行ってみたいです。
面白いと思う。
そんなにね、何日もいて なんかあるって訳では実はないんだけれども、ギリシャ特有のハーブがあったりとか、ギリシャの人たちもすごく明るいんだけど、真面目なの、ちょっと意外と。
それは意外だったんだけど、
真面目な方がすごく多くて、いい人も多いので。
女性はなんかいいかも知れないですね。
コスメも充実してるし。
そうだね。
島に色々行けるのは楽しいよね、ギリシャは。
アテネはいつもね、
クルーズの出発地でよく行くことが多いんだよね。
あ~、なるほどなるほど。
そこから島に行って、
色々とギリシャの島々をまわって、また帰る、みたいな感じなんだけど。
そんな楽しみ方ができる、素敵なアテネ旅行ということで。
今回も素敵な旅でした。
ありがとうございます。
では今日のテーマにいきます。
今日のテーマは、
「自由に飛び回る秘訣はありますか?」
という質問です。
このテーマは、リスナーのみなさんからの質問を元にしています。今回は、滋賀県にお住まいのラジオネーム「ふくろう」さんよりいただいています。
はい、このテーマの背景は何ですか。
このテーマの背景は、お2人は常に旅で全世界を飛び回っている訳なので、その秘訣みたいなものは?です。
これ 多分、『いつか飛び回ろう』と思ってる人は、ずっと無理だろうね。
はっ!
うん。
真髄が来ましたね、今。
いつかいつかって思ってしまいますね、つい、確かに。
飛び回ることがいいことではないけれども、飛び回れる状態で、どっちを選択してもいい訳じゃない?
で、飛び回れる状態になってないとしたら、『その阻んでる要因は何なのか?』っていう所をまず知ることが大事で、それを1個1個解決していくことが大事。
それは物理的な要因と、心身的なというか、心の要因と、両方あると思うんだけれど、それらを日々の暮らしの中で1個1個ずつほどいていったら、ずっとそこにいても自由な生き方になるんじゃないかなって思います。
『自由になりたい』って口では言ってても、不自由が居心地が良かったりすることもあるのかなって。
だからそれに気づく。
ある意味自由って、自分で選択して選択したことに責任を持って、自分で行動することじゃないですか。
なので、『自由でいいね~』『楽しくていいよね~、楽しいことばっかりで』っていう声も、私たちがこの生活始めた最初の頃ってすごくよく言われたんですよ。
『自由でいいよね~…』みたいな。
こう、なんか、賞賛っていうよりも…
羨ましい。
うん、『ラクして』みたいなエネルギーだったんですけど、最初の方はね。
でも、実際に自分たちはそれやってて、色んなものを手放してきたし、それはもう経済的な部分だったり現実面の仕事の仕方だったり、自分たちの心の面だったりとか、色んなものを自分の中で自分から切り離して、ほんとに必要のないと思えるものをね、、、
やってきているし、実際にその色んなことを経験して、自分で動いて自分でやっていくってことは、すごく大変だったんですよ。
そうですよね。
そう。
で、『自由ってこんなに意外と大変なんだ』っていうことを思い知ったからこそ、すごく生きる楽しさが湧いたんですけど。
なので、今仰ったように、不自由の方が、ある意味楽なんですよ。その枠の中で生きてた方が、絶対楽。うん。。。
不自由はね、考えなくていいから。
そうそうそうそうそう!
あ~。 あ!そっかそっか。
だって、制限されてるわけだから。
制限されてるということは、自分がこう、あれこれ考えなくてもいい状態じゃないと「制限されてる」っていうことは言えないわけだから。
自由だと、考えなきゃいけない事がいっぱいありすぎるんだよね。
そうです!ほんとにそう。
自由になる決意。
その決断ってすごく重い人もいれば、簡単にできる人もいるかも知れないんですけど、その瞬間ってお2人とも覚えてらっしゃいますか?
そういう風に生きようって。
不自由は捨てよう、自由に…
ま、自由っていうことで、こういう生活を選んだのか、
ちょっとあれですけども、その時の決断って?
自由に生きるって私にとっては『自分を生きる』っていうことなので、その決断は もう17歳ぐらいの時に1回してて、
それから転機があるごとに、自分に約束していることなので、そういった意味では17歳と言えるんですけれども、、、
だけど、なんかすごく精神的な部分で、自分から切り離して自由になった瞬間というか、
それはね、私の中で覚えてるのは、
あの…結婚する前だったかな、、、
結婚する前で、まだお付き合いしてる状態の時に、それでも2人で色んな所、世界で旅しながら仕事をして、っていう生活をしていたんですよね。
で、私はひとりっ子として、養子ですけども、育って、育ててもらったんですけど、母が、病気になって、入院してたんですよ。
結構大きい病気になって、大きい手術も控えてて、っていう状況で。
で、私はほんとに両親をずーっとそれまで大事なプライオリティとして生きてきてたから、その母がそういう状態にあるっていうことは、本来ならば、それまでの私だったら、もうすべてを休んで、切って、
もう自分の仕事を切ってでも、そこにいるっていうことなんですよ。
母のそばにいるっていうことが大事だったんだけど、
でももうね、なんか、
いろんな決断をそれまでにしてて、自分を生きるっていうことを本当にコミットメントした直後の色んな出来事だったって時に『ここにいるのは違う!』っていうのが心の声として、もうすごい湧き上がってきてるんですよね。
だから、私は私の人生を生きなくちゃいけないし、『今行きたい』と自分が思う所に行って、やるべき事をやるっていう、肚の声も聞こえてきたんだけど、
でも頭の声も、心の声も、『そばにいなくちゃ』っていう、ここをなんか離れて自分がね、海外に行くっていうのは、
あの、、、すごく、、、もう、なんてもう…罪悪感でいっぱい。
自分を批判する声でいっぱい。
っていう、ふたつの声の板挟みみたいな状況の中で、
でも、そこを母とね、話してて、その次の日に、なんかね、
シアトルかどっかにに行かなきゃいけなかったんですよね。
で、エレベーターの所まで見送りに来てくれて、お母さんが。
で、その時に、なんか、あの…
『なんか抜けてきた!』とかいって。
うんうん。
そう、その時にね、『わかなは頑張ってね』って言われたの。
で、なんかもうエレベーターの中では閉じた後、すごい泣けてきて、もう、、、自分を生きることと、母への想いと、
こうなんかね、ほんと引き裂かれそうな、なんか、その7階から1階まで降りる間で、そのエレベーターの中で1階に着いて、ドアが開けた時に、
『私は行く。自分の道を生きなくちゃいけない』
ってコミットメントして、出てったの。
冬の日だったんだけど。
その二週間後に母はね、亡くなったんだけど、
あの瞬間はなんか忘れられないかな……
うーん……
…ごめんなさい、泣いちゃった。
それが、自分を生きるっていう
大きな決断をした時の瞬間のひとつだなと思います。
すごい決断ですよね…
ミヒロさんは、なんか?
あんまりないね。
でも僕は多分、小さいストレスがいっぱいあって、なんでこれをしなきゃいけないんだろうっていう疑問?が、積み重なっていって、で、そのストレスは気付いてないんですよ、自分は。
例えば、何でこの打ち合わせをしなきゃいけないのかな、とか、何でここに行かなきゃいけないのかな、とか、
ある人から見たら、それが当然だろうと思うけれども、自分の中の疑問はずーっと積み重なってくると、今まで気付かなかったストレスに気付き始めた時には、多分ね、男性の場合はもう遅いんですよね。
女性は感じ取れるから、
あの、身体の変化とか敏感なんですけど、
男性は、もう
気付いた時には遅いんですよ。
で、その結果、その後どうなるかというと身体にダメージがあったりとか、病気になったりとか、するわけなんですけども。
だから、その、もうそろそろやばいかな、大変かな、っていう時に、やっぱりこの今までのやり方に捉われてたり、執着したりしてるのは良くないなと思って。
自由になるというよりも、これはWAKANAと一緒で『自分を生きる』ってことを、ちゃんと真剣にやっていかないと、自分のためにも、結果、周りのためにも良くないな、というのがあって。
そのぐらいかな、覚えてるのは。
ミヒロさんとWAKANAさんと一番最初に収録したテーマの時に、お2人が『ライフトラベラー』というのは別に、世界を周ることがライフトラベラーなわけじゃなくて、
『どこにいてもライフトラベラーになれるんだ』
っていう言葉が、私はやっぱりすごく印象に残ってるんですけど、ほんとに今の言葉に、なんか、起点するっていうか、
『自分を生きる』って決める、
それにコミットメントするっていう事が、そのライフトラベラーの第一歩なのかな、っていう風に、なんか、お2人の話を聞いてて思いましたね。
そうだね。自分に正直になるってことだね。
正直になり続けるというか。
それが自由なマインドで、どこにいてもいられるたったひとつの方法かも知れないね。
自由っていうのは、多分ね、環境のことじゃないと思う。
自分の在り方の話で、何に捉われて、何に捉われずに生きていけるのか、っていうところが自由かどうかって気がするかな。
うんうん。
はい。
ということで今回の魔法の質問は、
「執着していたものは何ですか?」という質問です。
執着していたもの…
ひろなさん、どうぞ!
はい。執着していたもの。
ありすぎます(笑)
もしくはこの執着を、次は手放そうと思っているものでもいいし。
うーん、人のせいにすることですかね。
あ、なるほどね。
うーん。
ま、今そういう時期なのかも知れないんですけど、人のせいにしないと思っていても、いつの間にか人のせいにしている自分がいるというか、
多分私、今、その、自分を絶対生きるって決めるか、そのまま不自由な枠組みの中で生きるか、っていうところの境目にいる今、時期なんだと思うんですよね。
それを何年も繰り返してるんですけど。
それを早く決断、
そこに執着せず、もう…
『行けーーー!!!』
ていう気持ち。(笑)
(笑)
この中に、あの、飛び込みたいなと思います。
なるほどねー。
はい。WAKANAさんは?
私はね、これはなんかね、あの、自分自身の大事な部分でもあるんだけど、でもちょっと執着し過ぎると良くないな、って思うことがあって。
それは、子どもの頃から人として、いい人間になりたいって想いがすごくあって、そのためにいっぱいこう学んだりとか成長したいっていう、
そういう、なんか、探求心っていうのかな。
想いがすごく強すぎちゃって。
それこそだから、自分なんて全然完璧じゃなくて当たり前なのに、完璧なはずないのに、なんかね、すごく自分にものすごく厳しくなり過ぎちゃうんですよ。
あー、わかる(笑)
なので、いい人間であろうという想いを、まあ、持ち過ぎずに、執着し過ぎずに、なんか、今の自分を大切に生きていきたいと思います。
はい。ミヒロさんは?
ぼくは、えーと、働く日々。
おー!
です。
まあ、うちの親が、とても働くんですよ。
そんな家で育ったもんで、前よりましになったんですけれども、働いてないと落ち着かないっていう所があるから、それを、より、手放していきたいなと思っております。
素晴らしいです。
はい。
はい、ありがとうございます。
ライフトラベラーズカフェは、世界各国から不定期でお届けするプレミアムトラベル版と、今回のように日本に来たときに毎週お届けするカフェトーク版があります。
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それではよい水曜日を。
ライフトラベラーカフェ(Podcast)
1年のうち300日は海外に滞在。2015年より夫婦で始めたインターネットラジオ番組「ライフトラベラーカフェ」(Podcast)は、Appleの2015年のベスト番組に選ばれ現在は30万人の視聴者がいる。
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