こころのエンジンに火をつける前に、
まずはこころの中にあるモヤモヤしたものを取り除かなければいけません。
こころの中を浄化してすっきりさせて、ホッとした状態に。
今回は、自分のこころと対話をしてみてください。
「しつもん」があなたのカウンセラー役となってくれることでしょう。

1. 負の資産を処分する
会社のとってマイナスの資産。
それは切り捨てなければいけない。
同じように、
個人にも、負の資産があるかもしれない。
無駄に買ったもの。
忘れられない、嫌な思い出。
ネガティブ思考。
資産であるがゆえに、
いつか、どこかで役に立つかも、
と思ってしまい、捨てられない気持ちにもなる。
しかし、
そこはあくまでも「負」。
そんな負の資産は、
思い切って処分してしまうのがいい。
あなたの負の資産を処分してみてはいかがだろうか。
あなたの、負の資産は何ですか?
2. 無理に許そうとしない

人を許すということは難しい。
許すということは、
認めることであり、任せることでもある。
幸せに生きていくとすれば、
あなたが許していないことを許すといい。
でも、
じつは今すぐ許さなくてもいいのだ。
相手に何かしらの期待をしていると、
その期待が裏切られたとき、許せなくなる。
「許せない」ことに意識がいっているのに許そうとすると、
無理をすることになる。
その無理が、こころとカラダに歪みを起こすのだ。
無理やり許そうとするのではなく、
時間がたつのを待ってみよう。
「許してもいいかな」と
思うときは、必ず来るはずだ。
あなたが許せなかった出来事は何ですか?
3. 情報肥満にならない

美味しいものを食べると、
おなかいっぱいになる。
当たり前だが、食べ過ぎ注意である。
食べ過ぎたとき、
しばらく食べるのを控えれば元に戻る。
しかし、たくさん食べても、
自覚症状がないものがある。
それは情報だ。
食べても食べても、
おなかいっぱい感はないが、
実際は肥満状態。
あれもこれもと、どんどん詰め込んでしまう。
そんなときは、食べ物と同じように、
食べることを控えよう。
そうすれば、少しずつスペースが空いてくる。
ゆとりが出てくる。
そこで初めてゆっくりと消化して、
栄養になるのだ。
学ぶための情報だとしても、
自分にとって必要ないものは
切り捨てるほうがいい。
あなたが必要としない情報は何ですか?
4. 忙しさを選ぶ

あなたは今、忙しいだろうか。
忙しい、と答えた方が多いかもしれない。
では、その忙しさはどんな種類の忙しさだろうか。
忙しさには2種類ある。
追われる忙しさと、追う忙しさだ。
追われる忙しさは、こころもカラダも疲れ、
追う忙しさは、満足感がある。
どうせ忙しいのなら、
こころを亡くす忙しさよりも、
充実感もあり、後悔しない忙しさを選ぶほうがいい。
自分のやりたいことに突き進んでいるか、
可能性が上がる状態に変えようとしているか、
後悔しない行動を実行できているか。
このように、一歩でも何かに向って歩み始めたとたん、
忙しさの室は変わってくる。
あなたは、何に忙しいですか?
5. 自分を超える

優勝したチームが、次のシーズンにも優勝する、
とは限らない。
それは、優勝したことによって、
チームの弱点や直さなければいけない部分などが
見えにくくなっているからだ。
また、
負けると反省をするが、
勝つと反省をする機会が極端に低くなる。
大事なのは、
うなくいっているときこそ、
自分たちのことを振り返ることだ。
うなくいっているのは、とてもいいことだし、
もっと伸ばせばいい。
しかし、そんな姿の中にも、
成長を止める原因はある。
自分たちが最高にうまくいっているとき、
それよりすぐれた組織を作るのに一番適しているのは、
自分たちに他ならない。
あなたを超えるのは、あなたしかいないのだから。
あなたは、昨年のあなたを超えていますか?
6. 魔法のメモ帳を作る

昔、ぼくのスケジュール帳は、
いつも、びっしり埋まっていた。
スケジュールを埋めることが、
充実感のある人生だと思っていたからだ。
その結果、忙しい人生だけが待っていた。
しかし、
今ではスケジュール帳よりも、
メモ帳のほうを大事にしている。
そのメモ帳には、
やりたいことや思い浮かんだアイデア、
未来の自分の姿等を書き込んでいる。
言ってみれば、
夢を実現するための魔法のメモ帳だ。
スケジュール帳を持っている人は多いが、
魔法のメモ帳を持っている人は少ない。
これは、思った以上に効果が大きい。
自分の理想の姿に少しずつ近づいているのを
感じることができる。
あなたも魔法のメモ帳を作ってみてはいかがだろうか。
あなたは、魔法のメモ帳に何を書き込みたいですか?
上記の魔法の質問に答えてみる