世の中には、たくさんの課題や問題があります。
世の中という大きなくくりでなくとも個々人はさまざまな問題を抱え、悩んでいるのです。
それをいかに見つけることができるか、そしてどう解決するか。
これがビジネスです。
何もビジネスをしようとしているわけではなくても、
これができる人のところには人も情報もお金も自然と集まってきます。
なぜなら、人も情報もお金も自然に集まってくる人とは、
世の中に貢献できる人であり、世の中から求められている人だからです。
まずは、あなたの身の回りにどんな課題があるかを探しましょう。
課題の大小や、解決しているかどうかはどちらでもかまいません。
それを見つけることが、これからの時代に必要な力です。
1. デザインとは課題発見
ぼくはつながりをつくることにエネルギーをかけていたのですが、
もっと面白いものに出会いました。
それが「デザイン」です。
デザインの「本当の意味」を学んだことこそが、
ぼくが起業することになったきっかけなのです。
それまでぼくは、デザインとは「見た目のいいものをつくる」ことだと思っていました。
かっこいいポスターや映像など、
それらをクリエイトすることだと思っていたのですが実はそれだけではなかったのです。
ぼくたちが習ったデザインとは、
「世の中の課題を解決するためのサービス」ということです。
普通は、デザインというと、作り手の作りたいものを発信してしまいがちです。
でも、それはデザインではなく、アートです。
もちろんアートもとても価値がある活動ですが、
デザインという見方をすると
「世の中の課題、ある人の課題や不安、問題を解決するサービス」
という捉え方になります。
つまり、デザインは、作り手が出したい作品ではなく、
「世の中が求めているもの」を提供するのです。
2. コミュニケーションもビジネスもデザイン
ちなみに、コミュニケーションもビジネスもデザインです。
コミュニケーションは、1人ではできません。
相手がいて初めて成り立つもの。
「これを伝えたい!」ではなく、
「どうすれば伝わるか?」という視点で行なうことが秘訣です。
ビジネスも、自分が提供したいものを提供するだけではなく、
相手が求めるもの、相手が課題と思っているものを提供することが大事です。
その対価としてお金が支払われ、利益となっていきます。
ぼくのビジネス感覚の原点は「デザイン」にあります。
それに気づいてから、世の中にどんな課題があるかを常に探すようになったのです。
世の中にどんな課題がありますか?
上記の魔法の質問に答えてみる