自分のことを知ることはとても大切です。
自分の事を知ると、自分が「何が好きで、何が嫌い」かがわかります。
「何がしたくて、何がしたくないか」というのもわかります。
バランスライフを送る上で、それを知っていることが、実はとても重要です。
今回は、
「やりたくないことは長続きしない」について
深めていきたいと思います。
1. 自分を取り巻く全てのことと闘っている
多くの人は忙しくて、自分の好き嫌いや、
自分が何をしたいかなんてことに注意を払う余裕がありません。
ぼくも、自分の好きなことを仕事にするために会社を作ったのに、
いつの間にかやりたくない事ばかりをたくさんやってきました。
まったく気が抜けない状況で、生きていたと思います。
長い間、それに気づくこともなく、すべてを失うまで、ずっと走り続けていたのです。
そうして考えてみると、
どうもやりたくないことをしているときは、緊張していたように思います。
それは、言い換えれば、
自分を取り巻く全てのことと闘っているような感覚でもありました。
2. やりたくないことをやっているので、どうしても無理をする
当然、自分にも厳しくなります。
「もっとがんばらなきゃ」
「もっと○○しなくちゃ」
こんな状態なので、周囲の人に対しても、非常に厳しかったと思います。
社員やスタッフには、
「いかに思った通りに動いてもらうか」を考えていましたし、
いつも「ライバル会社に負けたくない」と考えていました。
気が張っているから、心が休まる間もありません。
こんな状態でいいことなど起こるわけがないのです。
そうして考えたとき
当時の自分は「力が入りすぎていた」ということがわかってきました。
それで、「長続きすることができなかったのだな」と感じました。
力が入りすぎると、逆に上手く力が入らないという現象が起きます。
たとえば、柔道や空手などの武道は、無駄に力が入った状態では勝てません。
上手く力を抜かなければ、本当の力を発揮することができないのです。
武道だけでなく、人生もこれと同じだと実感しました。
いかがでしたでしょうか?
上手く力を抜くことが
自分本来の力を発揮するということなんですね。
上記の魔法の質問に答えてみる