学習の習慣ができていないと、
宿題にとりかかるにもひと苦労ですね。
1.宿題にとりかかる前の声かけ
お母さんは「やりなさい」という意味で
「なんでやらないの?」と言ってしまいがちですが、
「やりたくないから」と答えが返ってくるのがオチ。
とりあえず「やりたくないね〜」
と子どもの気持ちを認めましょう。
小学校3年生くらいまでなら、
宿題はお母さんがそばについて見てあげるのが基本です。
まずは「宿題は何があるのかな?」
とやるべきことを子どもに確認させましょう。
子どもがテーブルの上に宿題を出したら
「どれからやろうか?」とすぐにエンジンをかけます。
もともと宿題をやりたくないわけですから、
あまり考えさせる質問をしてもいい方向にはいきません。
ここは、“はじめの一歩”に取りかかりやすい声かけをして、
行動に移させましょう。
魔法の質問
・宿題は何があるのかな?
・どれからやる?
・宿題は何があるのかな?
・どれからやる?
2.宿題を始めてからの見守りスタンス
それでもなかなか宿題に手をつけなかったり、
始めたもののすぐに席を立ったり、
何か遊び出したりと集中しない様子が見られたら、
子どもに目標を持たせてみましょう。
「この宿題、何時までに終わらせたい?」
と子どもにゴールを決めさせます。
「宿題が終わったら、どんなことをしたい?」
と終わってからの楽しみも用意しておくといいでしょう。
子どもから「タイマーを使ってやりたい」
という提案があれば、使いましょう。
ただし、時間ばかり気にして適当に終わらせようとする場合は、
「宿題はどんなふうに仕上げたい?」
と質問するなどして、子ども自身に軌道修正させることが必要です。
魔法の質問
・この宿題、何時までに終わらせたい?
・宿題が終わったら、どんなことをしたい?
・宿題はどんなふうに仕上げたい?
・この宿題、何時までに終わらせたい?
・宿題が終わったら、どんなことをしたい?
・宿題はどんなふうに仕上げたい?
上記の魔法の質問に答えてみる