自分へのサインを見逃さないためにも、自分に問いかけてみよう。
あせる必要はありません。
なぜなら、その答えを
あなたはすでに知っているからです。
1. 相手を認める気持ちをもつ
「文章がうまくなって、以前よりいいよ」というのは評価。
「毎日質問してくれているね、おかげで毎日
何か気づきがあるよ」というのが承認。
承認とは、このように「ここまでやったんだね」という
到達点を事実として伝えることだ。
もちろん、ほめる言葉もやる気を引き出したり、
行動を続けるモチベーションにはなる。
けれど、評価のウエイトが強くなりすぎると、
「評価する人とされる人」という関係になってしまうので、
その言葉を素直に受けとれない人も
出てくるのではないだろうか。
あなたが、だれかのやる気を引き出したいなら、
まず相手の存在を認め、
さらに相手に表れている違いや変化、
成長や成果にいち早く気づいてやることだ。
そして重要なのは、それを言葉として相手に伝えること。
むずかしく考える必要はない。
あいさつやちょっとした感謝の言葉も承認になる。
いままで、あながたもらった言葉で、
「自分を認めてくれているんだな」と思った言葉は
何だろうか。
そして、それはだれにいわれたのだろう?
そのことを思い出して、
部下やまわりの人に接してみてはいかがだろうか。
いままででいちばん心に残っている、あなたを認めてくれた言葉は何ですか?
2. ストレスサインに気づく
最近、とくに目が疲れる。
これがぼくのストレスサインだ。
ストレスともつというと、
大きなストレスを想像してしまいがちだが、
実は、小さなストレスが徐々に大きくなっていくことが多い。
ストレスにも段階がある。
プチストレス、ストレス、ヘビーストレス。
人によって症状が違うが、
最初の段階は、
目が疲れたり、肩がこったり、
カラダがだるくなったり。
次の段階は、
イライラしたり、ちょっとしたことで怒ったりする。
ヘビーストレスになると、
悩みが1日中頭から離れなかったり、
何をするにも無気力になったりする。
ヘビーストレスになると、
回復をするのにとても時間がかかってしまう。
そんなときのためにも、
プチストレスになるときのサインを見逃さず、
ストレス解消を早期に行うほうがいい。
どんな症状が、あなたにとってのストレスサインなのか。
自分で意識して、そのサインを見逃さないようにしよう。
あなたのストレスサインは何ですか?
3. 期待値を下げる
プレゼントをもらったのに、がっかりする。
橋梁が少し上がったのに、がっかりする。
大好きな人と結婚したのに、がっかりする。
それはあなたが、期待をしすぎていたからだ。
がっかりしないですむ唯一の方法は
あまり過剰な期待をしないこと。
つまり、期待値を下げてみるのだ。
期待値を下げれば下げるほど、
喜びや感激が大きくなる。
まったく期待しないのではなく、
ふつうの気持ちで接すること。
期待値が低い分、
ちょっとしたことで感動できるようになる。
とくに、家族や職場においては、
あまり相手に期待を抱かず、接してみてはどうだろう。
期待の裏側には怒りや悲しみがある。
マイナスの気持ちをなるべく感じないためにも、
過剰な期待はやめて、
ふだん着のこころで接してみよう。
相手に期待しすぎていることは何ですか?
レーナ says
パートナーに、人生を同じくらいの気持ちでたのしんでほしい。