与えれば与えるほど豊かになります。
なぜならば与えることで、それ以上のものが知らずしらずのうちにめぐってくるからです。
今回は、
「まずは与える」ことで、豊かになっていくというお話です。
1. 欲しいが先走ると・・・
とはいえ、ついつい、与える前に「欲しい」という欲求が出てくるかもしれません。
別にこれは不自然なことではないのですが、欲しいという気持ちばかりが先に出てしまうと、
入ってくるべきものも去っていくのです。
私自身も、「欲しい」が先にある時期がありました。
いろんなことを教えてほしい。会ってほしい。商品を買ってほしい。
欲しい欲しいと思っているときは、不思議なことに同じような人にしか出会いません。
出会う人が、みな同じように自分に求めるので、こちらは守るのに必死です。
営業に来たら断り、悩んでいるので、いろいろ教えてほしいという人は避けて会わないようにしていました。
でも、あるときに、周りの人はまるで自分のようだということに気がつきました。
であれば、逆に与えることをしてみようと思ったのです。
2. 目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう?
そこで、
「目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう?」
という問いを、自分自身に投げかけるようになりました。
その人との会話で出てきた「欲しい」というものを買って贈ってみる。
こんな人と出会いたいと言っていた人には、紹介してみる。
イベントを企画しているんだけど、なかなか人が集まらないんだよねという人には、
告知を協力してあげる。
時には、その人に気づかれないように喜ばせることもあります。
誕生日にその人の友人たちに声をかけて、お祝いのメッセージをまとめて贈ってみる。
このことをやってみて気づいたのですが、もらうときよりも、ギフトをあげるときのほうが、
幸せを感じる時間が多いのです。
もらったときはその瞬間が最も嬉しいのですが、サプライズのギフトを贈るときは、
それを考えたときから、ずっとワクワクする気持ちが続くからです。
また、次の二人がいたときに、あなたはどちらの人に関わり合いたいと思うでしょうか?
一人は、いつも求めてばかりで、欲しい欲しいと時間もエネルギーを奪う人。
もう一人は、目の前の人を喜ばせようといつも思い、与えることに喜びを感じている人。
このことを考えてもわかるように、与える人にはどんどん人も集まるし、
もらったこと以上にお返しをしたいという人も多く、たくさんのものが集まってきます。
そばにいたい、一緒に何かをしたい、私もこの人の力になりたい、と思い、関係性が深まるのです。
奪う人には近づきたくない。
与える人には魅力を感じるのが、人間なのです。
・目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう?
・何を与えますか?
磯博樹 says
マツダミヒロさん、ブログの記事をありがとうございます。
与えることは、結構与えることできるのに、していないことに気づきました。
これからは、楽しく与えることができるイメージができました。