名言とは、他人の人生を多く変えてしまう力を持った魔法の言葉です。
ぼくは賢人の名言を読むたびに、その奥に隠れた質問を想像していました。
質問と答えは対であり、名言は答えに当たります。
名言の裏には、その名言を生んだ質問が存在しています。
もし、あなたが何かを成し遂げたいと思っているのなら、
これらの質問に答えていくことで考え方や行動のヒントが見つかり、
人生が劇的に変わっていくことでしょう。
今回は、賢人たちからの運命を変える質問です。
1. 今の苦しみはなんだろう?
悲しみや苦しみは一見、ネガティブな感情です。
「できれば味わいたくない」と思うのが人というものかもしれません。
しかし、これまでの人生を振り返ってみても、
「あの悲しみを乗り越えたから、今の自分がある」
「あの苦しみがあったから、今のこの状態がある」ということはあるのではないでしょうか?
ピカソも自分の芸術は楽しみや快楽から生まれるだけでなく、
苦しみや悲しみを乗り越えたからこそ生まれることを知っていました。
悲しみや苦しみを味わうことは悪いことではありません。
もし、その感情を感じたときは、そのネガティブを味わう覚悟をして、
この質問に答えながら、「その先に何かが生まれる」ということを意識してみましょう。
今日はなにを問いかけよう?
・今までどんな苦しみがありましたか?
・悲しかったことからの学びは何ですか?
・今の自分があるのはどんな出来事があったからですか?
2. 食べるためではなく、生きるために何をしようか?
何か始めたいと思っているとき、ほとんどの人が、
「これをやって生活費を稼げるか?」ということにフォーカスしています。
そうすると、食べることが目的になり、食べるために生きることになります。
すると、不思議なことに、食べるためのお金しかもらえなくなるのです。
それは、目的が変われば、結果も変わってくるからです。
しかし、人は食べるために生きているのではなく、生きるために食べています。
「生きるために何をするか?」をしっかり考え、どんなふうに生きていきたいのか、
自分の答えを明確にしてから、物事は始めたほうがいいでしょう。
今日はなにを問いかけよう?
・生きていく上で大切にしたいことは何ですか?
・どんな生き方をしたいですか?
・あなたの生きる目的は何ですか?
すべての体験は、
生きる目的を知るために起きているのかもしれません。
上記の魔法の質問に答えてみる