質問は人に気づきを与え、行動させ、さらに成長を促します。
その効果をより高めるため、質問の種類やよい答えを引き出すコツを紹介します。
1. 問いかける言葉を変えれば、相手の反応が変わる!
よい質問からは、よい答えが生まれます。
よい質問ができれば、よい人間関係が築けます。
「質問」は、とてもシンプル。
時代が変わっても、相手が変わっても、質問の内容そのものは同じでよいのです。
普段使っている質問に、否定的な意味が含まれていませんか?否定的な問いには、できない理由が返ってきます。肯定的な問いならば、「こうしたらできる」とアイデアが返ってきます。
・「なんで」+「できないの?」
なんで + 否定形(できない、しない、続けない)の問いかけは、後ろ向きで相手を萎縮させます。
・「どのようにしたら」+「できる?」
どのようにしたら + 肯定(できる、やれる)の問いかけからは、前向きな行動のアイデアが生まれます。
2. 質問するとき意識したい3つのポイント
質問者が「こうあるべきだ」「こう答えてほしい」という気持ちで質問するのは、最初から答えを限定しているようなもの。よい人間関係をつくる質問のポイントは次の3つです。
①ジャッジしない
相手の主張が、自分の主観と違った場合に「それは間違い!」と判断しないことです。「あなたはそう思うんだ」と、ニュートラルな状態で受け止め、その理由を尋ねましょう。
【NG質問】○○さんの異動、適材適所だと思うけど・・・そう思わないの?
あなたはそう思うんだ。どんなところが納得いかないの?
②コントロールしない
相手に「こんな行動をしてほしい」「こう答えてほしい」などと思っていると、質問の形をした「命令」になってしまうことも。気持ちをニュートラルにして、相手の考えを聞くことから始めましょう。
【NG質問】今季の売り上げを達成するために、頑張ってくれるよね?
今季の売り上げを達成するために、どんなことをしたらいいと思う?
③期待を押しつけない
期待して任せた結果、思いどおりにならないと怒りや悲しみが生まれます。相手がどんなプランを持っているのか、事前に意向を聞いてから指示をだせば、大きな期待はずれを防げます。
【NG質問】この品物、〇〇さんに発送してくれる?気のきいた手紙をつけてね
〇〇さんに送る品物に、手紙を添えてほしいんだ。
どんなメッセージだったら、〇〇さんは喜んでくれると思う?
akaz says
質問するときには、正解ありきで、範囲を狭めてしまうことがありがち。
そこで、こちらは期待やコントロールを手放して、対応できるようにしたいです。
ユーカリ says
私が、よくやってしまうNGパターンです。
満足できる回答が返ってこないと、さらに詰問になっていってしまいます。本当に悪い癖です。
相手が自由に考えを拡げられるような質問を心がけたいです。
モモ says
どのようにすれば?という問いかけ方
ニュートラルな気持ちで受け止める、聞く、出来ていませんでした。
変えたいです。
うしおまこ says
どのようにすれば?ミヒロさんのおかげで私の行動はとても変わりました。今日のライブ配信はこの内容を盗ませてください🤣🤣
まゆ says
実家で話をしたら
なんで?
どうして?
の反応に苦しくなり
会話ない自分の理由がとけました。
否定されている感覚があったんだなーです。
意識して、肯定の質問!